【試合評】 今夜コボスタは菊池雄星独擅場。イヌワシ打線、平均150.4キロの快速球に成す術なし~2015年8月5日●楽天イーグルス1-6西武

スポンサーリンク




《Twitterやっています》アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。フォロワー数1650人突破。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!400人到達。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

辛島航、序盤3回までに3失点も粘り強さを見せてQS投球



楽天・辛島航。西武・菊池雄星。
技巧派vs本格派。タイプの異なる両サウスポーの先発で始まったライオンズ15回戦は、菊池雄星の独り舞台になった。

辛島は3回までに3点を先制された。

1回は1番・秋山に高めに上ずった速球を中前へ運ばれ、バントで送られ僅か5球で1死2塁のピンチを招いた。3番・浅村とは10球勝負。徹底した内角攻めで二飛に仕留めたが、4番・中村の軽打に遭う。叩きつけた打撃は辛島を越えていくバウンドになり、そのまま中前へ。このヒットで2塁から秋山が先制のホームを踏んだ。

2回は三者凡退投球を見せたが、翌3回、2点を失う。9番・外崎には高め変化球を、1番・秋山には低めを巧打され、長短連打の無死3,1塁。コボスタはバウンドゴロが跳ねやすい。この球場特性を良くわきまえた2番・渡辺直に叩きつける打撃をされ、前進守備ショート山崎の正面へ。三走・外崎が本塁突入。山崎もバックホームしたがオールセーフで1点を失う。この後、1死満塁で栗山の併殺崩れ遊ゴ時に再び三走に本塁生還を許した。(楽0-3西)

辛島は球数も多く3回まで68球。4回、5回もピンチを背負った。どうなることか?と思われた。しかし、要所で粘りを見せ、6回3失点のクオリティスタートにまとめるゲームメイクをした。

特に5回は1死3,1塁でメヒア、熊代を連続三振。本戦2度目の三者凡退投球になった6回は、秋山との対戦で白眉の三振劇を見せてくれた。1-2と追い込んだ後、インコースのスライダー投球で秋山の腰を引かせ、くの字でよけさせてのズバッと決まる見三振はみごとだった。

菊池雄星、独擅場



しかしだ。辛島は辛抱強くゲームを作り、味方打線の反撃を待ったが、菊池が良すぎた。

雄星は立ち上がりから150キロ越えをビシバシ、ズバッと連発。岡田のミットがこれまた良い音を立てる。コントロールも高いレベルで安定しており、1回1番・聖澤はアウトローいっぱいの真っすぐに手が出ずの見三振。6回まで3安打に封じられてしまう。ストレートの球威は最後まで落ちず、結局、7回途中5安打無失点の好投を許した。

9回表は7/31に育成枠から支配下登録を勝ち取り、昨日1軍昇格してきた梅津智弘が今季初登板。しかし、秋山に10号ソロをくらうなど、ほろ苦の3失点で大きく突き放されてしまった。イーグルスは9回裏、今月から抑えにまわった牧田の前に、死球、二ゴ失で貰ったチャンスの無死3,1塁から併殺打の間に1点返すのが精一杯。1-6で敗れている。

チーム成績は5位、95試合42勝50敗3分の借金8。ゲーム差は1位・ソフトバンクと20.0、2位・日本ハムと9.5、3位・ロッテと4.0、4位・西武と2.0、6位・オリックスと3.0とした。

各種戦績は、後半戦6勝7敗、8月3勝1敗、西武戦5勝10敗(コボスタ1勝6敗)、コボスタ19勝20敗3分、相手先発左投手試合7勝15敗1分、先制された試合13勝31敗2分、6回終了時に負けている試合6勝39敗の推移としている。

(下記へ続く)

