女房役と掴んだ岩隈久志116球の快記録。日本人3度目のノーヒッターで日曜サンデーモーニング張さんアッパレ出るか?!

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メジャー最多球数を投げたレンジャーズ戦から中3.5日の登板で快記録



1勝1敗で迎えた本拠地オリオールズ3連戦の第3戦である。

7/23タイガーズ戦から5登板連続の中4日、メジャー最多球数118球を投じた前回8/7レンジャーズ戦から中3.5日、疲労が心配されたが、そんな懸念も見事に雲散霧消。胸のすく快投で快記録達成を見せてくれた。

9回、打者29人、球数116、被安打0、奪三振7、与四球3、失点0。

1人の打者にもHのランプが灯るのを許さず、野茂英雄に続く日本人投手3度目のメジャーでのノーヒットノーランを達成した。

今から思えばだ。予兆はあった。今季は右広背筋の故障で4月下旬にDL入りしたが、復帰した7月以降は所々炎上はありつつも、確実に好投を繰り返してきた。

7/11エンゼルス戦では8回3安打無失点、7/6にヤラれたタイガース相手に7/23の再戦ではリベンジの7回6安打2失点、前々回8/2ツインズ戦ではあと一歩でメジャー初完封勝利を逃す9回途中3安打1失点、前回は後半戦打撃好調で田中将大を沈めたレンジャーズ打線を相手に7回6安打3失点とゲームを作ってきた。7/11エンゼルス戦以降の6試合では防御率3.00。岩隈は新たな投球モデルを試しながら、復調~完全復活の道のりを歩いていた。

そして迎えた本拠地オリオールズ戦のデーゲーム。予兆あったとはいえ、アリーグで打率5位、本塁打4位、打点4位、得点6位を誇るオリオールズ打線を向こうにまわしての球史に名を刻む大記録になったわけだ。

(下記に続く)

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両軍のスタメン

オリオールズ=1番・マチャド(三)、2番・パーラ(右)、3番・ジョーンズ(中)、4番・デービス(一)、5番・パレデス(指)、6番・スクープ(二)、7番・フラハーティ(遊)、8番・ジョセフ(捕)、9番・ロウ(左)、先発・ゴーズマン(右投)

マリナーズ=1番・マルテ(遊)、2番・シーガー(三)、3番・グティエレス(指)、4番・カノ(二)、5番・スミス(右)、6番・ジャクソン(中)、7番・トランボ(一)、8番・ミラー(左)、9番・スクレ(捕)、先発・岩隈(右投)

序盤3回はパーフェクトピッチング



1回表、立ち上がり僅か11球での三者凡退投球になった。

1番・マチャド。終わってみればここでアウトを取ることができたのが大きかった。左打ちのデービスと並んでオリオールズの双砲を担う右打者にスライダーを左中間に打ち返された。本戦レフトを守るのは本職ではないミラー。そのミラーが背走しながら最後はジャンピングキャッチでグラブに収めるライナーアウト。もしここで慣れない守備で目測を誤り頭上を越されていたなら、その後の快記録はなかったし、無失点投球もできたかどうかは怪しくなってしまう。ここでミラーがぎこちなさをみせながらも頑張って白球をもぎとったことに拍手を送りたい。

その後、2番・パーラにはボール先行2-0、2-1から打者が振りたくなる真中低めに誘い球を投げ込み、思惑どおりの一ゴに取る。3番・ジョーンズは3球三振。通算対戦成績8打数ノーヒットの相性もあっただろうが、三振を奪ったアウトハイ92マイル(148.1キロ)の4シームには伸びがあった。

2回表はさらに球数少なく9球で3者を料理した。

アリーグ本塁打ランキング3位の31本、同打点1位。後半戦だけで12本塁打、打棒爆発の.315/.406/.750、OPS1.156、現在9試合連続ヒット中。当たりに当たっている4番クリス・デービスを先頭打者で迎えたが、高々打ち上げさせての左飛に仕留めた。2-1からの高めスライダーだったが、ストライクゾーンに甘く入る完全失投ではない。インハイ寄りのボール球だった。それに初球投じた膝元ボール球のスライダーにも全くタイミング合わずのファウルになっていたので、スライダーに合っていなかったのだ。

