【試合評】 闘将辞任表明の一戦、銀次が1試合5打点の活躍などで5/1以来の単独4位浮上~2014年9月18日(木)○楽天イーグルス9-5ロッテ

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功も罪もあった星野監督の4年間



試合前、ビッグニュースが飛び込んできた。星野監督の辞任。試合前に記者会見を開くという。ちょうどチャンネルを合わせたTBS「Nスタ」で冒頭を生中継され、画面には三木谷オーナーと共に歳を取った指揮官の姿があった。

フラッシュの前で「休んだことを含めて(今季の)数字というものが、私自身許せない」と口にした指揮官だった。

当ブログは元々は星野監督に対して是々非々の立ち位置だったが、ここ最近は星野批判を強めていた。

選手のコンディションに配慮しない起用法。星野政権下では特に投手陣の故障が目立ったように感じる。人を見ない指導法。高卒ルーキーに段階を踏ませず、ホップ、ステップ、ジャンプのいきなりジャンプせよ!という方法論は前近代的で精神論めいていたと指摘されても仕方のないものだった。開幕直後から腰痛の悪化と共に酷くなった試合後の記者会見の内容。強い違和感を感じざるをえない問題が今季はそこここに噴出していた。

今季と言えば、昨年の日本シリーズ第7戦の最終マウンド、田中将大を「特攻」のように向かわせた「汚点」は、海を渡った田中の右肘靭帯部分断裂の伏線の1つを形作ってしまった。

しかし、就任1年目の2011年、結果は借金5の5位だったとはいえ、あの震災でチームが空中分解を起こすようなことなく、タフな1年間を乗り切ることができたのは、指揮官が経験豊富な闘将だったからこそだと私も思っている。世代交代を掲げて銀次&枡田の同期コンビにチャンスを与えて目処がつくところまで導いた点や、ラズナーや岡島、そして今季の松井稼などコンバートの妙をみせてくれた点などは幾つかある功績の中でも大きなものの1つになったと感じている。そして何よりも、昨年の初Vなのだ。

一言で言えば、功罪あった4年間だったかと思う。こう書くと、チームを初Vに導いた指揮官に対し、何ていう言いざまだと批判するファンが必ず出てくるのだけれど、私もあなたも、田尾氏やブラウン、ノムさんや闘将も、人間はみな成人君子ではない。功罪あって当然である。

そして迎えた今季。連覇を掲げて臨んだ上での最下位低迷は球団史に残る屈辱と言えた。誰かが責任を取らざるをえない事態と言えた。フロントが取るそぶりを一向に見せなかったのも、ひょっとしたら指揮官が辞任を決めた一因になっているのかもしれない。そう考えると気の毒にも感じるけど、戦闘集団を預かるトップたる人間が、難病とはいえ自身の体調管理すらできずに約2ヵ月も戦場を離れる事態になった点は前代未聞。その間、チームは迷走を重ねた。腹切りは止むを得なかった。会見のコメントをみるに、恐らく闘将本人がそのことを強く痛感しているのだ。

闘将辞任表明の一夜、銀次が3安打5打点の好活躍



今季ロッテ最終戦は、はからずも、そんな闘将辞任表明直後の一戦となった。

試合は“申し子”の5番・銀次が猛打賞の槍働き。自身初の1試合5打点を叩き出し、イーグルスが再々逆転の末に9-5で勝利。チームは3連勝で5/1以来約4ヵ月2週間ぶりの単独4位に浮上した。

その銀次は首位打者へ目前に迫っている。

打率を.317へと上げ、首位打者・糸井(.321)との差は僅か4厘。8月以降の打率、糸井が123打数29安打の.236に止まるのに対し、銀次は144打数54安打の.375と猛爆中。彼我の勢いの差は明らかなのだ。年始早々、個人タイトル獲得、首位打者宣言を公言していた背番号33が、リック、鉄平に続く球団史上3人目のリーディングヒッターへと明日以降も右に左に快音を打ち分けていく。

