無駄に長かった5時間14分も、岩隈久志は無駄球なし。7回2失点の省エネ77球~2014年7月18日●SEA2-3xLAA

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後半戦開幕のマウンドに岩隈が登る



前半戦を5年ぶりの勝ち越しで折り返し、後半戦の戦い次第ではプレーオフ進出も見えてきたシアトルマリナーズ。オールスター明け最初のカードは敵地エンゼルス3連戦で幕を開ける。後半戦開幕はアリーグ西地区同士の対決になった。その初戦、7月3戦3勝の岩隈久志が登板。第2戦はエースのヘルナンデスが投げる予定になっている。

マリナーズは51勝44敗の3位。1位・アスレチックスとのゲーム差は8.0となかなか縮まらない。対するエンゼルスは57勝37敗の2位。前半戦を5連勝で飾り、球団新記録の57勝到達。オークランドを僅差1.5で追っている。7月のチーム打率は.312と打線が好調。

7月に入り打線が湿っていたオークランド相手に見せた前半戦最後のピッチングが、本物か?どうか?バットが振れているエンゼルス戦での先発は、試金石にするには最適の相手と言えた。

相手先発はジェレド・ウィーバー。今季成績は10勝6敗、防御率3.45。メジャーデビュー9年連続二桁勝利を記録する通算123勝のフランチャイズプレーヤーだ。

それにしても5時間14分というムダに長い1戦になった。

8回裏、ファーブッシュがハミルトンを仕留めたところで観るのを止めた私だったが、延長16回までいったとは・・・ 最後は2-3のサヨナラ負け。バーテンダーが4イニング51球投げるなど、大丈夫だろうか・・・

岩隈は7回2失点。4回までゼロを並べたが、5回に先制2失点。しかし7回に味方が同点に追い着くと、その裏の無死1塁を切り抜け、お仕事終了になった。

ベンチに引き上げてきた岩隈はダッグアウトの中で通訳のアンソニー鈴木を介して、カノらチームメイトと笑顔で談笑。手応えのあった77球だったのだろう。



HANREI3.jpg

両軍のスタメン

マリナーズ=1番・チャベス(右)、2番・ジョーンズ(中)、3番・カノ(二)、4番・シーガー(三)、5番・モリソン(指) 、6番・スモーク(一)、7番・アクリー(左)、8番・ミラー(遊)、9番・ズニーノ(捕)、先発・岩隈(右投)

エンゼルス=1番・カルホーン(右)、2番・トラウト(中)、3番・プホルス(一)、4番・ハミルトン(左)、5番・アイバ ー(遊)、6番・ケンドリック(二)、7番・フリース(三)、8番・クロン(指)、9番・コンガー(捕)、先発・ウィーバー( 右投)




5回表までゼロが並ぶ。ウィーバーとの投手戦に



1回表、マリナーズの攻撃。3番・カノが内野安打で出塁に成功。攻撃の起点を作ったが、4番・シーガーが守備シフトの餌食に倒れて3アウト。その直後の1回裏、岩隈も2死から3番・プホルスに左前安打を許す。しかし後続の4番・ハミルトンを空振り三振。岩隈も首をかしげたインコース狙いの速球がアウトハイボールゾーンに抜けた球が結果的には絶妙な高低攻めになった。

立ち上がり、トラウトやプホルスの結果球など甘い球も散見されたが、2三振含むストライク先行ピッチング。16球を使っての、まずまずのスタートと言えた。

翌2回裏は5、6、7番を三者凡退投球。先頭の5番・アイバーには追い込んでからの内角狙いの本戦最速91マイル(146.5キロ)を痛打されたが、一直。ゾーンが低めだったのが幸いしたのだろう、ファーストの頭上を越えていくことなく終わる。6、7番にはイージーなゴロと平凡フライアウトに仕留めている。

エンジンかかってリズムに乗ってきたな!と思わせてくれたのが3回裏。

この回も三者凡退投球だった。僅か7球、下位8番から始まるエンゼルス打線を、遊ゴ、二ゴ、一ゴのゴロアウト3本に退ける。ゴロを打たせて取る岩隈真骨頂のイニングになったが、4回以降、雲行きが怪しくなった。