5番・左打ちのパレデスには本戦初めて投じたカーブでイージーな三ゴ、続く6番・右打者のスクープには1-1から一直を打たれたが、外角低め投球をバットの先で合わせただけの勢いに欠ける打球だったため、トランボが軽々処理している。

3回表も9球による1、2、3ピッチング。下位打線を僅か3分23秒で片付けた。

先頭・左打ちのフラハーティ。打者7人目にして初球で初めて変化球を使用。スライダーで入り見逃しストライクを取った。その後、高め釣り球でファウル、ボールと追い込んだ後、1-2から高低攻め。低めに決めたいスプリッターだったが、高めに抜ける失投になる。しかし、相手が対応できず、三遊間深めの平凡な遊ゴに討ち取っている。その後、8番、9番を右飛、三ゴに退けた。9番打者にはボール先行2-0からアウトコースのシンカー。打ち頃の高さに見えたが、平凡な三ゴ。それだけ本戦で球が動き、キレていたのだろう。

序盤3回、岩隈がパーフェクトピッチングを見せ、強打のオリオールズ打線を封じると、その直後の3回裏味方の攻撃で味方が2点を先制した。1死後、1番・マルテが選んだ四球を起点に暴投で二進、首痛でスタメンを外れたクルーズの代役3番・グティエレスと、
4番・カノの中軸に長短連打が生まれ、2点を奪った。(SEA2-0BAL)

4回表、2四球で招いた本戦唯一のピンチ



2点の援護を貰った岩隈。その直後、4回表で本戦で唯一のピンチを招いた。自ら与えた2四球で1死2塁~2死2,1塁のピンチを背負った。

ちょうど2順目に入ったオリオールズの攻撃。先頭の1番・マチャドに四球を与えてしまう。この四球は0-2経由だったのでもったいなかった。今季の盗塁数は15個。走られるケースは滅多にない岩隈だが、1塁走者を気にしての投球は、できれば避けたいところだった。無死1塁で2番の左打者パーラ。0-1から外角狙いの速球がインコースに抜けた逆球を引っ張られた。詰まり気味のバウンドが1,2塁間深めをしぶとく襲う。これが外野に抜けていれば一気に無死3,1塁のピンチになったところ、カノが球際を追い付き、1塁送球して二ゴとする。

この後、3番・ジョーンズには高低攻めで三振に取り、通算対戦成績を10の0とし、2死2塁でデービスに四球。一発長打を警戒し、慎重になりすぎたあまり制球も正確さを欠いた。しかし、ここは歩かせて正解だったと思う。一閃でたちまち同点というシーンだったからだ。その後の5番打者、ファウルを打たせて2-2、この後、岩隈がマウンド上で苦しげな表情を浮かべたのが印象的だった。本当にこの要所は苦しかったのだろうし、だからこそこのピンチを看板球スプリッターでの三振で切り抜けたのは大きかった。

岩隈がピンチで相手打席を切り伏せて帰ってきた直後、味方が1点を追加する。女房役のスクレのバットからタイムリーツーベースが飛び出した。(SEA3-0BAL)

点差が3点に広がった責任投球回5回表、ヒヤッとさせられる失投があった。

僅か5球で2死を取る。いずれもスクレの要求したミットどおりに投げ込み、2本のゴロアウトを奪って2死。しかし、8番・右打ちのジョセフ。2-2から投じたスライダーが真中に入る失投。一瞬ヒヤッとさせられたが、左中間ウォーニングゾーンの手前で失速するフライアウトになる。今季ホームラン10本を打っている右打者には格好のホームランボールだったが、相手の打ち損じに助けられた。

