序盤から終盤まで球速が高いレベルで安定推移する則本昂大の凄さ!!~楽天主要先発投手 2014年 球数別 ストレート平均球速より

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日経オンラインで連載中の山本一郎氏コラムが面白い



@eagleshibakawaです。

楽天イーグルスは2012年の立花陽三球団社長就任以降、新たにチーム戦略室を立ち上げ、セイバーメトリクスを取り入れたチーム編成に本腰を入れてきました。数々のセイバー系書籍の発行でおなじみの元データスタジアム~現DELTAの岡田友輔氏をバックアップに招き、AJ&マギーのMJ砲を獲得、2013年には球団初の日本一に輝いたことはまだまだ記憶に新しいところです。

今年に入って先月12日は、投資家で人気ブロガーとしても有名な山本一郎氏をチーム戦略室アドバイザーに迎え、今年は楽天版マネーボール2.0元年のシーズンになりそうです。

その山本氏が、日経ビジネスONLINEで連載中のコラムが大変面白いのです。へええ!今、楽天の内部ではこういうことをやっているのか!の繰り返し。皆さん、既に御存じだとは思いますが、今週月曜、最新コラムが更新されているのです。


◎今年は超機動力野球と言われましたが、今回は投手の話です 編成・育成データ担当:山本一郎リポートVol.2 (日経ビジネスONLINE)

(第2回目の今回から会員登録しないと全文読めませんが、会員登録は無料でできます。お手間ですがぜひ登録して読んでみてください)


最新コラムの一節に、こんなくだりが出てきました。

則本の優秀さを示す一文です。


我らが楽天投手陣の大黒柱・則本昂大さんの場合、ぶっちゃけ140球投げても球速は2%も落ちず、スピンも変わりません。肉体的にも完成され、エースと呼ぶに相応しい投球を期待できます。これが、勝手に育ってくれる選手です。ゆくゆくは、田中さんを超える投手になるかもしれません。データで見ると文字通り化け物の域ですが (後略)


これに触発されて、当ブログでも球数別のストレート平均球速の推移を調べてみましたよ。

下表でどうぞ!


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■楽天主要先発投手 2014年 球数別 ストレート平均球速


ストレート平均球速の推移を調べてみたよ



球数1~25球の中にはストレート、スライダー・・・等、様々な球種が含まれていますが、その中のストレート平均球速という意味になります。則本や松井裕、塩見は救援でも投げていますが、先発登板のみの集計になります。

これをみると、則本の場合、序盤から100球近く、100球を越えても、144.8~145.3キロの球速帯でストレートを投げ込むことができています。126球以上はなんとスピード上昇して146.1キロ! ただし、126球以上投げる時は完封ペースの調子が良い時でしょうから、このような数字が出てくるのでしょう。それでも、凄すぎ!です。

一方、今年は救援起用が濃厚の松井裕。序盤は142.9キロを計測したストレートは、球数がかさむ(回が進む)につれてスピード下落傾向が見受けられます。101球以上投げた時は140.7キロに。1-25球時と比べると2.2キロ減です。

昨年怪我などの体調面でスランプに悩まされた美馬も球数が増えるにつれて球速が下がっていますよね。76球以上投げると実に3.1キロ減でした。

塩見、辛島、菊池も球数が増えるにつれて球速が下がっていきますが、松井裕、美馬ほどの下落幅ではありませんよね。高卒1年目だった松井裕は、やはり、体力、スタミナに課題を抱えていたことが分かるのです。(←高卒1年目なんだから当たり前なんですけどね。デーブ監督が今年リリーフで使う決断をしたのも、この数値もその理由の1つなのかもしれません)

元に戻って、多くの投手が球数が増えるとスタミナ切れや疲労からストレートの球速が落ちる中、則本は下がらない。いかに別格であるか?御確認頂くことができたかと思います。

これ、リリーフ投手でもやってみたら面白いかもしれませんね。1イニング目と、回をまたいだ2イニング目のそれを比較してみたら、けっこうな差異が発生していたりして。【終】

