日本人最多13勝到達の岩隈久志、ダスティン・アクリーの打棒に救われる“ほろ苦”勝利~2014年8月31日○SEA5-3WSH

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連敗ストップを託された岩隈が本日早朝に先発登板



ナリーグ東地区首位を走るナショナルズをシアトルに迎えての3ゲームシリーズ。その最終戦である。

現在、マリナーズは72勝62敗でアリーグ西地区3位は変わらずも、ワイルドカード争いでは一歩後退の3位。アリーグ中地区でタイガースとロイヤルズが同率首位で並んだため、ワイルドカード争い2位タイに両軍が割って入るかたちになっている。マリナーズの後ろ4位にはヤンキースが3.5ゲーム差でつけている状況だ。

5連勝などもあって8月月間成績16勝10敗のマリナーズだが、直近10試合は5勝5敗の五分。ここへきて3連敗が響いている。このカードの初戦はエースのヘルナンデスを押し立てて臨んだものの、そのキングがまさかの4被弾。3-8の大敗で敗れると、続く第2戦は相手先発ストラスバーグの快投に遭い、1-3の敗戦。

聞くところによるとエクスポズからナショナルズに改名してからマリナーズは同カード11戦全敗とのこと。8月連敗がなかったマリナーズは、先のレンジャーズ戦から3連敗中。11戦全敗の汚名と連敗ストップを岩隈に託すという第3戦になった。

相手先発は昨年メジャーデビューしたばかりの右腕のローク。今季成績は防御率2.81、12勝8敗の数字を残していた。

岩隈は昨年9/13カージナルス戦からインターリーグ22イニング連続無失点中である。

両軍のスタメン

ナショナルズ=1番・スパン(中)、2番・レンドン(三)、3番・ワース(指)、4番・ラローシュ(一)、5番・デスモンド(遊)、6番・ハーパー(左)、7番・ラモス(捕)、8番・カブレラ(二)、9番・シューホルツ(右)、先発・ローク(右投)

マリナーズ=1番・ジャクソン(中)、2番・アクリー(左)、3番・カノ(二)、4番・モラレス(一)、5番・シーガー(三)、6番・デノーフィア(指)、7番・チャベス(右)、8番・ズニーノ(捕)、9番・ミラー(遊)、先発・岩隈(右投)


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ボール先行。らしくない立ち上がり



青い空と白い雲に覆われたセーフコフィールドのデーゲーム。1回表の岩隈。ゼロに抑えたとはいえ、20球を使用。らしくない立ち上がりになった。

2-0、2-0、3-1、2-0。打者4人全てボール先行した。逆球や抜け球も目立ち、速球以外の変化球が高めに入るケースも多かった。2死後、2戦連続本塁打の3番ワースに3-1経由フルカウントから挑んだ勝負で、真中高めに抜けた速球を右中間へ弾き返された。空振りを奪った直前球もほぼ同様コースだったので相手は対応しやすかったのだろう。この当たりが好走塁を許す二塁打になって2死2塁、しかし、後続の4番ラローシュを低め投球で鈍い二ゴに仕留め、ここは難を切り抜けている。

2回表、1死後、4試合ぶりの被弾を許している。

相手は新進の左打者ブライス・ハーパー。逆球速球でファーストストライクを取った後の第2球だった。本戦で唯一投じた73マイル(約117.4キロ)、外角狙いのブレーキングボール。この投球が真中高めに入る失投になった。上手く溜めを作られ一閃された飛球は、打った瞬間の大当たり。ナショナルズが本カード3戦連続、いずれもホームランで先制した。2回終了時で球数39球。これは今季4番目に多い球数にもなった。(SEA0-1WSH)

安打出塁した先頭打者を2塁に送り込むことすらできずに終わった味方攻撃直後の3回表、岩隈が2本目の一発を浴びている。

左打ちの9番・シューホルツ。今季6本。伏兵とも言えるが昨年はカブスで21本を打っていた。昨年の対戦成績4の0に抑えた相手に、外角狙いのシンカーが2球連続して真中に抜けてきたその2球目を一閃され、センターの右、最前列に飛び込む7号ソロを許す。(SEA0-2WSH)

直後、2まわりめの1番・スパンにも痛打された。打率.299はナリーグ10位。球宴後は.365のアベレージを残す右打者に第1打席では低めスプリッターをタイミング良くすくいあげの中飛を打たれていた。その相手に今度は一塁線を破られる二塁打。無死2塁のピンチでマリナーズベンチはいてもたってもいられず通訳・鈴木氏を伴い、マウンドへ。