6回表、打者を寄せ付けない高め4シーム



6回表も三者凡退だ。打順が3順目に入ったが、上位の1、2番を連続三振に取った。

力強い高めの4シームが打者を寄せ付けなかった。マチャド、パーラともに低め変化球を意識させて追い込むと、ラストは相手の裏を鮮やかに突いた高め勝負。球速は90マイル(144.8キロ)と平凡だが、球速表示以上の伸びが感じられ、低め変化球が脳裏にある打者の振り遅れ空振りを見事に誘った。

7回表、5回から続く三者凡退が3イニング目に突入した。

先頭は岩隈にとってのお得意様ジョーンズ。外角高め92マイルを中堅後方ウォーニングゾーン付近まで飛ばされたが、合わせただけの打撃だったため大事ないイージーフライ。4番・ジョーンズには高めを意識させた上での低めスプリッターが絶妙に決まり、本戦6個目の空三振。5番打者にはストライクゾーン内で球を動かしての二ゴ。いよいよ快記録が近づいてきた。まるでヒットを打たれる気がしない7回の投球だった。

8回表、場内のボルテージ一気に上昇



8回表、この回からセーフコフィールドの雰囲気がガラリと変わっていく。それまで試合はそっちのけで後ろを向いてビールを煽って歓談を楽しんでいたような観客も、岩隈の快投の行く末に目を凝らすようになっていく。1球1球歓声が湧く。NHK BSの中継、この回から画面の右上に「岩隈ノーヒットピッチング」の表示。

先頭打者四球になった6番・スクープへの投球時、岩隈がスクレのサインに首を振る。恐らく本戦で首を振ったのは初めてではないか。マクレンドン監督はマウンド上の岩隈を凝視、かたやウェイツ投手コーチはベンチに座りながらヒマワリの種をフツーにモグモグしている。通訳の鈴木氏の表情はどこちなく落ち着きを欠いたような佇まい。

試合後の岩隈のコメント、意識したのは最終回からだと言うが、先程首を振ったシーンといい、1死1塁で8番・ジョセフへ投じた0-1からの2球、3球、アウトローの四隅いっぱいを狙った際どい投球に、岩隈もこの回一段とギアを上げてきたように感じた。この後、ジョセフを注文どおりの6-4-3併殺ゴロに討ち取り、一気に3アウト。物語の結末はいよいよ最終回へと入った。

9回表、静寂に包まれるセーフコフィールド



そして迎えた9回表、僅か9球の三者凡退ピッチ。9番、1番、2番を討ち取って、名誉ある栄光を手にした。

先頭打者は9番のロウ。セーフコフィールドに集まった野球ファンが心憎い演出をする。あれだけ湧いていた場内が水を打ったように一気に静寂に包まれた。いつでもどこでも鳴り物応援のNPBでは全く考えられない光景だった。ロウを92マイルで差し込ませて三塁側へファウルポップフライを打たせる。サードのシーガーがフィールド席のフェンスぎりぎりでポケットキャッチで1アウトを取る。

3球勝負で三ゴになった1番・マチャドには2球真中への甘い投球があった。しかし、場内の異様な雰囲気にたじろいだのかマチャドが対応できない。ラストバッターは2番・パーラ。初球。女房役スクレが構えたのは高め釣り球。本戦で何度も有効手を奪ってきた高め攻めをラストにも要求した。スクレのミットより低めに入る投球だったが、気持ちで投げた92マイルは最後まで球威を失わず、センター左に打ち上げさせてのフライアウト。

日本人では野茂英雄氏以来2人目3度目となる快記録、マリナーズの球団史では5度目のノーヒッターになった。

(下記に続く)




