岩隈久志、今季初のノーアウト満塁を切り抜けて昨年と並ぶ14勝到達~2014年9月5日○SEA7-5TEX

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☆9/1配信最新号の主な内容は「昨年と今年114試合消化時の主要打者成績比較」です。




レンジャーズの凋落ぶりが著しい・・・



9/2から始まったビジター7連戦の5戦目である。敵地アーリントンに乗り込んでのレンジャーズ4連戦を戦っているマリナーズ。その第2戦目のマウンドに岩隈が登った。レンジャーズ戦の成績はここまで11試合(先発10救援1)、5勝3敗1セーブ、防御率3.34、QS率70.0%である。

前日10-2の爆勝で3連勝を飾ったマリナーズは、現在75勝63敗の勝率.543。アリーグ西地区3位は変わらないものの、依然ワイルドカード争いの好位置につけ、現在2位・タイガースをゲーム差0.5でピタリと追う状況だ。

対するレンジャーズは53勝86敗の勝率.381。楽天の勝率よりも低いという惨憺たる状況で、本戦のスタメンで私が良く知っているのはマーティン、ベルトレ、アンドラスの3人くらい。秋信守も左肘手術で既に戦列を離れており、本当に同じチームですか?という印象を抱いてしまう。

相手先発、右腕のベーカーはここまで防御率5.23、3勝3敗の成績。この数字と相手ラインアップを見れば、岩隈に分があるのは明らかな一戦だった。

その岩隈は昨日終了時データで防御率2.90はアリーグ7位、13勝は同9位タイ、被打率.236は同9位、WHIP0.97は同3位K/BB.977は同2位、BB9の0.75は同2位の数字。敵地アーリントンで昨年の勝ち星と並ぶ14勝目を懸けての登板になった。

両軍のスタメン

マリナーズ=1番・ジャクソン(中)、2番・アクリー(左)、3番・カノ(二)、4番・シーガー(三)、5番・モラレス(指)、6番・モリソン(一)、7番・ズニーノ(捕)、8番・チャベス(右)、9番・ミラー(遊)、先発・岩隈(右投)

レンジャーズ=1番・マーティン(中)、2番・アンドラス(指)、3番・テリス(捕)、4番・ベルトレ(三)、5番・ルアー(左)、6番・オドール(二)、7番・ロサレス(一)、8番・サーディナス(遊)、9番・チョイス(右)、先発・ベーカー(右投)


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序盤バックと自身の好守でゼロに抑えていく



残り20数試合というこの時期、前の試合の疲れや開幕来からの疲労が、中4日、中5日の短い登板間隔で完全に身体から抜け切り、クリーンになるなんてことはほぼないだろう。その中での立ち上がりだったが、僅か8球で終わらせた。今季初回に投げた球数としては最小。上位3人を1、2、3で片づけた。

快飛球を打たれたのが少し懸念されたが、バックの守備陣が好守を見せた。1番・マーティンの右直はライトの右を襲うライナー性の当たり。これをチャベスが1回転ダイビングキャッチでグラブに収める好守で最初のアウトをもぎ取る。そのチャベスは中盤の攻撃回で2塁ヘッドスライディングの盗塁を決めた際、相手内野手と激突。負傷退場になってしまったが、ベテランベネスエランの積極守備に岩隈は助けられる格好となった。3番・テリスの当たりはセンター後方を襲った飛球。ジャクソンが背走、最後はジャンプしてグラブに収めている。

2回裏、モラレスに本戦2本目の1本、2ランが飛び出し、マリナーズが先制。(SEA2-0TEX)

2点先制して貰った直後の2回裏の投球は、幸運にも助けられたようだ。

先頭は天敵の4番・ベルトレ。28打数10安打5打点の通算対戦打率.357。ホームランも3本打たれている強打者。直前の守備回にズニーノの三塁線痛打をグラブに収める好守をみせており、打たせたら敵軍全体に勢いがつく、要警戒打者だった。そのベルトレを僅か1球で二ゴに仕留めることができたのは、まさしく僥倖。外角狙いが真中高めボールゾーンに抜けた失投。相手が強引に振ってきて、力んで打ち損じた凡打だった。

一難去ってまた一難。その直後、今度は痛烈なライナーが岩隈の真っ正面を襲う。5番ルアーの当たりが本当に真っ正面を襲ったが、良く反応したと思う。しっかり取りにいって差し出したグラブに見事、白球を収めた投直。この後、内野安打を打たれたが、後続をスプリッターで三振に討ち取った。

3回裏は本戦2度目の三者凡退投球。

8番打者を低めスプリッターで、9番打者は一転、アウトハイ速球で三振に取り、前の回最後の打者から数えて三者連続三振劇。打順が2まわり目に入って1番・マーティンには外角低め誘い球を狙い通りにひっかけさせてのファースト左ゴロ。ベースカバーに入る岩隈と左打ちの打者走者との競争は、ビデオ判定の末、間一髪アウトで3アウトになった。