チーム成績は128試合57勝71敗。8/22には最多23まで膨れ上がっていた借金。この3週間で14まで減らすことに成功している。

ゲーム差は1位・ソフトバンクと18.5、2位・オリックスと16.0、3位・日本ハムと8.5、5位・西武とゲーム差なし、6位・ロッテと0.5としている。

各種戦績は、後半戦22勝23敗、闘将復帰21勝20敗、9月10勝4敗、ロッテ戦14勝10敗、コボスタ27勝31敗の推移になった。

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両軍のスタメン

内田靖人が1軍昇格即スタメン。高卒新人野手の1年目でのスタメン起用は球団史上初。

ロッテ=1番・角中(右)、2番・加藤(中)、3番・鈴木(遊)、4番・デスパイネ(左)、5番・福浦(指)、6番・今江(三)、7番・クルーズ(二)、8番・井上(一)、9番・田村(捕)、先発・木村(左投)

楽天=1番・島内(中)、2番・藤田(二)、3番・岡島(右)、4番・ジョーンズ(指)、5番・銀次(一)、6番・松井稼(左)、7番・嶋(捕)、8番・内田(三)、9番・西田(遊)、先発・横山(右投)


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横山デスパイネ弾2発浴びるも、満塁で銀次同点打で2-2



ロッテ最終戦は先発・横山が2回、3回と4番・デスパイネの艦砲射撃を浴びて始まった。打ち頃の高さに入ったルーキーの甘い投球。バックスクリーンの左右にぶっ放されての2点を失った。(楽0-2ロ)

2点差とされた直後の3回裏、打線が反撃。相手先発・木村から貰った死四球を絡めて2点を獲得、同点に追い着くことに成功した。

この回は1番・島内から始まる攻撃。1回裏は島内が安打で出塁、その後、無死2,1塁の好機を作ったが、3、4、5番が揃って凡退していた。しかし、この回は安打出塁の島内を2番・藤田がバントで2塁に送り込むと、3、4番が死四球でつなげてチャンスを広げていく。

岡島がヒット・バイ・ピッチを貰って1死2,1塁。AJの秘儀が炸裂した。「動かざること山の如し」。相手バッテリーによる低め変化球の再三のお誘いをノーサンキューとばかりに微動だにせずストレートのフォアボール。塁上はフルベース。満塁打率18打数8安打の.444を誇る銀次に打席をまわす。本人談話どおり渋い打球だった。しかしながらも巧みなバットコントロールで1,2塁間をこじ開けていく。これが同点となる2点適時打に。ああいう渋い当たりが2点適時打になる辺りに、後半戦銀次の好調を見る思いがする。(楽2-2ロ)

張さんの「喝!」が入りそうな6回裏ロッテのダブルエラー



同点に追い着いて貰った直後の4回表と翌5回、横山が2イニング連続の三者凡退投球。持っている新人右腕の好投が奇跡を呼び込んだのか、2-2の同点のまま迎えた中盤6回裏、世にも珍しい珍事が発生した。

1死後、嶋が放った打球はショート右の「遊ゴ」コース。鈴木処理で1塁アウトかと思われた。しかし、鈴木が弾いて後逸させてしまう。レフトの右へ到達しようとしていた打球に対し、慌ててバックアップに入った左翼デスパイネが慌てたのか、これまた後逸。打った嶋本人もまさかのびっくりダブルエラー。外野後方へ転々とする中、三塁の鈴木ベースコーチも手をぐるんぐるん腕をまわし、嶋が一気にスピードを上げての悠々ホームイン。楽天が相手のお粗末な守備ミス連発で、勝ち越し点を奪うことに成功した。(楽3-2ロ)

しかし、それも束の間のできごとだった。

勝ち越し直後の7回表、横山が8番・井上、1番・角中にソロホームランを2本打たれてしまう。結果球は両者共に中段に入ったストレート。いずれも右翼席に飛び込む一発になり、ロッテが逆転。(楽3-4ロ)

1点リードしたロッテは7回裏から継投作戦。マウンド上には二番手・松永が登板していた。イヌワシ打線はこの松永を攻め立てた。先頭は1番・島内からの好打順。この日3本目のヒットはセカンド・クルーズのバックハンドのグラブを痛烈に弾いていく内野安打となり、続く藤田はバント。1死2塁で同点劇の3回と全く同様に3、4番が死四球で相手投手に重圧をかけていく。フルベースで再度、銀次。2-2と追い込まれてからの打撃は三遊間前方のボテボテゴロ。チャージした鈴木の1塁送球よりも早く1塁を陥れた銀次の一打が本戦2本目の同点打になった。(楽4-4ロ)