女房役スクレと共に掴んだ栄光のノーヒッター



9回、打者29人、球数116、被安打0、奪三振7、与四球3、失点0。

「凄い声援が後押ししてくれた。(意識したのは)最終回のマウンドに上がってから。とにかく一人一人でいこうと思っていました」

「気持ちで投げました。自分らしいピッチングを出そうと、全力で投げました」

「家族がきょうも見に来てくれていて心強かったし、きょうはスタンドのたくさんの応援のおかげでできた。感謝の気持ちでいっぱいです」

快記録は、投手の状態が万全であっても、運や守備陣に恵まれなけば成し遂げることはできないし、18.44m先の打者も絶好調の場合は難しくなる。逆に、投手の状態がそこまで万全ではなくても、他の諸要因がピタリ重なったら、達成への道も開けてくる。例えば、岩隈自身の状態で言えば、本戦より良い岩隈は過去3年間幾つかあったと思う。しかし、その時は他の諸要素が欠けていた。

運、投手の状態、捕手のリードやキャッチング、相手打者の力量とその状態、球審との相性、守備陣の力量、風向きや気温などその日の環境条件やパークファクター、味方打線の得点力etc... 本戦で言えば、家族の応援の有無も入るだろう。複数の要素が絶妙な黄金比率で噛み合った時、道が開けるのだ。

本戦の岩隈、116球が全て思い通りのゾーン&コースに操ることができたわけではなかった。典型的なのは右打者に投じたスライダーだ。その11球は全てアウトコース狙いだったが、高めに抜けたり、インコースに入ったりするケースが7球もあった。その中の2球はストライクゾーン真中に入るヒヤッとする失投。しかし、1つは外野後方の中飛、1つはバックネット裏へのフライファウルになった。

しかし、そういった幾つかあった甘いゾーンへの失投を目立たなくさせ「隠す」ことに成功し、相手打者が仕留めることができずに終わったのは、岩隈の球に球威やキレがあった証拠であると共に、マスクを被った女房役ヘスス・スクレの貢献度も大きかったのでは?と思う。

正捕手ズニーノとスクレ。岩隈と組んだ時の防御率に決定的な差が生じていた。(本戦試合前データ)

ズニーノ・・・今季5.29、通算3.93
スクレ・・・今季1.72、通算1.57

もしマスクを被ったのがズニーノだったら、完封勝利はあったとしてもだ。ヒット数本は打たれていたのでは?と思わざるをえない。スクレなくして岩隈の快記録は語ることができず、過去2年間メジャー僅か29試合の出場に止まる二番手捕手にとっても、今後のキャリアが開けていく大切な一戦になった。(コチラの写真、めっちゃ感動します)

4シームやシンカー等の速球、それも高めの速球が力強かった。スクレが高めにミットを構えたのは合計22球。そのうち高めに投げ切れず中段ゾーンに入る球も幾つかあったが、そんな球も含めた22球の内訳は、下記のとおり、岩隈有利に働いた。

見逃しストライク1
空振り3
ストライク寄与ファウル5
2ストライク以降ファウル4
凡打2 (5回フラハーティの二ゴ、9回パーラの中直)
ボールカウント7

高めを見せた直後の低め投球、これも絶妙な効果を発揮した。合計14球あったが、その内訳は下記のとおりだ。

見逃しストライク1
空振り4 (三振2含む)
2ストライク以降ファウル1
凡打2 (1回パーラの一ゴ、9回マチャドの三ゴ)
ボールカウント5 (四球1含む)

逆に低めを見せた直後の高め勝負、これも上々だった。合計13球の内訳は下記のとおり。

空振り1 (三振1含む)
ストライク寄与ファウル5
2ストライク以降ファウル1
凡打3 (1回マチャド左直、2回デービス左飛、9回ロウ三邪飛)
ボールカウント3

高低を駆使してストライクゾーンを大きく使ったスクレのリードと、それに応じる岩隈の熱のこもった投球が光った。だからこそ、スプリッターがいつも以上に映えたのだろう。

この日はここ最近、球種割合が増えていたカーブが少なく、僅か4球、3.4%に止まった。これはカーブで緩急をつけずとも、本戦の速球の体感速度が十分に速かったからだと考えることができる。だからこそ、スクレも積極的に高め速球を要求したのだろうし、岩隈も恐れずに速球を投げ込んだのだろう。

