【試合評】球団史上初のスミイチ敗戦で6位・西武とのゲーム差0.5に~2014年6月11日(水) ●楽天イーグルス0-1ヤクルト

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球団史上初のスミイチ敗戦



4/19以来の連勝へ向けて13度目の挑戦になったが、今季7度目の零敗。

打線は相手先発・石川の前にゴロの山を築き、散発4安打に封じられると、好投をみせた楽天先発・川井はまさに一発に泣くかたちになった。1回表、1番・山田にフルカウント勝負からのスライダー、「四球を出すよりは打たれた方がいいと思い、ストライクを取りにいきました」という思いで投げた失投を、左中間席へ運ばれる初回先頭打者ホームランを浴びる。これが決勝点になった。

打線は先頭打者が出塁した5回、7回、いずれもバントで送って1死2塁の得点圏を演出。しかし、5回は西田が空振り三振、聖澤が止めたバットに当たった投ゴ、7回は松井稼が10球粘ったが空振り三振、続く西田も初球打ち遊ゴ、石川に要所で締められ、好機を逸している。

イーグルスは山田の一発の僅か1失点で敗れ、球団史上初のスミイチ敗戦を喫している。初回先頭打者本塁打によるスミイチ勝利は2001年日本ハムの井出以来NPB市場6度目の珍事とのこと。

これでチーム成績は58試合23勝35敗、借金は再び今季最多タイ12へ。順位は5位のまま。ゲーム差は1位・オリックスと14.5、2位・ソフトバンクと12.0、3位・日本ハムと7.5、4位・ロッテと4.5、6位・西武との差は遂に0.5となった。

交流戦成績は6勝11敗の10位。コボスタ戦績は10勝18敗で推移している。

両軍のスタメン

ヤクルト=1番・山田(二)、2番・比屋根(中)、3番・川端(三)、4番・バレンティン(左)、5番・雄平(右)、6番・田中浩(一)、7番・荒木(遊)、8番・相川(捕)、9番・石川(左投)

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・牧田(左)、4番・ジョーンズ(一)、5番・嶋(捕)、6番・松井稼(三)、7番・西田(遊)、8番・聖澤(中)、9番・川井(左投)


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最速164キロ右腕クルーズ、ベールを脱ぐ



6回1失点の先発・川井に6回裏代打が送られたことで7回表、二番手としてクルーズが来日初のマウンドに登っている。

7回1イニングを投げ、7番・荒木、8番・相川をいずれも二ゴに討ち取った後、9番投手の石川に154キロを左前へ弾き返され、1番・山田には詰りながらも右前へ運ばれ2,1塁。2死からピンチを招いたクルーズだったが、後続の比屋根を二ゴに抑え、来日零封デビューを飾っている。

19球を投げてストライク率は68.4%と上々。しかし、サイドハンド気味の投球フォームから繰り出された平均153.1キロのストレートは、その大半がシュート回転する軌道を描いていた。外角を狙った投球が真中から内角に入る逆球が目立つ内容。山田に打たれた右安もアウトコース狙いの速球がインハイに抜けたところをおっつけられてのヒットだった。杉山賢人氏の解説を聞く限りでは、これがこの投手の真っすぐなのだという趣旨だったものの、シュート回転するストレートは修正されてくるのかどうか?今後注視していきたい。

投手石川含む2本のヒットを集められ、ピンチを招いた時にはヒヤヒヤ。1点差で迎えた終盤のため、もし2点目が入ったらイーグルスに致命的なダメージになりかねない状況だった。それだけに、本戦での初登板はいかがなものだったか?首をかしげざるを得ないのだ。

則本よ、もっと視野を広く持て!



ここで話を前のDeNA戦の9回に戻したい。AJの2ランなどで10点差のリードがついた9回裏、則本が続投。今季4度目の完封シャットアウト劇でチームの連敗を4でストップさせたシーンだ。

日刊スポーツの記事を引用する。


■則本完封!キューバの至宝封じ連敗止めた (日刊スポーツ)

最終回のマウンドも望んで上がった。9回に3点を加え10-0。大量リードに首脳陣から交代を打診されたが、則本は首を横に振った。4連敗を止める使命感にあふれていた。続投志願の理由を「こういう時に自分で(連敗を)止められる選手になりたいと思っているので」とキッパリ言った。DeNA先頭石川に中前打を打たれたが、続くグリエルを見逃し三振。ブランコ、筒香には外野フライを打たせた。駆け寄ってきた嶋と喜び合った。