アイバーの当たりがヒットにならず、ホッ



4回裏、先頭は先日のオールスターでMVPを獲得した2番・トラウト。1打席目は中飛に仕留めたとはいえ、センター左後方ウォーニングゾーンまで運ばれるフライを打たれていた。

ここでは初球の外角狙い速球が際どく外れてボール、2球目シンカーが真中低めに逸れてボール。2-0とボール先行を許していた。第3球、外角低めに厳しく誘うシンカー(現地中継2シーム)。普通の打者なら凡打になるところを、上手くバットコントロールされて三遊間突破の左前ゴロヒット。

1塁に今季10盗塁(失敗なし)の俊足トラウトを置き、打席に4番・ハミルトン。合計4回の1塁牽制球で走者をケアしながら強打者との対峙を余儀なくされる難しいシチュエーション。しかし、落ち着いて3球目の絶妙スプリッターで空振りを取り、1-2と追い込むと、2-2から平凡な遊ゴ。これが進塁打になって2死2塁、本戦初の得点圏進出を許したが、ハミルトンをしっかり討ち取ることに成功した。

この直後がヒヤッとした。

5番・両打ちのアイバー。初球。スプリッターが膝元に入った所をバット一閃される。フライナー性の快飛球が右中間後方を襲う。抜ければトラウトにホームを踏まれるのは確実。しかし、ライトのチャベスが背走、ウォーニングゾーン内でグラブに収め、クマの危機を救った。(この後、チャベスは同点打を打つことになる)

それにしても、本戦で最も要注意は5番・アイバーだったのではないか。過去の通算対戦成績は13打数4安打1三振の.308。本戦で3度あった対戦はいずれも一直、右直、中直と岩隈に軍配が上がったとはいえ、内容だけみれば低めや真中の投球を捉えられ、ラインドライヴの打球が3本(今季のアイバーはローボールに強い傾向があった)。その中で2回は先頭打者、4回は2死2塁のピンチ、いずれもラッキーなことにヒットにならずに済んで、ホッとしている。

5回裏、先に2点を許したが、7回表味方が追い着く



3回の快晴が4回に入り雲行き怪しくなり、5回裏、遂に降雨に見舞われた。

スコア0-0の投手戦、先に崩れたのは岩隈だった。5回表、スモークの先頭打者二塁打の好機を点に結び付けることができなかったマリナーズは直後の守備回で、守備の乱れなどから2点を失っている。

6番から始まり、下位へ下がっていく打順。先頭ケンドリックによる三遊間を渋く破る左前安打から始まった。無死1塁で7番・フリース。今季カージナルスから移ってきた31歳に1-1から投じた内角狙いのシンカーがコマンド甘く真中高めに浮いて入ってしまう。これをしっかりおっつけられ、ワンバウンドで右中間フェンス到達の二塁打に。

この当たりで1塁からケンドリックが長駆ホームイン。マリナーズの中継バックホームも破綻なく、ホームはクロスプレーにもならない完全アウトのタイミング。しかし、捕手ズニーノが球をこぼし転々。セーフになってしまう。この間、打者走者は3塁へ。(SEA0-1LAA)

拙守の直後の好守あり。

無死3塁、8番・クロンの詰ったフライは右中間ポテンヒットコース。着弾覚悟の飛球を中堅手ジョーンズの果敢なダイビングキャッチに救われ1アウトを取る。

しかし、1死3塁、9番・左打ちのコンガーに追い込んでから右前へタイムリーを許してしまった。1-2から低めを狙った誘い球が変化せず。通常なら討ち取った当たりのバウンドゴロはセカンド左の二ゴになるはずだった。しかし、内野前進守備を採用していたカノの左横をバウンドが嫌らしく抜けていってしまう。(SEA0-2LAA)

2点を先制されたマリナーズ、6回表の攻撃はチャンスだった。

1死2,1塁で、4番・シーガー空三振、5番・モリソン四球で2死満塁、6番・スモークにボール先行2-0経由からラストは2-2からの見逃し三振。この間、捕手が何度もマウンドに足を運び、四球後にはコーチもマウンドへ歩を進めるという押せ押せの場面。しかし、ダテに9年連続二桁勝利はしていない。粘られてしまった。