岩隈のピッチング事態も本当に素晴らしかったのだが、ゲームセット後、マウンド上に出来た歓喜の輪を見ると、チームスポーツの良さをも感じさせてくれる116球だった。

メジャー102試合目での快記録になった。ここでメジャー先発88試合目と書かなかったのは、1年目の前半戦リリーフにまわっていた時も、今ここに到達した岩隈を支え、血肉となった歴史の一部分だからだ。恐らく岩隈の認識も同様だと思う。ファンの中には最初から先発で使っていれば・・・といまだに嘆くむきもあるが、自著を読めば分かるとおり、岩隈はそうは考えていない。改めて適応力、順応度の高さ、柔らかさはズバ抜けている。中には父親危篤の中、短い登板間隔の中、一旦帰国しトンボ帰りして好投した試合もあった。周囲の環境に溶け込もうとする姿勢は、田中やダルすらしのぐのでは?と思う。

中4日が続いたが、次回登板は中5日で敵地レンジャーズ戦が濃厚だ。中5日で一息つけるとはいえ、直近2試合でメジャー最多116球以上を投げているので、その疲労度が唯一の気がかりだ。ナイトゲームとはいえ舞台はアーリントン。田中将大が投げた時は37.2度を計測した。暑さ対策も抜かりなく、残り試合1つ1つ白星を積み重ねていって欲しい。

出るか?! 張さんのアッパレ



岩隈と言えば、思い起こすのが2010年5月である。江川紹子さん降板事件を思い出す。

TBS「サンデーモーニング」。同年5/22巨人戦で岩隈が8回途中3失点と好投しながらも93球で降板したことが番組内で物議を醸していた。御意見番の張本勲氏は「7回で降りちゃだめよ。3対3、同点ですよ? まだ100球も投げてないんだから」。張さんはエースらしくないと苦言を呈した。これに意義を唱えたのが岩隈ファンのジャーナリスト・江川紹子さんだった。江川さんは「体調が悪かったのでは?」と感想を述べたが、これが張さんの心証を悪くした。番組内には一気に気まずい雰囲気が流れた。

その翌週から江川紹子さんは番組から姿を消した。

きっこのブログによると、どうやら張さんの逆鱗に触れ、TBSが降板に追い込んだらしい。(下記URL参照)

あれから5年、張さんは私が観ている限りでは岩隈がどれだけ好投しようが「あっぱれ」を出すことはなかった。しかし、それも年貢の収めどきがやってきた。日曜の放送が楽しみである!!

◎続・言論を弾圧したTBS報道局 (きっこのブログ)

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マリナーズ岩隈久志。メジャー3年目の好成績を支えた原動力の正体とは?!

岩隈メジャー通算40勝到達。白眉のAロッド斬り。高低、緩急、内角攻めを駆使したゴロ率70.6%の好投~2015年7月19日ヤンキース戦




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岩隈ファン最良の一日

2日たってもまだ余韻にひたっています。一世一代の投球をしたというのに、たまたま帰省先にいるため、BS環境がなくまともに見れなかったのだけが残念です。

>7/23タイガーズ戦から5登板連続の中4日、メジャー最多球数118球を投じた前回8/7レンジャーズ戦から中3.5日、疲労が心配されたが、そんな懸念も見事に雲散霧消。胸のすく快投で快記録達成を見せてくれた。

好投したMIN戦も中3.5日でした。もう中4日には完全に適応したのでしょうか。ただ、連続の110球超えで、疲労の蓄積が心配です。

>7/11エンゼルス戦では8回3安打無失点、7/6にヤラれたタイガース相手に7/23の再戦ではリベンジの7回6安打2失点、前々回8/2ツインズ戦ではあと一歩でメジャー初完封勝利を逃す9回途中3安打1失点、前回は後半戦打撃好調で田中将大を沈めたレンジャーズ打線を相手に7回6安打3失点とゲームを作ってきた