ブログ村投票のお願い
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

20150805DATA07.jpg
HANREI3.jpg

両軍のスタメン

西武=1番・秋山(中)、2番・渡辺(一)、3番・浅村(二)、4番・中村(三)、5番・栗山(左)、6番・メヒア(指)、7番・熊代(右)、8番・岡田(捕)、9番・外崎(遊)、先発・菊池(左投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(三)、3番・松井稼(右)、4番・ペーニャ(指)、5番・サンチェス(一)、6番・枡田(左)、7番・後藤(二)、8番・嶋(捕)、9番・山崎(遊)、先発・辛島(左投)

梅津智弘、今季初登板で1回4安打3失点



2軍では21試合に投げ、防御率1.59、WHIP1.10、被打率.163、FIP3.16、BABIP.209、GO/AO0.47の数字を残した。

「これでやっとチームの為、ファンの為にと投げる事ができます‼」と意気込んで臨んだ楽天移籍後の初登板。なぜか92番ではなくレイの12番のユニフォームを着ている。どうやら業者の納品間違いがあり、レイのユニフォームを借りたようだ。

最速は138キロのストレート。最遅は107キロのカーブ。右のサイドハンドから繰り出す緩急投球は、足を大きく上げたり、クイックで投げたり、投げ方で打者のタイミングを微妙にずらすなど、ベテランならではの味がうかがえた。

しかし、出てきた2球目のアウトコースを秋山に逆方向へ打ち返され、その飛球が左翼ポール際へそのまま吸い込まれていく被弾に。その後、渡辺、脇谷と討ち取ったが、2死から中村の軽打、途中出場の斉藤による1,2塁間深部への二安で3,1塁、さらに二盗を許すと、同3,2塁でメヒアにも中前へ軽打を浴び、2点を失った。

1回、打者7人、球数38、被安打4、被本塁打1、奪三振1、与四死球0、失点3、自責点3。大きくつまずくかたちになったのは否めない。ベテラン右腕が今後どのような逆襲を見せるかを見守りたい。

20150805DATA09.jpg

菊池雄星、今季最速の球速帯を誇った会心ストレート



6回2/3、打者25人、球数92、被安打5、被本塁打0、奪三振5、与四球2、失点0、自責点0。

「力のある球が来ていました。今日はやられました。高さもちょうど良い高さで、見事なピッチングでした」。大久保監督も脱帽の好投だった。

分かっていても打てない。そんなストレートを繰り出されてしまった。

この日の解説・斉藤貢氏が指摘し、数年前、日本ハム・吉川光夫を鈴木健さんも同様に評していたけど、左腕が繰り出す150キロは、右腕のそれよりも体感で10キロ近く速く感じるのだと言う。この日、菊池のストレートは最速154キロ、平均150.4キロ。下表のとおり、今季最速の平均球速だった。

前日13まで膨らみ球団史上ワーストになった不名誉連敗記録。なんとしても自身の完封シャットアウトでストップさせる。そんな漲る決意がアクセル全開で全面に出たピッチングだった。

菊池は全93球を投げ、そのうち150キロ越えの真っすぐは全体の48.4%を占める45球。楽天打線はこの威力あるファストボールを最後まで攻略できなかった。その威力大のファストボールがこれまた制球良く、特に左打者のアウトコース、右打者のインコースに決まるストレートは捕手の構えた要求どおりに行くケースが大変多かった。

数少ないながらもチャンスはあった。

1点を奪われた直後の1回裏、2死から松井稼、ペーニャが菊池の変化球投球を連打で打ち返して3,1塁。打席は4試合ぶりにスタメンに戻ってきたサンチェスにまわった。昨年メジャーで150キロ(93マイル)超え速球打率.250とそれなりの実績を残した助っ人が3球三振に倒れる。雄星の繰り出す153キロ、152キロを立て続けにファウル。僅か2球で追い込まれてしまうとラストは真中に入る甘い152キロだったが、対応できずに空を切った。