◎◎◎関連記事◎◎◎
【記録】 各種データから診断する、楽天1軍主要投手のストレート成績
緩急に強い打者、緩急に長けた投手を探せ!!~メルマガVol.076より



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球の速いのは七難隠す

平均球速の数値は、ほぼそのまま「先発投手としての能力値」と言い換えてもいい気がします。というのも、平均球速と被打率のデータの間にはかなりの相関が見られるからです。

特にセリーグの場合はそうですね。平均球速の上位は藤浪、メッセンジャー、菅野、山口俊、前田あたりですが、このメンツは様々な指標で上位を占めています。今年のキャンプで昨年MVPの菅野が不調なのも、球速が落ちているからに他なりません。

パリーグの場合は、岸や金子のように球速以上に成績のいい投手がいること、菊池やメンドーサのように球速の割に指標の悪い投手がいることで、やや状況が複雑ですが。

世間では「投手は制球が第一」「先発は変化球の多彩さが重要」などと言われますが、僕の考えでは「球の速いのは七難隠す」です。特に則本のように長いイニングでも平均球速が落ちない投手はポテンシャルに余裕があると思われ、7〜8割の力で投げてもスピードが出ることが想定される。余裕があるからイニングを稼げて、1年間ローテを維持できる。このような投手は球団の宝でしょう。

余談ですが、ここ数年「投手の質はパリーグが上」と言われる事が多いのですが、徐々にパリーグから平均球速に優れた投手が流出し、セリーグでは新たに台頭してきています。勢力図が逆転するのは時間の問題だろうと予測しております。特にDeNAには若く球の速い投手が多く、投手王国になるポテンシャルを秘めています。

ちなみにリリーフですが、マシソンは30球前後からあきらかに球速が落ちますね。見ていてすごく分かりやすいです。

Re: 球の速いのは七難隠す

duplesさん

コメント有難うございます。

「球の速いのは七難隠す」。使いたくなる、良いフレーズですね。私もほぼ同じ意見です。平均球速が上昇するにつれて、被打率が下がる(改善される)傾向にあるのは、昨年データスタジアムさんがコラムで発表されていました↓↓
http://www.baseball-lab.jp/column/entry/126/

一方、このコラムでも触れられているように、興味深いのは、バットに球が当たってフィールドに飛んだ場合のヒットになる確率(BABIP)は平均球速が上昇しても3割に収束している点です。「球が速いこと=大きな武器」は疑いようのない事実だと思いますが、空振りを奪える性質を有していること、それなりの制球力を所持していること、ストライクを取れる球種を複数所持していること、この中から1つでもプラスされれば、「さらに思ったような威力を発揮する」のだと考えています。

> パリーグの場合は、岸や金子のように球速以上に成績のいい投手がいること、菊池やメンドーサのように球速の割に指標の悪い投手がいることで、やや状況が複雑ですが。

岸や金子は制球の良さに加えて、空振りを奪うことのできるストレートですよね。菊池は空振り率・被打率が平凡。恐らく制球が甘いのでしょう。メンドーサの場合はゴロを打たせて取るタイプですので、ストレートで打たれた打球がゴロになっていたか?どうか?で判断されるべきかと思います。

> 余談ですが、ここ数年「投手の質はパリーグが上」と言われる事が多いのですが、徐々にパリーグから平均球速に優れた投手が流出し、セリーグでは新たに台頭してきています。勢力図が逆転するのは時間の問題だろうと予測しております。特にDeNAには若く球の速い投手が多く、投手王国になるポテンシャルを秘めています。

なるほど。今、「プロ野球オール写真選手名鑑」で確認してみましたが、ストレート平均球速上位十傑(先発・セリーグ)には、DeNAから山口、井納、モスコーソの3人がランクイン。へええ、同一球団から3人は最多ですね。今季は後ろで起用されるという国吉も立派なスピードボールを持っていますし、確かに今後が楽しみですね。
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