6回裏の好機を逃したシアトル打線だったが、翌7回裏のチャンスで同点に追い着くことに成功する。

先頭打者アクリーが二塁打で切り込むと、ミラーが中前に弾き返し、アクリー生還。ここで相手は継投に入る。その後、1死2塁、先ほど好守で岩隈を救ったジョーンズが追い込まれてからのチェンジアップを上手く拾い中前へ。このフライヒットが同点打になる。この後、2死からカノがつなぎ、チャベスが三進、しかしシーガーが倒れて、勝ち越しはならず。(SEA2-2LAA)

6回裏を三者凡退に抑えた岩隈は、同点に追い着いてもらった7回裏は絶対にゼロで締めなければならないイニング。先頭のケンドリックにこの日2本目のヒットを許す。ケンドリックは7月打率が.396と好調。ツイてもいるのだろう。しかし、その後の得点圏進出を許さない岩隈、後続を凡退させて77球でお仕事終了になった。

後半戦最初のマウンドを7回2失点。勝ち負けつかなかったが、4戦連続のクオリティスタートになっている。

■岩隈久志エンゼルス戦投手成績
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エンゼルス戦の先発試合のQS率100%



それにしても、エンゼルス戦に強い岩隈である。今日のように外野に飛球を打ち返されることが多かった状況下でも、結果をしっかり作ることができるのは、相性の良い相手だからという要素もあるのだろう。

これで通算対戦防御率1.64に。先発した7試合全てでクオリティスタートという素晴らしい結果が続いている

強打者・好打者3人衆の対戦成績も確認しておこう。

マイク・トラウト
2012年=12打数2安打、3三振、1四球
2013年=7打数1安打、3三振
2014年=3打数1安打
Total=対戦打率.182、22打数4安打、6三振、1四球

打率.310はアリーグ7位、出塁率.400は同2位、長打率.606も同2位。OPS1.005は同1位。22本の本塁打と10盗塁。今季も傑出した成績を残す5ツールプレイヤーだが、ここまでの対戦成績は岩隈が圧倒していた。しかし、本戦では難しい球をヒットされ、低めの投球を2本、外野後方に運ばれている(1本はウォーニングゾーン、1本は後方)。紙一重の対戦になったと言えそうだ。

アルバート・プホルス
2012年=13打数2安打、2二塁打、4三振
2013年=6打数0安打、1三振
2014年=3打数1安打、1三振
Total=対戦打率.136、22打数3安打、2二塁打、6三振

打率.279、OPS.816、20本。7月は好調で打率.373、OPS.991だった。直近5試合連続安打で、この間、10本の安打を量産。1試合2安打が3回、3安打が1回と当たっていた猛者を、シングルヒット1本に抑えたのは上々の出来。1回の左安は右打者の外角から入るバックドアのシンカー。これが真中に入ったところを打ち返された。

今季の岩隈を見ていると、バックドアはアウトコースから入れて、投げた後の行き先は高めにさえいかなければOKというアバウトな考えで投げているのかもしれない。バックドアというとアウトコースのボールゾーンからアウトコースのストライクゾーンに制球されてしかるべきという考えにとらわれていたのだけれど、岩隈はストライクゾーンの中で球が動いてくれることに重点を置き、制球はおおらかに考えているのかもしれない。

4回無死1塁でインコースを攻めポップフライを打たせ、一走のトラウトを釘付けにできたこと。6回先頭で外角低め変化球攻めを徹底し、しっかり三振に取ったのは、見ごたえあった。

ジョシュ・ハミルトン
2012年=6打数2安打、1二塁打、1本塁打、1敬遠、1三振
2013年=6打数0安打、3三振
2014年=3打数0安打、1三振
Total=対戦打率.133、15打数2安打、1二塁打、1本塁打、1敬遠、5三振