4回裏、依然スコアは2-0の2点リードである。先頭は2番アンドラス。今季盗塁25個のうるさ型を、球数かけながらも三振に取ったまでは良かったが、続く3番打者の討ち取った当たりが、不運にもセカンド内野安打になってしまう。

1死1塁でバッターボックスは4番・ベルトレ。過去3本打たれている好敵手との勝負。ここで一発出れば、たちまち同点。そんな意識もあったのだろう。初球を変化球でストライク取った後、3球続けてボールになる(1球際どい判定有)。結局、フルカウントから1塁に歩かせて2,1塁。本戦初のスコアリングポジションに走者を背負うシーンになった。

5番打者こそ三振に取った。しかし、6番左打ちのオドールにこの日2本目のヒットが岩隈の股間を射抜く中前タイムリー。外角速球投球だったが、アウトコースはこの打者のホットゾーンだった。(SEA2-1TEX)

なおも2死2,1塁、7番・右打ちのロサレスとの対決。三十路メキシカンに対し、1-2と追い込んだ後、アウトハイ釣り球を見せてファウル。その次に低めスプリッターで決めにいき、くらいつきのファウル。ラスト6球目をどうするか? 再び高めにいくのか?セオリーどおり低めを続けるのか?見どころだった。低めスプリッターは相手も意識しているはずだ。前の打席、落とされて三振に打ち取られ、悔し顔をみせていた打者だった。

ズニーノはここでは無難に低めを続けた。そのスプリッターが低めに到達したものの、思うように落ち切らない。そこをすくわれたが、イージーな遊飛。辛くもピンチを切り抜けたが、この回だけで29球。4回終了時で65球。岩隈にしてみれば球数過多のペースを余儀なくされている。

今季初のノーアウト満塁



岩隈が1点を奪われ、リードを1点差に詰め寄られたのも束の間、直後の5回表、味方が強力援護を開始した。

女房役の20号ソロにミラーも続いて10号2ラン。二振りで一気に3点を追加し、リードを4点差に広げる事に成功。(SEA5-1TEX)

4点のリードがあれば岩隈ならまず大丈夫。そう思われたが、本戦最大のピンチは5回裏に到来した。

下位打線の8番から1番にかけて三連打。決して快音響くクリーンヒットではなかったが、いずれも早めに追い込んだストライク先行カウントからの低めスプリッターを巧く対応された。

ノーアウト満塁のピンチは今シーズン初である。一歩間違えれば大量失点の瀬戸際。ここで粘投の岩隈。2番・アンドラスの結果球は正直、甘かった。しかし、4-6-3の併殺網にかけることに成功。この間の三走生還の1失点だけに止めることができたのが、大きかった。(SEA5-2TEX)

味方打線は翌5回表も花火大会。モラレス2本目の一発が右翼ポール際に飛び込む2ランとなり、リードはさらに広がる5点差へ。(SEA7-2TEX)

直後の5回裏、先頭・ベルトレーに右前へ弾き返され、後続を進塁打の三ゴに討ち取った後、84球で降板。マウンドを救援陣に譲っている。この後、三番手マウアーがロサレスに2ランを被弾したものの、その後は小刻みな継投でテキサスの反撃を許さず(9回に1点取られたが)、マリナーズが7-5で逃げ切ったというゲームである。



5回1/3、打者23人、84球(1回当たり15.75)、被安打7、被本塁打0、奪三振5、与四球1、失点3、自責点3。

初球23球・・・4Seam5、Sinker9、Slider5、Splitter4
2ストライク以降26球・・・4Seam10、Sinker1、Slider3、Splitter12
ボール先行9球・・・4Seam3、Sinker5、Slider1

タフな投球で良くゲームメイクした



これで今季成績を24試合、14勝6敗、防御率を2.90から2.97にしている。今季球数は2225球に。昨年が3102球だったから、球数的に言えば、まだ余裕があると言えるかもしれないが、疲労は感じているはずだ。

1イニング当たりの平均球数。クレイトン・カーショウの13.58に続く13.78でメジャー全体2位の岩隈。それと比べると本戦の15.75は多い。1イニング平均15球以上は今季5試合目になった。

勝負球スプリッターをとにかく低め低めに丁寧に集めたと言えそうだ。低めゾーン到達は全27球の実に88.9%。右打者の外角低め狙いが内角低めに入ったり、左打者の外角低め狙いが膝元に入るなど、そういった両サイドのブレは若干見受けられたものの、高低では低めにしっかり集めることができていた。

