今すぐ修正だ!オープニングマッチで浮き彫りになった、侍ジャパン投手陣の「極端すぎる課題点」

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オープニングマッチで見えてきたこと





こんにちは。@eagleshibakawaです。
2012年以降、楽天戦のプレーデータを1球管理で記録収集している、鷲ファンきってのデータマニア&野球ブロガーです。

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迫りくる第4回WBC、世界一奪回へ向けて23日から宮崎で強化合宿に入っている侍ジャパン。
2月25日の昨日、ソフトバンクホークスと「オープニングマッチ」と銘打った強化試合を戦いました。

ホークス投手陣を相手に散発の4単打。
そのうち3本が菊池涼介選手によるもので、多くの打者が快音を残せなかった調整不足の打線も気がかりですが、ここでは投手陣の課題を指摘してみたいと思います。

先発の武田翔太投手を皮切りに、千賀滉大、藤浪晋太郎、平野佳寿、松井裕樹、秋吉亮の6投手が登板した本戦。

このなかでWBC使用球に問題なくアジャストできたのは、藤浪投手だったのでは?と感じました。

柳田悠岐選手に対し、ボール先行2-0経由でフルカウント勝負で四球を出してしまいましたが、逆球や抜け球がとても少なく、狙ったゾーンや投げたいコースに投げ切るコマンド能力は、合格点以上のものがあったと診ています。

もしかしたら、一番アジャストできたのは、WBC使用球に慣れすぎて、NPB使用球でしっくりこないという逆転現象を生じさせている秋吉投手だったかもしれません。秋吉投手のピッチング、当方の録画ミスで中継映像を観ることができなかったので何とも言えないのではありますが。

先発・武田投手は、手ごたえあり!と明るいトーンで報じられていますが、その武田投手とてコントロールは欠けていました。
39球中、コマンド不足の逆球などは15球。
特に変化球の制球が不安定で、22球中10球が、狙ったところではないゾーン、コースに入るコマンド不足の投球でした。

二番手・千賀投手は2イニング目に突入するとストライク率が54.5%まで下がり、ボール先行する場面が多かった。

平野投手は変化球8球中6球でボールカウントになっており課題を残し、我らが松井裕投手も同様に変化球決まらず、四苦八苦していました。
失点した後のマウンドでの表情はまさに涙目。イニング終了後、ベンチでは権藤のお爺ちゃんに公開説教をくらっているシーンがカメラで射抜かれるなどトホホな登板でした。

・・・というように、各投手、WBC使用球に対して課題を残しました。

なかでも、気になっているのは、球が高めに到達することが多かったこと。



上記配球図で、ピンク網掛けを施したゾーンが「高め」になります。
たとえば昨年の楽天戦、両軍投手陣のピッチングは、全体の32.2%が高めに到達していました。
本戦のソフトバンク投手陣は全体の38.1%が高めゾーンに到達しました。

しかし、侍ジャパン投手陣は48.6%。
約2球に1球というあまりにも高すぎる頻度で、投げた球が高めにうわずったり、抜けて入ったりしていたのです。

各投手の高め到達率は下記表のとおりです。





先発・武田投手も56.4%が高めにうわずっていました。
スライダー、カーブといった変化球が高めに抜けるケースも多かった。
松井裕投手に至っては、71.4%という値に。

当然、高めに入れば、ゴロよりもフライ・ライナーになりやすく、長打のリスクも出てくるわけです。
高めなら、詰まってもバットを振り切る打撃をされると、内野陣の頭上を越えて外野の前にポテンと落ちるテキサスヒットのリスクも出てくる。

侍ジャパンは、残すところ4試合の強化試合で高低の修正をしていきたいところ。
この修正なくして本番に突入した場合、投手陣は窮地に立たされると思うのです。【終】



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