【試合評】 美馬学の生きる道~2015年3月18日●楽天イーグルス4-6西武

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西武とのオープン戦2連戦は1勝1敗の引分に



同一リーグとのオープン戦は本戦が最後になる。前日獅子打線を僅か2安打に抑え零封勝利を収めた楽天は、翌日の今日リベンジを受けている。

楽天12安打、西武9安打。両軍合計21安打が飛び交ったデーゲームは、先発・美馬が2回に4点を失うなど5回まで投げて5失点。ゲームメイクに失敗したことが響いて4-6の逆転負けを喫している。

2/15から始まった対外戦成績は8勝10敗2分、NPB球団相手では6勝9敗2分、直近5試合3勝2敗の推移とした。

(下記に続く)

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両軍のスタメン

2試合ほど外国人3人体制を一時解消したイーグルス。本戦では再び3人をスタメンに戻し、結果がチーム12安打。外国人3人体制では12安打、9安打、2安打、9安打、12安打、そして本戦の12安打と安打が良く出る。3人が快音を放っていることも大きいが、それ以上に相手バッテリーに与えるプレッシャーや、味方に与える安心感なども大きいと思う。

楽天=1番・松井稼(中)、2番・ウィーラー(左)、3番・銀次(三)、4番・ペーニャ(指)、5番・岡島(右)、6番・サンチェス(一)、7番・後藤(左)、8番・伊志嶺(捕)、9番・阿部(二)、先発・美馬(右投)

西武=1番・秋山(中)、2番・栗山(左)、3番・浅村(二)、4番・中村(三)、5番・メヒア(一)、6番・坂田(指)、7番・森本(右)、8番・炭谷(捕)、9番・金子侑(遊)、先発・郭俊麟(右投)


激しい攻防になった2回の表と裏



先手はイーグルスだった。2回2死走者なしからの先制2点劇になった。

6番・サンチェスはフルカウントから1塁へ歩いた。2-2から郭俊麟が投じた外角低め変化球連投が外へ完全にはずれて四球出塁。7番・後藤が続き、初球を打って出て中前安打。2,1塁のスコアリングポジションで8番・伊志嶺に打席がまわる。1-0からのチェンジアップだった。巧打はセンター右へ弾む先制打。二走・サンチェスがホームに帰って楽天が1点を先制、一走は悠々三進する。(楽1-0西)

2死3,1塁、9番・阿部の打席時だった。ボール先行3-1から一走・伊志嶺が二盗。遅れて三走・後藤もスタートを切る。炭谷2塁送球間に後藤がホームを陥落、二塁もセーフのダブルスチールが鮮やかに決まり、イーグルスに2点目が入った。(楽2-0西)

2点を先制した楽天。先発・美馬は立ち上がりの初回、2安打1四球で無死2,1塁~2死3,1塁のピンチを招きながらも、かろうじてゼロに抑えていた。翌2回は味方先制直後のイニング。修正して欲しい場面だったが、1死後、7番・森本に浴びた右翼線二塁打を起点に崩れ、4点を失った。

1死2塁で8番・炭谷には制球乱れてストレートのフォアボール。その後、2死3,1塁で1番・秋山の打席時、一走・金子侑に二盗を決められてしまう。3,2塁で一打同点の場面、前日までオープン戦打率.542で首位に立つ打撃好調・秋山に追い込んでから低めに落としたフォークを巧く拾われ中前へ。この当たりで走者2名に悠々生還され、試合は振り出しに。(楽2-2西)

なおも2死1塁、導火線に火が着いた獅子打線の猛攻は終わらなかった。

2番・栗山に右前へ弾き返され3,1塁、3番・浅村の初球だった。外角狙いの速球がストライクゾーン真中へスーッと入る失投を一閃された。背走するセンター松井稼がフェンス際でたどたどしくグラブを伸ばしたが取れず、この二塁打が2点適時打になってしまう。(楽2-4西)

4回、楽天は伊志嶺の右越ソロで1点を返したが、5回2安打1四球で1死満塁とした美馬が坂田に中犠飛を浴び、さらに1失点。(楽3-5西)

6回から楽天二番手はレイ。8回までの3イニングを1失点にまとめる好投をみせ、9回の攻撃に望みをつないだが、西武の抑え・高橋朋にウィーラー三ゴ間に1点を返すのが精いっぱい。楽天は4度の併殺劇でチャンスを潰すなど結局、4-6で敗戦を喫している。



伊志嶺、先制打&ソロ弾含む3安打2打点の活躍!!