なぜかスプリッターがまったく使えなかった7/28アリゾナ戦を除いて、好投が続いていたんですよね。前回テキサス戦も、レフト(トランボ)がしっかりしていれば無失点まであった内容でしたし。

中でも8/2ツインズ戦は今回を予言するような内容で、決め球の精度などはこちらのほうが上だったのでは。相性のいいMIN相手で、捕手もスクレということで、8回まで1安打完封ペースの快投。ストライクをどんどん投げ込み、初球ストライク率は26/30の87%。三振8個のうち速球系で6つを取っていました。

>予兆あったとはいえ、アリーグで打率5位、本塁打4位、打点4位、得点6位を誇るオリオールズ打線を向こうにまわしての球史に名を刻む大記録になったわけだ。

BALは対戦成績はよくないものの、いつもHRを効果的に打たれてやられていました。が、1失点で負け投手になった去年8/3の試合(http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-2355.html)も、マーケーキスがいなければ2安打完封ペースでしたし、HRが出なければこういう好投はしそうな相手ではありました。
大振りでHRを打ちにくるBAL打線なので、はまればこういうことも起こるということでしょう。コツコツ当てに来るような相手ではこうはいかなかったでしょう。


試合は、すべてを見れてはいないんですが8回が一番の山だったでしょうか。

>この後、ジョセフを注文どおりの6-4-3併殺ゴロに討ち取り、一気に3アウト。物語の結末はいよいよ最終回へと入った。

ここです。8回1死でカウント3-1.投球数も106に達していて、球数的にも最後まで行くのは難しいのではという感じもしていました。それが一瞬でチェンジで、ノーノーはがぜん現実味を帯びてきます。こういう記録が出るときは得てしてこういうことがおきるもの。併殺はクマの持ち味の1つとはいえ、ドラマチックな瞬間でした。

9回はしびれましたね。いつもは静かな観客がストライク取るごとに大歓声。見るほうもいやおうなく盛り上がりますし、選手も冥利に尽きるでしょう。

>ラストバッターは2番・パーラ。初球。女房役スクレが構えたのは高め釣り球。本戦で何度も有効手を奪ってきた高め攻めをラストにも要求した。スクレのミットより低めに入る投球だったが、気持ちで投げた92マイルは最後まで球威を失わず、センター左に打ち上げさせてのフライアウト。

最後、球も甘いし当たりもよくてやばいと思ったんですが、リプレイを見ると思ったより打球に勢いがなくてイージーなセンターフライでしたね。


>快記録は、投手の状態が万全であっても、運や守備陣に恵まれなけば成し遂げることはできないし、18.44m先の打者も絶好調の場合は難しくなる。逆に、投手の状態がそこまで万全ではなくても、他の諸要因がピタリ重なったら、達成への道も開けてくる。例えば、岩隈自身の状態で言えば、本戦より良い岩隈は過去3年間幾つかあったと思う。

espnの記事(http://espn.go.com/blog/sweetspot/post/_/id/61634/hisashi-iwakuma-finally-gives-mariners-fans-reason-to-celebrate)にある動画でも「ノーノーするような球(No-hit stuff)が来ていたか?」「いなかったね」という議論がありました。
ノーノーを達成した選手は調子はあまり良くなかったと言うことが多いとよく聞きます。ノーノーはなによりも運に左右されるものだということなのでしょう。でもその幸運は、あるレベル以上の快投を続ければ続けるほど起こる確率が上がるわけで。

>本戦の岩隈、116球が全て思い通りのゾーン&コースに操ることができたわけではなかった。

ファングラフのチャート(http://www.fangraphs.com/pitchfxg.aspx?playerid=13048&position=P&season=2015&date=2015-08-12&dh=0)をみても、特別良いとは見えません。大雑把な制球はあるけど、ピンポイントの制球がある感じではないです。気づくのは、狙いもあってか「低めに集まってない」こと。