記事によると、9回裏、首脳陣から継投要請を受けた則本が続投の意向を示してマウンドに登ったという。理由は「こういう時に自分で(連敗を)止められる選手になりたいと思っているので」。記事は100%則本賛美の内容となっている。

でもこれっておかしくないか? 私から言わせれば、自分よがりの思いだと思う。首脳陣が意図があって継投を打診してきたその要請を、チーム事情を考えることなく断ったのだ。則本は自分が最後まで行くことがチームの窮地を救うという判断だったのだろう。しかし、その判断はひとりよがりなものに見えてしまうのだ。あの場面、点差は10点リードしていた。9回裏、則本が続投せずともチームは99%以上の確率で勝利していた。

例えば、連戦続きの日程で僅差リードの試合状況の場合などでの9回続投なら十分に理解できる。しかし、交流戦の飛び石日程で救援陣にも余裕があり、試合状況もワンサイドの圧勝ゲーム。そのような状況の9回裏、わざわざマウンドに行ったのは、私の目には「お山の大将の独善的行為」と映ってしまったのだ。

というのは、前回ブログにも書いたように、あの9回裏は安心して救援陣に与えることができる絶好の1イニングだったからである。

ファームでも登板ゼロ。慌ただしく1軍に登録された新戦力クルーズを試すには、本戦のような1点差という緊迫した僅差ではなく、こちらのほうが打ってつけの状況だったと言えるし、本戦四番手で5/31広島戦以来の登板になった斎藤や、5/25ヤクルト戦を最後に登板がないファルケンボーグなど登板間隔が空いた救援投手の調整登板の場所としても使うことができたはずだった。今後を見据えた時、救援陣に有意義なかたちで使ってもらったほうが、チーム全体の利益になったのだ。

継投要請をした首脳陣も恐らく私と同じ考えだったはず。しかし、則本の続投を最終的に認めたところは、佐藤監督代行も投手出身の指揮官だということなのだろうか。いずれにせよ、則本にはもっと冷静に、広い視野でチームを俯瞰するような視点を備えてもらいたいと強く願っている。

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山田左中本は攻めた結果



6回、打者24人、92球(1回当たり15.33)、被安打4、被本塁打1、奪三振1、与四死球4(四3死1)、失点1、自責点1。

初球24球・・・ストレート12、スライダー2、シンカー5、カーブ5
2ストライク以降24球・・・ストレート15、スライダー6、シンカー2、カーブ1

「全体的には四球を出してしまいましたが、何とか粘れたかなと思います。調子やペース配分がどうの言っていられる立場ではないので、最初から飛ばしていきました。先頭打者のホームランについては、四球を出すよりは打たれた方がいいと思い、ストライクを取りにいきました。ただ、結果がホームランだったので…。チームが逆転してくれることを強く祈っています」

山田に打たれた初回先頭打者本塁打。フルカウントから嶋の構えたミットは真中低めだったが、真中に真っ正直に入ってしまったのが痛かった。

被弾1死後、慎重になりすぎたか、3、4番に連続死四球でピンチを招く。ここで雄平に粘られ8球費やしたが、ラストは空振り三振。田中浩には中飛を打ち上げさせて後続を絶ち最少失点で切り抜けたのが、2回以降の好投につながった。もしここで2点目が相手に入っていたら、6回にはマウンドにいなかっただろう。

2回は先頭打者に四球。しかし、後続を二ゴ2本と二飛で退けると、3回、4回はいずれも併殺打でピンチの芽を摘み取ることに成功。6階は西田のエラーで1死2,1塁のピンチを背負ったが、ここも要所を締める打たせて取るピッチングで、ゼロに抑えている。

終わってみれば6回1失点と十分にゲームメイクしたものの、打線の援護に恵まれずに今季4敗目。2011年からの交流戦連敗を7に伸ばすかたちになっている。

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石川にのらりくらりはぐらかされたイヌワシ打線



9回、打者32人、133球(1回当たり)、被安打4、被本塁打0、奪三振6、与四球2、失点0。

佐藤監督代行の談話「(石川の)低めを打つと、芯に当たらない。打たされている。(石川が)うまかったのかな。もう少し工夫してもよかった」

1点を追う7回裏、先頭・ジョーンズが四球出塁。嶋がバントで送ってこの試合2度目の1死2塁を演出した。バッターボックスは第1打席にヒットを放って8試合連続安打に伸ばした6月好調の松井稼。ボール先行3-0からの対決劇は本戦1つのキーポイントだったかもしれない。