この後、2番・レイノルズになぜか同じインコースに3球続けて速球を要求するズニーノの首をかしげざるをえない配球。ひっぱらせて二走の三進を許さない三ゴか遊ゴを狙っていたのだろう。しかし、空振り、おっつけ一塁側フライファウルで準備が整ったレイノルズに、右中間後方へ打ち返された。快飛球がウォーニングゾーンを襲う。なんとか中堅手ジャクソンの守備範囲内に収まったものの、二走タッチアップ三進、1死3塁とした。

ここから踏ん張った。

1打席目二塁打の3番・ワースを球を動かして内角を打たせ、詰ったゴロに三走釘付け、前進守備ミラー正面の遊ゴ。4番・ラローシュには3球三振。今日、敵軍4番打者はクマに全く合っていなかった。

2点を追いかけたマリナーズは直後の3回裏、先頭打者ミラーが二塁打で出塁。その後1死3,1塁とチャンスを広げ、打席は球宴後156打数49安打の打率.314、OPS.880と打撃好調のアクリー。相手先発ロークの高めの失投を中前へ弾き返すタイムリーが飛び出した。(SEA1-2WSH)

ブライス・ハーパーに3打席連発をくらう



1点を返してもらった直後の4回表、味方のさらなる反撃を待つためにも、ここはしっかり締めたいイニングである。しかし、ブライス・ハーパーに2打席連発をくらう。

内に速く、外遅くと攻めても乗ってこずに2-0とした後、外角狙いの3、4球目がいずれも内角に抜けてボール、ストライク。カウントは3-1に変わって、ラスト外角低め85マイルの投球だった。甘いコースではなかった。しっかり投げ切ったのでは?と思う。だがしかし、心地よくバットを振り抜かれてしまった。

今日のハーパーはどんなコースでも対応できそうな、そんな日なのだろう。結局、この後シアトル救援陣からもヒット1本を打って3安打のハーパー。クマにとっては不運な一日になってしまった。(SEA1-3WSH)

1試合に同一打者に被弾したのは昨年7/4レンジャーズ戦のベルトレーの例があるものの、さすがに2打席連発はメジャーで初のできごとになっている(NPBは未確認)。

打撃好調のアクリー、4打点で遭難者・岩隈久志を救助する



ようやくエンジンがかかってきたのが5回表だったか。本戦初の三者凡退劇になった。僅か9球。球数過多気味の中での調整イニングになった。

一発をくらったシューホルツにはボール先行2-0を許したものの、フルカウント勝負はインコース低めへズバッと決まる見逃し三振。3巡目に入った1、2番にはリズム良くゴロアウトに仕留めることに成功。クマらしさが戻ってきた中盤の1、2、3ピッチングになった。

岩隈の三者凡退がシアトルに流れを運んできたのか、直後の5回裏、ヒット2本で作った1死2,1塁のチャンスで、かつてのプロスペクトが躍動した。バッターボックスは1打席目にタイムリーを放ったアクリー。場内を騒然とさせる右翼席をジャックする完璧な一撃の逆転3ラン。アクリーは本戦で今季2度目の4打点。結局、岩隈はかつてのプロスペクトの打棒に救われるかたちになっている。(SEA4-3WSH)

1点リードに変わった6回表、岩隈は2イニング連続の三者凡退投球。3番・ワースから始まるクリーンアップトリオとの対決になったが、鬼門のワースを7球かけて三振に仕留めた後は、4番、5番を合計3球で凡退させ、6回86球3失点のクオリティスタート。

マクレンドン監督、本調子ではない岩隈に無理をさせず、7回からは自慢の救援陣を投入。ファーブッシュ、ファークワー、メディーナ、ロドニーと小刻みにつないでナショナルズの反撃を絶つと、9回にさらに1点を追加。5-3で11連敗を止める念願の逆転勝利を飾っている。

ホッとしたのはクマだろう。13勝目は田中将大の12勝を抜く今季日本人投手最多の勝利数になっている。

20140901DATA02.jpg

6回、打者23人、86球(1回当たり14.33)、被安打5、被本塁打3、奪三振6、与四死球0、失点3、自責点3。

初球23球・・・4Seam7、Sinker6、Slider4、Splitter6
2ストライク以降22球・・・4Seam8、Sinker2、Slider3、Splitter9
ボール先行25球・・・4Seam8、Sinker4、Slider3、Splitter10

スプリッター機能せず。精彩を欠いた岩隈。やっぱり、お疲れでしょう



これで今季成績を23試合13勝6敗、防御率は2.83から2.90へ。8月月間成績は防御率2.37、4勝1敗としている。8月の月間MVPは好調エンゼルスのマット・シューメーカーが41回1/3を投げて防御率1.31、6勝1敗という驚異の数字を残しているから、残念、岩隈に目はないだろう。

