【試合評】サヨナラを呼び込む美馬学の119球。9回零封できた3つの理由とは~2015年4月8日○楽天イーグルス1x-0ソフトバンク

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イーグルス、サヨナラで今季ホーム初勝利



両軍の先発投手が好投しながらも、スコアボードが微動だにしない。この傾向は2連戦の第2戦目も同様だった。

美馬vs武田の投手戦は両者一歩も譲らず。9回まで続いた。美馬は得点圏で4人の打者と対戦。5番・李大浩を2三振。松田、代打・吉村をいずれも三ゴに討ち取る。一方、楽天打線は武田の前にスコアリングポジションで6人の打者を送り込んだ。しかし、5打数0安打、1三振、1四球。タイムリーが出ない。

美馬が9回を5安打に封じると、武田も9回3安打無失点。試合は2試合連続の延長戦へと突入する。

10回表、楽天は二番手・金刃が登板。先頭の9番・左打ちの高田にセンター返しで出塁され、バントで1死2塁~2死2,1塁のピンチを招いた。しかし、2番・明石を左邪飛、途中出場の牧原を遊ゴに仕留める。左打者2名に対し、2-1、1-0とボール先行したが、要所を踏ん張った。

金刃が危機脱出でベンチに帰ってきた直後の同裏、楽天はホーム今季初勝利を岡島豪郎のサヨナラ犠飛で決めた。この2連戦、両軍のスコアボード43イニング目にしての0以外の得点が入った。楽天打線では前カードのロッテ戦から23イニング目。実に長いトンネルを岡島の球団史上初のサヨナラ犠飛でピリオドを打った。

貰ったチャンスだった。ホークスはこの回から二番手で飯田。昨年イーグルスを大いに悩ませた新進左腕だ。先発・武田の落差のある縦割れカーブに苦しんだイヌワシ打線にとって、同様の球筋のブレーキングボールを持つ飯田は難敵と思われた。

ところが、ホークスにとっては飯田が誤算。楽天にとってはまさに僥倖だった。

制球難で先頭・阿部が四球で出塁する。9番・聖澤に代わって代打・牧田がきっちりバントを決め、1死2塁。1番・松井稼が敬遠に遭い1塁に歩いて1死2,1塁。2番・藤田、1-0からの第2球がワイルドピッチ、走者進塁して3,2塁、藤田には2-0になったところで、ソフトバンクは満塁策に出る。

1死満塁、3番・岡島。その初球だった。

飯田が投げた外角狙いの144キロ速球が真中に甘く入ったところを左中間へ飛球を打ち返す。三走・阿部がタッチアップ。バックホームの一足先にホームを陥れ、楽天が通算54度目、今季初のサヨナラ勝利を飾っている。

試合前、コボスタの気温は昨夜よりも寒い4.7度だった。21時前後の延長10回裏、もっと冷え込んでいたはずだ。南国九州のドーム球場をフランチャイズにするソフトバンク。中でも経験に乏しい飯田にとって、この寒さが難敵になったのだろう。楽天は今季18得点目をヒットなしで奪うことに成功している。

岡島豪郎のサヨナラ打は、2012年8/26日本ハム戦(○E1x-0F)の三安、同年9/8西武戦(○E6x-5L)の右安以来、通算3本目。

チームは引分けを挟んで2連勝。成績は9試合3勝5敗1分の借金2、順位は5位まま。1位・日本ハムとゲーム差4.5、2位・西武と2.0、3位タイのソフトバンク、ロッテと1.0、6位・オリックスと2.5としている。

明日は試合なし。金曜からの週末3連戦はコボスタに最下位・オリックスを迎え討つ。相手は現在どん底の絶不調。願わくば一気に叩いて上昇気流に乗っていきたい。

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両軍のスタメン

ソフトバンク=1番・中村晃(右)、2番・明石(二)、3番・柳田(中)、4番・内川(左)、5番・李大浩(一)、6番・長谷川(左)、7番・松田(三)、8番・鶴岡(捕)、9番・高田(遊)、先発・武田(右投)

楽天=1番・松井稼(右)、2番・藤田(二)、3番・岡島(左)、4番・ペーニャ(指)、5番・銀次(一)、6番・嶋(捕)、7番・後藤(遊)、8番・阿部(三)、9番・聖澤(中)、先発・美馬(右投)




4番・ペーニャ。武田翔太のブレーキングボールに全く合わず・・・



武田翔太の投手成績

9回、打者34人、球数128、被安打3、被本塁打0、奪三振7、与四球3、失点0、自責点0。

美馬については別途下記で触れるが、両先発投手、この日はブレーキングボールが大変機能。打者を多くのゴロアウトに仕留めた。

楽天左打者は縦に大きく割れるカーブに苦しめられ、右打者はアウトコースのスライダーに悩まされるかたちになった。速球とカーブの緩急差は平均約20キロ。ブレーキングボールが邪魔し、角度のついた速球をまともに捉えることができない。

速球を打ち返した13本の打球中、ヒット2本を除く凡打11本の中に、良い当たりは3回2死満塁で遊撃・高田の正面を突いた銀次のライナー1本だけだった。緩急つけられ、差し込まれたり、タイミングを外されるイージーアウトの山を築かされるハメになった。途中、ブレーキングボールにあえて狙いを絞り、打ちにいくシーンも見られたが、及ばずに終わっている。