対戦3打席全10球投げたが、速球は1打席目の三振結果球の1球しか投げず、徹底したスライダー、スプリッター攻めだった。6回1死走者なしの第3打席目はファースト左の1,2塁間を襲ったゴロ。これを一塁手スモークが取れず、抜けたと思った矢先、ハミルトンシフトでファースト後方に位置取りしていたセカンドのカノが涼しい顔で処理している。

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7回、打者27人、77球(1回当たり11.00)、被安打6、被本塁打0、奪三振3、与四死球0、失点2、自責点2。

初球27球・・・4Seam5、Sinker13、Slider6、Splitter3
2ストライク以降15球・・・4Seam4、Sinker3、Slider1、Splitter7

岩隈の談話「勝てなくて残念。(気持ちを)切り替えることが一番だと思う。何とかいいピッチングができて、試合をつくることができた」

2ストライク以降のボール球は僅かに3球。超・省エネ投球



無駄に長い試合だったが、岩隈は無駄球のない球数削減ピッチング。2ストライク以降のボール球は僅かに3球しかなく、1イニング当たり11.00の球数は10.76を記録した前回アスレチックス戦に次ぐ省エネになっている。

球数の少なさを見ればもっといけたのだろうが、NHK BS中継の解説・吉井理人氏によると、ダッグアウトの談笑を見ていると、予め7回までと決まっていたようなフシも伺えるとのこと。しかし、その後の展開を見れば、できればもう1イニング投げてもらいたかったというのがマクレンドン監督の本心だろうし、8回も投げれば良かったと思っているのが岩隈の本心だろう。

これで今季成績を15試合8勝4敗、防御率2.95(アリーグ9位)、QS率66.7%、WHIP0.99(同3位)、K/BB10.38(同1位)としている。

打者109人連続フォアボールなし!



素晴らしいのは、6/25レッドソックス戦で最後に対戦したペドロイアに四球を与えて以来、打者109人にフォアボールを許していない点だ。一方、この間の三振は28個。7月の出来がK/BBアリーグ1位の10.38という数字になって表れている。

さらに驚かされるのは3ボールまでいった打席が109人中、僅かに5人。打者・投手五分五分の状況になるフルカウント勝負は僅か4人に止まっている。6月のフルカウント勝負が15人だったことを考えると、驚異的な少なさである。元々、四球を出すタイプではないものの、ここまで少ないのは、ストライクゾーンの中で勝負できるという岩隈の手応え、充実度が表れた数字と見ることもできる。



懸念されるのは、外野飛球の多さ



一方、引き続きの懸念材料もある。

犠打除く全打球に占める外野飛球率(ここではライナーも含む)の多さだ。本戦でも50.0%と高い値を記録した。一般的に外野飛球はゴロよりもヒット、長打になる潜在的リスクを抱えているため、できれば50.0%以下に抑えたいところである。

上記表にまとめたように、月別でみると7月に入って外野飛球率が急増していることが確認できる。これは7/7ツインズ戦の試合前に真っすぐの感触を掴んだことにより、真っすぐを効果的に用いた高低攻めの結果も、相手打者の外野飛球が増えている一因だと思う。外野飛球に占める被本塁打の割合も7月に入って2.4%と少なくなっており、外野飛球を打たれても被弾を防ぐことができている。

しかし、外野飛球に占めるウォーニングゾーン内に到達した打球の割合は12.2%と7月で倍増しており、7月になって被弾が減ったのは、打者との勝負が紙一重で運にも恵まれた要素が強かったことが伺える(これが外野後方で失速していれば、岩隈の力量による要素が徐々に増し、定位置フライならさらに増すのだが)。

ウォーニングゾーン内に止まった打球が数本スタンドインしていれば、外野飛球に占める本塁打割合も10%近くまで(9.8%)上昇する結果になる。そういう意味では運にも恵まれた7月の快投とも言えるのだ。【終】