12安打の楽天は、伊志嶺3安打、ウィーラー、銀次が2安打、三塁打を放った松井稼、岡島、サンチェス、後藤、阿部が各1安打。

中でもオープン戦3度目のスタメンマスクをかぶった8番・伊志嶺が3安打2打点と気を吐いた。

2回は2死2,1塁の先制機に郭俊麟のチェンジアップを巧打する中前先制打、4回の第2打席では郭の高め138キロ真っすぐを捉えて右翼席へ。6回はフルカウント勝負を制し、スライダーを弾き返し1,2塁間突破の右前安打。郭相手に3打席連続安打2打点の活躍を見せた。

リードでも初回不安定な美馬を助ける配球を見せた。不安定な美馬に対し、両手を大きく広げてストライクゾーンを大きく使っていこうというジェスチャーをしたり、腕を振ってこい!!の身ぶりで美馬を元気づけたりと、女房役としても一定の働きを見せた。

おっ!と思われされた配球があった。初回のピンチでの場面だ。いきなり1,2番に連打され無死2,1塁とされ、バッターボックスは3番・浅村。初球、2球と外のスライダーがはずれて2-0。3球目も外のスライダーで今度はストライクを取ってボール先行2-1。4球目、インコースを攻めたシュートを思惑どおり浅村に打たせてショート正面の6-4-3併殺ゴロに仕留めた。

ボール先行カウントで打者が積極的に振ってくる状況だったこと。さらにスライダー3連投で浅村がしびれを切らし、そろそろ投げてくるだろうストレートを張っていたこと。一見、投手不利に見える状況を逆手に取り、浅村の打ち気を巧く利用しての併殺劇になった。

この後、4番・中村を歩かせたが、オープン戦調子の上がらない5番・メヒアをしっかり三振に仕留め、美馬を良く盛り立て、初回の危機脱出に成功している。

伊志嶺「バッティングの調子は良いですよ。秋季キャンプからうまくバッティングの間が取れるように、練習に取り組んできました。それが良い形で結果に表れてくれていると思います」

味方先制直後の2回裏4失点については「流れを悪くしてしまった」と反省。2死3,1塁で一走・金子侑の二盗をあと僅かで制することができなかったのを悔いているのだろうが、走者3,1塁での一走二盗成功率は90%前後と高い数字であるため、あの場面は止む無しだ。(どうしても三走を警戒しながらの送球になるため、一瞬遅れてしまうのだろう)

途中出場の小関が、8回2死2塁、外野超前進守備の中、炭谷に右前安打を許したが、ライト岡島がホームへストライク返球。3塁をまわってきた二走を完全タッチアウトにできるタイミングだったものの、送球を後ろに弾いてしまい、6点目の生還を許す拙い守備(エラーはつかなかった)があったため、伊志嶺の活躍が「より際立つ」かたちになっている。

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不安だらけの美馬5回8安打5失点



5回、打者25人、球数85、被安打8、被本塁打0、奪三振6、与四球3、失点5、自責点5。

5回1失点ながらも投球回を上回る6安打を許した前回3/12オリックス戦の時の内容とさほど変わらず、今回も“希望の持てない85球”だった。

報道によると、大久保監督は本拠地開幕戦に当たる3/31西武戦を美馬に任せると言う。

「ホンマに美馬で大丈夫かいな?」と思ってしまう。

背中を痛めた辛島が開幕ローテ入りできないこと。昨年後半好投し今年何度目かの期待高まった菊池もここまでずっと冴えないこと等。チーム事情でどうしても美馬を使わざるをえない状況に陥っている。個人的にはライオンズと相性の良い“困った時のボブ”や、本戦でも二番手で3イニング中2イニングで三者凡退投球を見せたレイでもいいのでは?と思うのだが、前回に続いて今回のこの内容、指揮官はどう判断するのだろう?

美馬の生きる道



改めて本戦での美馬を振り返ってみよう。

まず、全般的に球速が出ていない。昨年平均141.4キロを計測したストレート、本戦では139.5キロだった。シュートやスライダー、カーブの球速も昨年平均値と比べて数キロ減だった。

逆球や抜け球が多く、制球力、コマンド共に悪い。4回以降はコマンドも修正され安定感をみせたが、3回までの56球で捕手の構えたゾーン・コースに到達しなかったコマンド不足の球は全体の46.4%を占めていた。

制球が不安定のため、ボール球が連続して続くケースも多く、そのためボール先行2-0のバッドカウントにしてしまったのが対戦25人中6人もいたこと。上表が示すように全体ストライク率も57.6%と合格ラインの66%前後に及ばず、3球目で2ストライクと追い込むことが少なかった。

そして、前回から引き続き一番懸念しているのは、昨年も被打率4割を超えていたストレートで、前回同様本戦でも多く打たれたことだ。

本戦での同被打率は4打数4安打の1.000。ストレートでアウトを取ったのは5回坂田の中犠飛1個だけ。こうなってしまうとストレートは見せ球にしか使うことができず、今日のような苦しい投球を余儀なくされる。

一方、武器の1つであるシュートは上々の機能だった。同被打率は7打数1安打1三振の.143。打たれた打球6本中4本がゴロになった。初回のピンチ、浅村、メヒアを討ち取ったのも看板球シュートだった。

こうなってしまうと、美馬の生きる道は、いかに真っ正直なストレートを投げず、ピッチングを組み立てていくのか?という点に集約されるのだと思う。

速球はシュート(ツーシーム)を使う。スライダーやカッター、カーブやフォーク等のコンビネーションで、球を動かして打たせて取る軟投派・技巧派に完全に転身する必要がある。打者のタイミングもはずしていきたいので、できればチェンジアップの習得、クイックも何パターンか用意したい。

今後、悩める美馬がどのように変わっていくのか?厳しいプロの世界をどうサバイバルしていくのか?ハラハラしながらも見守っていきたい。【終】



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