この試合、楽天打線は僅か3安打。藤田の2本に、岡島の1本。他の打者には快音聞かれず、タコタコ状態だった。9番・聖澤は相変わらず深い森を彷徨っているかのような打撃でずっと心配なのだが、ここへきて、新たな心配のタネも生じている。

ここまで打撃好調の4番・ペーニャだ。3打数0安打、3三振、1四球に終わった。内容が大変悪かった。武田が投じるアウトコースのボール球変化球に合計8度空振り。そのうち4球はボールからボールへ曲がる完全なボール球だった。

開幕33打席を終えていまだに一発がない。日ハム・中田翔が既に4本放っているのに対し、ペーニャのバットは不発に終わっている。昨年は572打席で32発。平均17.9の打席間隔で1本のホームランを叩き入れていた計算になる。

今日も西村祐美さんがペーニャの本塁打に関するベンチレポートを入れていたことでも分かるように、連日、このことを報道陣に訊かれるのだろう。そのため、本人も望むと望まないとに関わらず、気になっているのかもしれない。外のボール球に強引に手を出し、空振りする姿の4番を見て、ふとそんなことを思った。

と同時に、あるいは、それだけ武田のブレーキングボールがキレキレだった証とも言えそうだ。

この3三振がスランプの入り口にならないことを祈りつつ、ペーニャには週末オリックス3連戦で古巣相手に暴れてもらいたい。

(下記へ続く)


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美馬学、幻の初完封勝利



9回、打者35人、球数119、被安打5、被本塁打0、奪三振7、与四球3、失点0、自責点0。

冷え込んだ本拠地のマウンド。しきりに息を指に吹きかけるタフな環境下で見事なパフォーマンスをみせた。

6回、9回、2度のピンチで李大浩、代打・吉村を討ち取った時には激しいガッツポーズと咆哮を見せた美馬。久しぶりにこの人の闘志溢れる好投を見た思いがする。

美馬の完封勝利と言えば、2013年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ10/19ロッテ戦(Kスタ)の9回4安打128球無失点投球がある。しかし、シーズン中での完封はいまだゼロ。プロ初完封勝利が期待されたが、前述のとおり打線が武田に苦しめられ無援護に終わったため、機会を逸するかたちになっている。2013年5/3日本ハム戦から始まった本拠地10連敗(プレーオフ除く)。この不名誉記録を完封勝利という最高のかたちでストップさせたかったが、いやはや、残念だ。

熱心なブログ読者の皆さんなら、既に御存じだが、昨年来から私の中での美馬の評価はダダ下がりの一途だった。ストレート、シュートともに高い被打率を許し、コマンドが悪く、『読む野球』でも嶋が美馬は荒れ球と語るほどの捕手泣かせ。え?こんなに制球悪かったかなあ・・・という思いはいつしかカチコチの既成事実になり、「美馬=荒れ球投手」というのが私のイメージだった。

しかし、今夜は新生・美馬学を目撃した思いでいっぱいである。新生・美馬好投3つの原動力を挙げてみたい。

1:制球が安定したことで、有利なカウント運びができたこと

昨年は打者2球目で0-2と追い込んだのが52人。一方、2-0とボール先行にしてしまったのがそれに迫る42人と多かった。ボール先行がデフォになっていた中、本戦では72.3%のストライク率を見せる。荒れ球のイメージは影を潜め、制球も安定。まるで昨夜の塩見が乗り移ったかのような好内容だった。カウント構築も上々。2球目2-0が3人に止まったのに対し、0-2はそれを大きく上回る10人。ストライク先行できた点が、好投の原動力になった。

2:右打者に投じた28.1%がインコース速球攻め。自慢のシュートが効果発揮

持ち味のシュートを駆使し、右打者のインコースを攻めることができたのが大きかった。昨年は右打者の内角速球で被打率.391。7個のフォアボールと7個のデッドボールを与えていた。被打率の悪さが示すように、昨年は制球の甘さと鋭いキレ味が影を潜めていた。

しかし、本戦では5打数1安打の.200。四死球を与えなかった。思い切って懐を突くことができた結果が、外角で1本もヒットを許さずという好結果を生んでいた。

3:球を低め低めに徹底して集めた

下記配球図を御覧頂きたい。赤線で囲った低めゾーンに速球・変化球問わず、打者の左右問わず、良く集まっている。119球の56.3%を低めに集めた。前回西武戦では中段以高に球が集まりすぎたことで3本の一発をくらった美馬。前回の反省をしっかりフィードバックできたと言えそうだ。参考までに低め投球率のデータを掲げる。本戦の56.3%がどれほど高いか、一目瞭然である。

本戦のような投球を今後も継続していくことが肝心。タレント揃いとはいえ、本戦試合前時点で23イニング連続無得点と不調状態だったホークス打線である。次回登板は全回ヤラれたライオンズ戦での敵地登板が濃厚。ここで本戦のような内容のある投球ができれば、私の美馬への評価はググッと修正されてくる。【終】

■美馬の低め投球率
2013年プレーオフ 50.2% (152/303)
2014年 37.8% (431/1140)
2015年4/2西武戦 30.9% (29/94)

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