3-1から外角低め誘い球に手を出してしまったところで勝負あり、解説・杉山賢人氏の見立てはそうだった。頷ける部分はある一方、付け加えると、第10球膝元誘い球の結果球の前、8球目、9球目はいずれも高め投球だったから、高低攻めでヤラれてしまったという見方もできる。

依然1点を追いかける8回裏1死、福山に代えてピンチヒッターでボウカーが起用されていた。NPB復帰後、左投手から打ったヒットは僅かに1本。サウスポーを苦手とするボウカーをわざわざ左腕の石川にぶつけたのは、仕方がなかったかもしれない。あの場面、一振りで試合を振り出しに戻してくれる力量を秘めた打者は、イーグルスのベンチサイドにはボウカーしかいなかった。

そのボウカーは2-2からの失投スライダーを打ち損じて遊飛に倒れている。

その他、AJも調子の悪さは変わらずなものの、聖澤の状態もかなり酷く、首脳陣の頭痛の種は尽きることがない。

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空中分解?

今日もこんばんわです~
負けた日に記事を書くのは大変ですね、案じます(汗)
しかしこの則本の記事を見てるとチーム内の状況が芳しくないようですね。なんか外から見てて、去年の田中が投げてる試合のように「絶対に負けないぞ!」っていう気迫が今年は見えません。淡々とやっているみたいです。こっちからしては非常に面白くありませんが。
 今日の試合で色々と気になったことがありました。一つ目が今日の解説で西田がただ相手の投げているボールを振っていると苦言を呈していましたが正にその通りで状況に応じたバッティングが出来ない事が西田が自分の殻を破れない原因なのかなと思いました。まあ、若いからそれがいいのかもしれませんがね(笑)
 二つ目に聖沢のバッティングの状態が酷すぎるのにスタメンで使った佐藤義則監督代行にも疑問が残りました。全体的に体の軸がブレブレでタイミングも合ってなく、2打席目のセカンドゴロなんかあれはプロがやるバッティングなんかじゃないです。それくらい酷い状態でした。
 三つ目にクルーズの投球を見てましたがストレートの球速が154キロ出ていたのにも関わらずテレビ越しで見てて全然速く感じませんでした。メジャーの成績も速球派の割りには奪三振率が低いのはかなり気になってました。正直コントロールがイマイチであるのに三振が奪えない、私はすぐにサンチェスを思い出したしました(笑)
 最後に楽天がまた新外国人を補強したらしいですね。名前はザック・ルッツ 主にサードを守っておりマイナー通算のISODが0.95と選球眼がいい中距離ヒッターのようです。現状、打線が弱いので彼の加入には賛成ですがこれで今年獲得した外国人6人と多く、しかも立花社長の話していた理念(大物外国人)とは真逆の選手であることから来年も新外国人を獲得するときの方針が変わりそうです。ただ今現在サードは松井稼が守っており、尚且つ銀次が復帰すれば当分稼頭央は代打の起用となるか西田と交互の起用になりそうですね。

 

Re: 空中分解?

沖縄尚学!さん

>去年の田中が投げてる試合のように「絶対に負けないぞ!」っていう気迫が今年は見えません。

田中の投げる試合、負けをつけるわけにはいかないという重圧を指摘する解説者も多くいましたが、
ところがさにあらず、ナインは自信に溢れていましたよね。

>二つ目に聖沢のバッティングの状態が酷すぎるのにスタメンで使った佐藤義則監督代行にも疑問が残りました。全体的に体の軸がブレブレでタイミングも合ってなく、2打席目のセカンドゴロなんかあれはプロがやるバッティングなんかじゃないです。それくらい酷い状態でした。

頭が痛いところですが、全く同感です。聖澤が状態の好不調が打席内の所作にすぐ表れるので分かりやすい。昨年もこのようなありえない光景を目にしたことがあります。今はどん底、やはり、聖澤も調子が上がらないまま見切りで1軍登録してしまったのがずっと尾を引いていると言えます(怪我復帰以降打率.128)
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