クオリティスタートは守ったものの、岩隈には納得できない内容になったはずだ。

3被弾は昨年6/21アスレチックス戦、同7/9レッドソックス戦に続くメジャーで3度目の屈辱である。

前回レッドソックス戦でマウンドとの相性を口にしていた岩隈だったが、やっぱり、お疲れなのだろう。打たれたヒット5本は全て長打。制球に精彩を欠き、ボール先行が多く、3球目2ストライク率は27.3%しかなかった。良いときには気にならなかったであろうズニーノのリードも、悪いとなると途端に気になってしまうのだが、同じコースに同じ球種を続けて要求して打たれるという場面が目立ったような気がする。

4シームも走っていなかった。力を込めて投げた幾つかの投球で空振りを6個奪ったものの、平均球速は2戦連続142キロ台止まり。144キロ台で好結果を出した7月~8月上旬の頃と比べれば明らかなスピード減。コマンドも不足しがちだった。

しかし、2回カブレラ、5回シューホルツをいずれも見逃し三振に取った左打者膝元投球は白眉。あまりにも絶品なので、もっと早いカウントから見せていけばよかったのに・・・と感じた。本戦、ズニーノが左打者の内角にミットを構えたのは当ブログ調査では4球だけ。少々もったいなかったように感じた。

追い込んでからのスプリッターも本戦では機能しなかった。MLB Gamedayを元に集計した当ブログ調査によれば、2ストライク以降のスプリッターは全9球。1回スパンを中飛に討ち取った1球(この1球も巧打された感)を除くと、4球でボールカウント、4球で粘られファウル、岩隈有利に働かなかった。

20140901DATA03.jpg

◎◎◎関連記事◎◎◎
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重大な試合なので勝ったことで満足

初対戦のWASだし、マリナーズ打線も打てないので、無失点かそれに近い投球がほしいと思ってみてました。相手の打線が振れていて3点とられてしまいましたが、勝ったのでokでしょう。
この試合、初回から高め速球が多くて、強気だなあと思いました。高めの速球やインコースのフロントドアを投げると、なぜか反応して、テンションがあがるこのごろです。スプリットで討ち取るのに飽きたわけではないんですが、やはり速球で討ち取ると爽快感がありますね。

ポイントは、勝った試合なので、相手のチャンスをしのいだ3回無死2塁の場面でしょうか(負けていたらHRのシーン)。

>2番・レイノルズになぜか同じインコースに3球続けて速球を要求するズニーノの首をかしげざるをえない配球。ひっぱらせて二走の三進を許さない三ゴか遊ゴを狙っていたのだろう

ここは疑問というよりむしろしびれる配球にみえました。3球はスコープの画面でインハイのほとんど同じところへいってましたし、あれだけ執拗に要求したんだから何か根拠があるんでしょう。

>良いときには気にならなかったであろうズニーノのリードも、悪いとなると途端に気になってしまうのだが、同じコースに同じ球種を続けて要求して打たれるという場面が目立ったような気がする。

討ち取ればオーライとなるだけに、続けたこと自体は疑問を感じませんでした。今日はスプリットが通用しないと見ての苦肉の策だったかもしれません。

>マクレンドン監督、本調子ではない岩隈に無理をさせず、7回からは自慢の救援陣を投入。

6回は3人で切ってくれと思ってみてました。走者を出すと、この日の天敵ハーパーに走者を置いて回ってしまうので。
この試合は6回で十分でしょう。ワンポイントでハーパーを殺したファーブッシュはじめ、強力中継ぎ陣はやはりクマ続投より安心してみてられました。

>追い込んでからのスプリッターも本戦では機能しなかった。

これが一番大きいですね。交流戦で初対戦なので、楽に空振りが取れると思ってたんですが、ほとんど振ってくれませんでした。空振り自体が1回しかなかったような。
なぜでしょうかね。クマお疲れのためでしょうか?球の変化はいつもと変わらない感じもしましたが。
WASが、初対戦にもかかわらず、入念に対策をしてきたのかなとも思います。

WASの試合を見るのは初めてに近いんですが、見逃し三振を怖がらずに球をよく見てきますね。そしてこれという球は強振。OAKに近い打線なのかもしれません。
そんな打線が好調というのですから、苦戦するはずです。
この打線に対して、高め、フロントドアなどインコースの多用でソロ3本だけに抑えたのだからまあ上々でしょう。

勝って良かった。

次のレンジャーズ戦も終わってしまってるんですが・・・
チームが勝って良かった。クマに勝ちがついて良かった。
前日にアクリーが2009年ドラフト1位2位対決でホームランを打って気をよくしてたのが良かった。

ハーパーはやっぱり良いバッターですね。
2日後、カーショーからもホームランを打ってましたね。
カーショーも打たれたんだからまあいっか(仕方なし)みたいなのはアリでしょうかね(笑)
投手の心理としてそういうのはあるのかな?
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