《Game Review》 梨田楽天、対外戦2連敗。3塁踏むことができず散発7安打の零敗~2016年2月14日 楽天0-4起亜

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梨田楽天、対外戦2連敗。3塁踏むことができず散発7安打の零敗

プロ野球選手名鑑が各社一斉発売された本日、楽天は沖縄・金武ベースボールスタジアムで韓国・起亜タイガースとの練習試合を実施した。

起亜は10球団で構成されているKBOの中で昨年は借金10と負け越しての7位。NPBと比べれば力量格下のKBOで、そのまた下位チームである。その下位球団投手陣にイヌワシ打線は散髪7安打に封じられてしまった。3塁を踏むことかなわずの無得点。

一方、投手陣は大塚が三者凡退投球を見せた8回以外、毎度ランナーを塁に出す、押され気味の内容。4回に先発・古川が3安打1四球を集められ1点先制を許すと、翌5回には二番手・釜田が2死3塁、セカンド内野安打で1点を失った。7回には先頭打者を四球で出した加藤が右中間真っ二つの長打を浴び、1塁走者の生還を許すと、9回は加藤と同じく小野も四球走者を長打で生還させてしまうなど、フォアボール絡みの失点も目立つ形になっている。

楽天打線の7安打は全てシングルヒット。うち、途中出場の福田が2安打。岡島、ウィーラー、哲朗、アマダー、三好が各1安打。

相手打線は長打2本を含む12安打だった。

本日のスタメン

楽天=1番・岡島(右)、2番・哲朗(遊)、3番・銀次(一)、4番・アマダー(指)、5番・茂木(二)、6番・ウィーラー(三)、7番・島内(左)、8番・オコエ(中)、9番・足立(捕)、先発・古川(右投)

(下記に続く)

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主な出場選手への寸評

古川侑利:4回、打者18人、80数球、被安打5、奪三振1、与四球2、失点1、自責点1。

今キャンプはプロ3年目で初の1軍スタート。「アピールするしかない」と燃えている高卒3年目右腕が掲げた本戦のテーマはストライク先行投球だった。いわく「3球で2ストライクを取るようにしたいですね」とのこと。結果はどうだったか?というと、合格点と言えそうだ。3球目以降に決着のついた打者14人中、実に9人を3球目までに追い込むことに成功、打者有利の状況を作らなかった。

2回2死満塁、4回無死満塁と2度の満塁ピンチを背負いながらも、最少失点で止めることができたのは収穫だ。特に2回は先頭二ゴを茂木のエラーで出塁を許して拡大したピンチだっただけに後続を断ち切ることができたのは大きい。いずれの満塁ピンチも、相手打線が下位に下がる打順だったという僥倖にも恵まれ、4回は適時打後になおも続く無死満塁で、相手8番9番を空三振、二ゴ併に切って取った。

一方で課題も幾つか。フルカウント勝負にもつれた打者5人との対戦成績は2安打2四球1凡打。敵方に軍配が上がっている。この辺のフィニッシュの精度を今後高めていきたい。また、秋季キャンプで最速153キロを計測するなど前評判高い中、80球ちょっと投げて空振り僅かに4つは物足りない。キャンプの疲れで決して本調子ではないというので、今後仕上げてくることを楽しみにしたい。

釜田佳直:1回、打者5人、13球、被安打2、奪三振2、失点1、自責点1。

先頭の1番打者を僅か3球、全て見逃しストライクの三振に切った時は爽快だったが、続く2番に左翼線に二塁打を打ち返され、進塁打で三進されると、4番の二安で生還を許した。

1,2塁間真ん中付近。ゴロ突破で左前へ抜けようかという当たりに、ファースト中川が飛びつくも及ばず、バックアップに入ったセカンド三好が追いつき1塁へ送球したが、このとき、釜田のベースカバーはどうだっただろうか? At Eaglesの小さくて不鮮明な映像ではそこのところ良く確認できなかった。

石橋良太:1回、打者3人、7球、被安打2、失点0。

制球、球威いずれもいまひとつだったなという印象。2本のシングルヒットはいずれもヒットゾーンにしっかり打ち返され、無死1塁でバスターからの左飛も外野後方まで飛ばされ一瞬ヒヤッとした飛球。1死1塁で右前ゴロ安打時に一気に3塁を狙った走者を、途中からライトに入った福田の好送球がなければ、ピンチ拡大、失点に繋がっていたかもしれない。福田サマサマだ。

加藤正志:1回、打者5人、被安打1、奪三振2、与四球1、失点1、自責点1。

14日のハンファ戦に続く登板。14日のゲームでは2三振いずれも見三振だったが、本戦でも1つ見三振を奪って見せている。課題の内外の制球力が徐々に形になりつつあるのかな?(昨年はこれができずに1軍で打ち込まれた) 2死1塁から長打で1塁走者の生還を許したが、その後の2死3塁では(途中から出場した)4番打者のバットをへし折る三ゴに仕留め、2点目は渡さなかった。

大塚尚仁:1回、打者3人、14球、1三振、失点0。

右打者3人を手玉に取った感じ。打者1人ずつ各1球、合計3球の空振りを奪っている。大塚の調子が良かったと見るべきか、相手打線が独特なフォームのサウスポーに慣れておらず全く対応できなかったと見るべきか。