終盤8回の猛攻撃。鈍足デスパイネを前後に走らせての5得点



同点で迎えた翌8回裏は回またぎ三番手・益田、続く四番手・藤岡を攻め、5本の長短打を集中させて一気に5得点。試合を決定づけた。

2死2,1塁から2番・藤田が16打席ぶりのヒットがファースト左を射抜く右前タイムリー。藤田の適時打は実に8/28西武戦以来のことである。なおも2死3,2塁で3番・岡島による左前ポテンヒットが2点適時打に。さらにAJ四球後に5番・銀次がレフトオーバーの2点ツーベースを放った。鈍足の左翼デスパイネを前後へ大きく走らせての猛攻撃。勝ち越して一気に突き離した楽天が、9回に1点を失ったものの逃げ切りに成功。9-5でロッテを降している。

チームは単独4位に浮上したが、手放しでは喜べない悲壮の1勝。試合後、主な選手は記者陣に星野監督退任へのコメントを出している。

藤田「監督の復帰戦とか、今までこういう時に勝てなかったんで、絶対勝たないといけないと思っていた。(辞任の)ショックは大きいです」

松井稼「正直びっくりしました。この4年間勉強になった。監督に出会って良い経験になった。残りを全力で戦っていきたい」

「今日は絶対に勝たないといけない試合だった。監督が辞めるというのは選手にも責任がある。プレーをしているのは選手で、監督がプレーをしているわけではないので。申し訳ないという気持ちがある」

銀次「自分たちの力が足りなかったのかなと思う。(心の)どこかでまだやってくれるのではないかという気持ちがある。勝ち続ければ何か変わるかもというのが、まだ少しある。すごく怒られたし、それでも使ってくれた。感謝しかない」

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横山貴明の投手成績

7回、打者29人、88球(1回当たり12.57)、被安打7、被本塁打4、奪三振3、与四球1、失点4、自責点4。

初球29球・・・ストレート21、スライダー1、チェンジアップ4、カーブ3
2ストライク以降17球・・・ストレート9、スライダー2、チェンジアップ6
ボール先行22球・・・ストレート13、スライダー2、チェンジアップ5、カーブ2

横山、球が高すぎで4被弾



これで横山の今季成績は3試合(先発2救援1)、防御率5.11、FIP7.34、1勝1敗、WHIP1.14、QS率0.0%となっている。

今夜も両親が現地観戦する中での登板になったが、ほろ苦の7回4失点と言えた。本来ならもっと失点を重ねていても不思議ではない内容だった。よく一発だけの4失点にとどめたとも言える。

配球図が示すように、全88球の80.7%が中段以高に集まるという球の高さが、4被弾を招いている。一発含む7本のヒットは全て中段で発生していた。

ゴロ率が28.0%しかなく、外野飛球が多かった点も、球が高い証拠の1つ。早打ちに助けられ、4度あったボール先行をことごとく凡打に退けるなど、調子を落としていたロッテ打線の打ち損じに助けられた要素も多分に存在したプロ2度目の先発マウンドだった。

変化球のコマンドも今後の修正課題の1つ。低めに集めなければならない変化球の低め到達率は全体の32.4%しかなかった点は、来季以降特に改善を促したい点になる。

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 横山の課題となるのはやはりスタミナが落ちてくる中盤以降の投球でしょう。前回も5回に2失点し、今回も7回に2失点。元々ボールが高い傾向があるピッチャーなので不安材料です(FIPの異常な高さを見ると次回登板が怖い)ただ、前回もshibakawaさんが絶賛していたストレートの被打率は今回どうだったのか気になります。恐らく菊地みたいなピッチャーなのかも。
 それと気になったのがファンミルの投球。前回の西武戦では完璧なコマンドで1回無失点だったのが今回は全くストライクが入らず降板。私が不安に感じたのは彼の高すぎる身長が故に元々他のピッチャーより踏み込みが深く、マウンドの相性次第でこうしたジキルとハイド的な投球になりかねないかということです。次ももしコボスタで同じような結果を残したのであればそういうことでしょう。
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