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チームが勝てば結果オーライとなったのだが

中盤まで、いつものようにどんどん振ってくるお得意様LAA打線を球数少なく抑えていき、HRさえ気をつければ完封もあるかもと思っていました。が、先に失点。
対するウィーバーは何回もピンチになりますが、左打者へのフロントドアを決め手に切り抜けるさすがのピッチングでした。今日はさすがに勝てないかなとも思いましたが、ウィーバーのほうが先にマウンドを降り、直後に同点。長いイニング投げるとやはりこういうこともありますね。これで勝ては「省エネピッチングでウィーバーに粘り勝ち」となるかなんて思ってたのですが。
7回77球で予想外の交代。8回は確実に投げられそうだったんですが。
前回4順目まで引っ張って失敗したからでしょうか。それとも優秀なブルペンのほうが失点を防げるとの判断?この時点では延長まで考えてないでしょうし。

>8回裏、ファーブッシュがハミルトンを仕留めたところで観るのを止めた私だったが、延長16回までいったとは・・・ 最後は2-3のサヨナラ負け。

7回2失点勝ち負けつかずで、好投だったなと締めくくれるのはチームが勝ったとき。負ければ、どうしてもこの失点がなければ勝てたなあとなってしまいます(そのためにもこの試合の行方、最後まで見届けたんですが、、疲れた)。全体としては2失点もやむなしの内容でしたが、やはり惜しい。
今年のマリナーズの守備は良くて満足していると書いたばかりなのであまり言いたくないんですが、やはりズニーノがこぼしていなければ、、
でもそのあとのセンターフライ、去年ならまずポテンヒットになっていたところをジョーンズが好捕。これで1点ですんでればよかったのですが、次のアンラッキーなヒットのせいで帳消しとはなりませんでした。
まあ、守備(と打線)は投手にはどうにもなりません。フリースに甘い球を投げた時点であきらめるしかないということでしょう。

WSMLBでのクマのコメント「きょうはまっすぐがいい感じじゃなかったので、変化球をまぜて緩急をつけながらのピッチングができた」。
確かに初回あまり球速が出てませんでした(86-87もあった)。このためか、今回は高め速球での攻めがハミルトンの三振くらいで、ほとんど見られませんでした。ローボールヒッターのトラウト(NHK実況解説はそうみていないようでしたが)をはじめとして、LAAにも有効な球だったんですがね。


>一方、引き続きの懸念材料もある。
>犠打除く全打球に占める外野飛球率(ここではライナーも含む)の多さだ。本戦でも50.0%と高い値を記録した。

>上記表にまとめたように、月別でみると7月に入って外野飛球率が急増していることが確認できる。

HOU戦のエントリー(http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-2313.html)へのコメントで書いたように、今年は去年に比べて、打球中のフライの割合(FB%)が減っています。去年34%に対してそのときは25%だったのですが、今は29%です。FB%は去年の水準に急速に戻っています。
「外野飛球率」は内外野区別しているし、外野ライナーも含むので、FB%とは違いますが、一応似たものとして考えます。
7月に入っての外野飛球率の急増が、去年の水準にもどるという動きであれば、これは懸念材料ではないでしょう。去年はすばらしい数字を残したのですから。

>ウォーニングゾーン内に止まった打球が数本スタンドインしていれば、外野飛球に占める本塁打割合も10%近くまで(9.8%)上昇する結果になる。そういう意味では運にも恵まれた7月の快投とも言えるのだ。

これはそのとおりで運の要素が大きいでしょう。サンプル数が少ないというだけで十分で、ウォーニングゾーン内打球を示すまでもないでしょう。私はそれで納得しちゃうんですが、ウォーニングゾーン内打球割合をみると、ほんとに運なんだなと実感できますね。

絶好調じゃなくても抑えれば良し。

律儀に最後まで見てしまいました。好投が有耶無耶にならないためにもチームの勝ちが欲しかったですよね。何となく負ける気がしなかったんですけど。何となく負けてた。そして有耶無耶になってしまった。一例として、テレビで取り上げられない・・・など。