小野郁:1回、打者5人、被安打1、与四球1、失点1、自責点1。

16日阪神戦に続く2度目の登板。先頭の8番打者に左中間へヒット性の快飛球を打ち返されたが、オコエの球際スライディングキャッチに救われたが、その後2死2塁での2番打者の中越三はさすがのオコエも及ばず、背走した頭上を完全に越される芯を食った一撃になっている。

昨年来、こういうシーンが多いのだ。シンクタンクDELTAが集計したBatted Ballによると、昨年の小野のHard%は50.0%だった。1軍で打者27人と対戦した中で打ち返された打球の50%が強い当たりだったということになるのだ。コースやゾーンが甘い。身体の開きが早く、打者にとって見やすい軌道のシュート回転になり、結果コンタクトされやすくなるということなのだろう。抜本的な改善が必要。

岡島豪郎:左安、中飛

初回先頭打者打席では初球撃ちで左前へライナーで弾き返した。アウトハイに入ってきた投球を一振りで仕留めている。7日の紅白戦では4打席4打球全てゴロだったが、16日阪神戦以降、ここまでの5打球は全てフライまたはライナー。元気の良さが戻りつつある。

哲朗:投犠、中安、左飛、終了、四球

これで対外戦で放った安打は3本になった。この3本全て打球方向が右、左、中と均等になっているのが素晴らしい。

銀次:左飛、二ゴ

7日の紅白戦から数えてこれで8打席を消化しているが、うち6打席は2球目以内の早期決着。実は銀次、年々、初球スウィング率を上昇させてきているのだ。2013年の20.1%を皮切りに2014年は22.9%、2015年はリーグ平均を上回る35.5%を記録した。今年はさらなる積極打法に打って出るのか気になるところだ。

アマダー:遊ゴ、空三振、左安

狭いスタンスで背筋を伸ばして屹立する打撃スタイルでは、ストライクゾーンに甘く入った球は打ち返せても、外角や低め全般、特に外角低めの変化球に相当苦しむのでは?と思う。

"来日初安打"は右投手から。1-0からの投球を引っ張ってショートの左、三遊間をゴロで破る左安だった。一方、左投手に苦しんでいる。今日も空三振に倒れた左投手との対戦ではバットが2度空を切った。紅白戦では森が投げ込んだ低めスライダーに空振り、16日阪神戦では左腕の岩貞に空三振を喫している。サウスポーが投げてくる球筋に戸惑っている。

茂木栄五郎:二ゴ、二ゴ

7日紅白戦、14日ハンファ戦、16日阪神戦と出場した全試合で最低1本のヒットを打ってきた茂木だが、今日は平凡二ゴが2本。快音が途絶える形になった。ここまで13打球中、7打球が右方向。やや強引に引っ張りにいくケースも見られるため、もっとグラウンドを広く使い、大学時代に見せたスプレーヒッターぶりでアピールして欲しい。ここまでサード先発出場だったが、初めて二塁スタメンで出場している。

ウィーラー:左安、空三振

対外戦初出場。初打席でしっかり左前へ打球を打ち返した。2打席目は2度バットが空を切ったが、相手の左腕投手(背番号47)が良かったと診たい。4回5回の2イニングを零封、21球投げて、アマダー、ウィーラー、オコエ、足立といった楽天の右打者から合計7球の空振りを奪取している。

ところで、先日、楽天の公式Instagramがこんなことを言っていた。「メキシコのウィンターリーグで2年連続同じチーム(guasave)でプレーし、しかも一緒に優勝までしたアミーゴ。さらに同い年である上に、なんと誕生日はわずか3日違い‼️ということはきっとアベックアーチたくさんイクワヨ」

島内宏明:二ゴ、中飛、空三振

復活を願わずにはいられない犬鷲戦士の1人。2回1死1塁で放った1打席目の二ゴはセカンド強襲の強い当たり。相手二塁手が弾くほどの打球で2塁封殺が精一杯。ゲッツーを防いだ。3打席目の空三振は完全腰砕け。ヘルメットも脱げてしまうほどの三振劇になっている。これで対外戦成績は8打数1安打1三振。

オコエ瑠偉:空三振、空三振、遊ゴ、右飛

守備では9回先頭打者の左中間ヒットコースの飛球を俊足飛ばしておいつき、球際で鮮やかなスライディングキャッチの美技を披露するなど魅せてくれたが、打撃ではさっぱり。7日紅白戦から続いていた連続安打が止まっている。良い当たりの凡打すらなかった。19球と対峙し、11球でスイングしにいったが、3球で空振り。7日紅白戦から15打席を数えたが、全体の40.0%が三振。

足立祐一:一邪飛、四球

久米島キャンプでのブルペンや紅白戦や練習試合の映像を私が見ている限りでは、足立が投手の球を完全に後ろに逸らしてしまったケースはまだないと思う。窮屈な体勢で必死に止めにいったケースは何度か目撃しているが、後ろに転がっていった光景は記憶にない。

中川大志:空三振、三ゴ併

豪州ウインターリーグ等の経験を得てメンタルも鍛えられたと思うのだが、基本、この人のメンタルはあまり強くない。昨季1軍でも打席内で落ち着くため、手首に吹きかけた香水の匂いを何度もかぎ、平常心と集中力を維持していたエピソードは有名だ。

紅白戦では2安打1四球と好調発進のようにみえたが、対外戦ではこれで9打席で1安打のみ。14日ハンファ戦、16日阪神戦と立て続けに2死球貰ったのが、メンタルに悪影響を及ぼしているのでは?と心配だ。

【終】




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