3点を追った3回は2死から藤田が辛抱強くみきわめ四球出塁。直後、松井稼がスライダーを中前へ弾き返し、1塁走者・藤田が一気に3塁を狙ったが、中前に弾む打球の上がりばなをテニスのライジングショットのように捕球したセンター秋山の好守に遭い、藤田が二三塁間にオーバーラン。慌てて2塁に戻るも返球タッチアウトの憂き目に遭った。楽天の走塁死は28個目、藤田3個目。

7回は菊池の前に久々に2安打を集めた。先頭ペーニャが149キロを左前へ。無死1塁でサンチェスも149キロをひっぱり打撃。しかし、6-4-3のゲッツーに。チャンス潰えたかに思えたが、この後、枡田四球、後藤が苦手のスピードボール152キロで三遊間を破り、足が釣った菊池をマウンドから引きずりおろした。二番手で枡田。楽天は代打の代打で伊志嶺の当たりは三遊間前方に詰まった小フライがポテンする僥倖の内野安打。塁は全て埋まって2死満塁、バッターボックスは9番・山崎。2-0からの3球目だった。意表を突く三塁線へのセーフティスクイズが増田の好フィールディングに阻まれて失敗。面白いアイデアだったけど、相手が落ち着いていた。

■菊池雄星 試合別 ストレート平均球速
※Peanuts & Crackerjackより引用


20150805DATA08.jpg

ゴロ率28.6%の辛島が「狙い通りにゴロを打たせることができた」と語るその理由



6回、打者28人、球数115、被安打8、被本塁打0、奪三振5、与四球1、失点3、自責点3。

「初回に失点してしまうと厳しいですね。試合の流れを簡単に渡してしまいました。最初から6回のようなピッチングができていれば結果も違かったと思うので…。ただ、狙い通りにゴロを打たせることができたのは収穫ですので、次に生かしたいです」

前回7/25ロッテ戦の先発の後、1度登録抹消されていた辛島。この日の解説・斉藤貢さんによると、背中に軽度の張りがあり、大事を取っての抹消になったということのようだ。

最短で戻ってきた辛島は、苦心してクオリティスタート範囲内にまとめるピッチング。しかし、投球内容は投球回を上まわる被安打数、ゴロ率が28.6%と低い等、苦しいものだった。

それでも、辛島は「狙い通りにゴロを打たせることができたのは収穫です」と語る。どういうことだろう?

安打凡打等の結果に関わらず、本戦で辛島がゴロを打たせたシーンは下記の5か所だった。

つまり、ゲッツーを取りたい複数走者の塁状況でゴロを打たせることができたことを指しているのだろう。6/12中日戦以来、約2カ月白星から遠ざかる辛島。次回登板でこの収穫を活かしてくれるはずだ。【終】



◎◎◎関連記事◎◎◎
【記録】 祝1軍登録。楽天で第2の野球人生をスタートさせた梅津智弘。今季2軍成績をチェックする
【試合評】 マスダ対決を制した慎太郎の帰ってきた決勝打。3位とのゲーム差3.0に~2015年8月4日○楽天イーグルス5-4西武
冴えた低めピッチ。球審との相性も良く、田中将大7回途中3失点のQSクリアで今季8勝目~2015年8月4日レッドソックス戦



有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」。さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか? 毎週月曜日 発行、月3~4回程度配信。月額514円。
登録初月の購読料は無料です。
クレジットカードお持ちでない(使いたくない)方の販売も対応しています。

購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は「◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガ ジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧」をクリックして御参照下さい。皆様の読者登録をお待ちしておりま す。




Amazon、楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベーションになります




《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。なお、管理人の都合により、返信が遅れる場合、またはできない場合がございます。

ブログパーツ
レンタルCGI




関連記事
スポンサーサイト
このエントリーをはてなブックマークに追加

テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
ページビューではなく、ユニークアクセスでの集計です。
プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
ブログ村
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
今月の人気ページランキング
当ブログのアクセス数が多い記事はこちらです(各月1日~末日で集計中)
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
99位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
23位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}