しかし、同地区同士。相手もそんなことは分かっていて、しぶとくヒットにされてしまったと言えそうだ。スプリッターで打たれた5本のヒットのうち、2本がセカンド内野安打。その他もバットの先で巧くひっかけるようなかたちで右前に弾き返したライナーヒットなどもあった。こういった辺りは、打った打者との対戦歴は無くても、対岩隈のチーム全体の対戦経験が生きているということなのかもしれない。

右打者を12打数2安打の.167とすこぶる良く抑えた一方、左打者に10打数5安打の.500を打たれたのは、前回先発時に手応えを感じたというインコースを本戦ではあまり使うことができなかったのも大きいかもしれない。2-1の1点リードの4回1死走者なし、3番・左のテリスに投じた0-2からの第3球。ズニーノはインハイを要求したのにすっぽ抜けて外角寄りの高めに抜けた投球は恐らくカッターだろう。この新球種がもっと実戦配備できれば面白いのだが、今はその段階ではないのだろう。

ともかく良く投げたと言いたい。この時期になると、もはや内容は三の次で、一にも二にも結果こそが全てになる。エース級での取りこぼしは許されない中、しっかりゲームメイクをし、チームの勝利に貢献。同日タイガースがジャイアンツに敗れた(実際本稿執筆時点では試合途中だけども)こともあって、ワイルドカード争い2位浮上となっている。チームは4連勝でヤング、パクストンにつなぐことができた。

とりあえず、本エントリーはここまで。

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調子はよかったのに3失点

試合前に知った突然のワシントン監督辞任。まあ故障者が多いとはいえあの成績なら解任もあるのかなと思ってましたが。

この日は、制球もよく、出来はよかったと思います。それなのに、新人4人という楽勝とも思えるラインナップに、なんで3点も取られてしまったんでしょうね。監督辞任で発奮でもしたんでしょうか。

暗転したのは、ベルトレの四球がきっかけだと思うんですよ。2点差1死1塁の状況で、歩かせてもいいかなという投球。ボールのスプリットは振らないのが見えてました。この守りの投球にはちょっとがっかり(例の四球記録的にということではなく)。前回散々投げたインコースになぜ行かなかったのか。まあ一流の危機管理なんでしょうが、HRでもまだ同点だったけに疑問です。この後の打線と一巡目の結果から、後続は確実に討ち取れるとの計算だったのでしょう。本来のTEX打線だったらこんなふうに四球で逃げられないので勝負が見れたのに。

結果的には、そこから打線は勢いづいて、その後、粘り強く渋いヒットを連発。かなりのダメージを食らいました。あそこでベルトレを抑えていればすいすいいったのかもしれません。

>ノーアウト満塁のピンチは今シーズン初である。

前に無死満塁を作ったことはありますね。交代されてしまいましたが。
ピンチとはいえヒットがすべて巧打か不運なものでしたから、あまり心配していませんでした。クマも動揺はなかったでしょう。

6回途中の交代になりましたが、ベンチから見れば、しょうがないですね。無死満塁を作ったこと、次のオドールには2安打されていること、アーリントンの暑さなどを考えれば。ピンチを作ったら代えるんだったら回の頭から代えとけばいいのにとは思いましたが。


>スプリッターで打たれた5本のヒットのうち、2本がセカンド内野安打。その他もバットの先で巧くひっかけるようなかたちで右前に弾き返したライナーヒットなどもあった。こういった辺りは、打った打者との対戦歴は無くても、対岩隈のチーム全体の対戦経験が生きているということなのかもしれない。

こういうことなんでしょうね。最下位に沈んでいるとはいえさすがTEX打線です。初対戦の打者も多いということでスプリッターはもっと機能するかと思ってました。本人も「もうすこしパターン変えて、インコースとか投げていったほうがよかったのかもしれません」(WSMLBの番組中)とコメントしてました。

>2-1の1点リードの4回1死走者なし、3番・左のテリスに投じた0-2からの第3球。ズニーノはインハイを要求したのにすっぽ抜けて外角寄りの高めに抜けた投球は恐らくカッターだろう。

86マイルですからそうでしょうね。サイン出て構えたときにカッターくると気づいて、テンションあがりましたが、不発でした。

ストライクゾーン(コース)が狭かった。

際どいところが割とボールに判定されてリズムに乗り切れなかったのでしょう。
暑いながらも表情は険しくなく、体もキレがあったし、調子は絶好調じゃないとしてもまずまずでした。

4回、ベルトレイの前でボテボテの内野安打を打たれ、ベルトレイ2球目のアウトコース速球がボール判定になったところから少しずつズレが生じて、何となく6回途中自責点3(出来れば自責点2になって欲しいのはいつもの通り)になってしまったという不完全燃焼な結果になってしまいました。

でもこの試合のハイライトは2回のピッチャー返しですね。当たっていたら大変な事になっていた打球も神業のようなキャッチでその後内野が集まってきたシーンも含めて良かったなと思います。ベストシーンの一つになりました。
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