>典型的なのは右打者に投じたスライダーだ。その11球は全てアウトコース狙いだったが、高めに抜けたり、インコースに入ったりするケースが7球もあった。

ですね。いつものことですが危ない球種になっていました。

>マスクを被った女房役ヘスス・スクレの貢献度も大きかったのでは?と思う。

いろんな人が言ってるようにスクレとの相性は抜群ですね。私も、ずっと、スクレ先発のときは安心感がありました。スクレは何がいいんでしょうね。

高めが多いし、カーブ、インの使い方もうまいなとは思ってました。ある解説者によると、同じ球種を続けるなど打者の裏をかくのがうまいそうです。確かに前回ズニーノと組んだTEX戦では、2ストライク後はスプリットというパターンを打者に読まれていて、うまく対応されました。

サインの出し方を見ても意図がはっきり伝わってくることも多いですし、クマファンとしては今後スクレを多めにお願いしたいところです。

>高低を駆使してストライクゾーンを大きく使ったスクレのリードと、それに応じる岩隈の熱のこもった投球が光った。だからこそ、スプリッターがいつも以上に映えたのだろう。

結果などの詳しい情報のついた配球図や信頼できる球種判定のbrooksbaseball(http://www.brooksbaseball.net/pfxVB/pfx.php?month=8&day=12&year=2015&game=gid_2015_08_12_balmlb_seamlb_1%2F&pitchSel=547874&prevGame=gid_2015_08_12_balmlb_seamlb_1%2F&prevDate=812&league=mlb)を見るとさらにいろいろ見えてきます。

高めの球をゾーンの外でもどんどん振りに来ていたのがわかります。結果はほとんど空振りやファールに終わってますね。

今回の投球は数字でも速かったですね。フォーシームの平均が89.7。この日はシンカーも速く、平均89.5。中盤から上がってきた感じで、92がいくつも。
特に最後の球が本日最速というのが素晴らしい。92.3マイルで、Hori.Mov.も一番の変化。つまり右方向への変化量が最大だったということです。まさに渾身の1球でした。打者はこの球を捉えてはいたわけで、ちょっと球速や変化が不足していたら、痛恨の一撃になってたかもしれません。最後にこの球が投げられたからこそのノーノーでしたし、ここでつり球要求したスクレも見事でした。


>この日はここ最近、球種割合が増えていたカーブが少なく、僅か4球、3.4%に止まった。

スクレはカーブを6回途中から封印していますね。
また8回の2球目を最後にスライダーを封印し、以降、信頼できる、速球とスプリットだけで配球しました。これも大正解でしょう。


>メジャー102試合目での快記録になった。ここでメジャー先発88試合目と書かなかったのは、1年目の前半戦リリーフにまわっていた時も、今ここに到達した岩隈を支え、血肉となった歴史の一部分だからだ。恐らく岩隈の認識も同様だと思う。

この見方には私も賛成です。すべてがこの日のための布石だったとも思えてきます。

好調だった13年、初完投をと思っても、ウエッジ監督は100球前後で代えてしまうので、ノーヒッターでもない限り完投させてもらえないんじゃと思ってたのを思い出します。

マクレンドン監督になり球数制限が少し緩まり、完封がかかっていれば9回行かせてくれるようになり完投は時間の問題と思われましたが、2度の9回被弾でかなわず。いま思うとこれもこの日のための演出のようです。

7月末期限でのトレードも、オーナーの日本人選手が必要との指示があったらしく不発となりました。これも、慣れたセーフコのマウンドとスクレの存在がなかったらこの記録はなかったでしょうから、ノーノーの前提条件だったわけです。


今シーズンは本人もチームも勝負の年だったのに、不本意な投球やDL入りなどでもやもやがたまっていました。が、この快挙でそれらは一気に吹き飛ばしてくれました。

今後はもうこれで休んでもいいくらいですが、監督が後半で10勝を期待していると前にいってましたし、われわれも投球を見たいので、もう少しがんばってもらいましょう。もう1度大記録を達成する可能性だってあるんですしね。
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