オールスターを挟んでも好調を維持しているらしかったので、始まって早々速球系の球速が遅いので、あれっと思ったのですが、フォーシーム狙いの相手に対して裏をかく作戦なのだろうと楽観的に見ていたのもあり、打たれてもあんまり慌てなかったです。後で速球があまり良くなかったという事が分かって、そうだったのかと思いましたが、どっちにしても、速球が悪いなりの良いピッチングだったと思いました。
先頭打者をスプリッターで三振をとり、スプリッターを改めて印象付けエンゼルス打線は好調なのもあり、積極的に打つ事になったと思う。初回のプホルスのヒットは1塁で首をかしげていて、捉えたはずなのになあという感じだったが、苦手意識でタイミングが狂ったか、クマがいつも通りタイミングを外していて、顔でホームランを回避という感じ。その後の打席もどうもクマには合わないプホルス。去年一昨年は不調っぽかったから抑えれたのではという疑惑は少し晴れて、好調でもシングルヒット1本に抑えれたのは良かった。トラウトはどう見てもローボールヒッターですよね。私もテレビ見ながら突っ込みいれてました。低めが好きなのを逆手にとり、低めを厳しくついて、それを積極的に打ちにくることまで想定しての投球だと判断していて、高さを間違えてないので外野の守備範囲というクマの想定内の打球だと思いました。
他の打者にも同じように高さを間違えてないので微妙に芯を外れてスタンドインに至らず。相手の調子が良いのでまずまず捉えられたが、想定範囲の飛距離なのかな。タマタマ運が良かっただけだという説は当然のようにあるもののあえてハイレベルに考えれば、自身の調子が良くある程度抑える自信があれば、調子の良いエンゼルス打線を逆手に取り、打てそうで打てない球で誘った。好調打線でなければ前に飛ばずファウルになったりするが前に飛ばしてくれるので少ない球数でアウトを取れた。但しリスクもあるのでヒットも数本打たれたという感じに見えたのですが、私がなぜか楽観視していてよっぽどどうかしていたのかもしれないし。
7回77球で降りたのは次回、実質中3.5日なので体力を温存したのと、もっと長いスパンで考えれば今年は10月も投げる可能性を考えての体力温存なのかと思ったり、言ってることが違うみたいですが、一見すると調子が悪く続投は危なそうに見えたから好調リリーフと比較してリリーフを選択したという2通りなのかなと思っていたのですが、最近になり「疲れていたから中5日にした」みたいな監督のコメントが出ていたりして、前回の9回も続投してホームランを打たれた印象がそんなに悪かったのかよ?とネガティブに思ったり、ニュースレベルでもいろんな説があって、本当はどうなの?って感じなのですが。何だか私の見解はかなり自信が無いものになっている感じで。ただ、ヘルナンデスも連動してずれるみたいなので、あまり心配はしてないです。
それでもこの試合に限らず、打たせて取るピッチングのハイレベル版である少ない球数で打たせて取るピッチングはファウルで粘られるのは避けたいのでなるべく打てそう球を投げて芯を外す投球が求められると思うしそれを目指しているのだろうと思います。パワーピッチングと両方あれば相手は更に的を絞りにくくなるので良いですね。
ズニーノのエラーは自責にならないと勝手に思っていたので試合後に自責点2と知ってしばらくショックでした。
ただ、今回は右中間を完璧に破られたのがそもそも悪いと思うので、打球の処理をミスとは意味合いが違うし、仕方ないですか。敗着はクマの原因としてはその後のコンガーへの配球で、三振が欲しかったのでスプリッターを連投した方が良かったかと思います。他人に押し付けるなら、ズニーノのエラーと、そもそも打線の援護が2点という事だと思います。7回2失点は責められないと思います。その後エンゼルスが若干成績として調子を落としている感じなので、それなりのダメージは与えられたのだと思っています。
それでも77球で降りたのが気がかりなので、次回はその不安を払拭する好投を期待したいです。
まさかのメッツのコロンとの投げ合いでリベンジだなと思っていたのですが、ずれたのでオリオールス戦でも2年前の先発復帰戦のリベンジといきたいところでしょうか。
でも、この試合で一番衝撃的だったのは、10回表カノのタイミング完全セーフの2塁打がビデオ判定でアウトになったことです(笑ではすまされない)確かにアウトかもしれないけど、これがアウトになる野球は面白いと思わないなあ。無理に止まろうとすると怪我するんじゃないかな。
次の試合で、シーガーは2塁にヘッドスライディングしてた(笑)
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