【試合評】 星野監督のタクトから覇気が感じられなかった交流戦開幕の黒星~2014年5月20日(火)●楽天イーグルス2-3DeNA

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星野仙一監督は本当に勝つつもりがあったのか?



交流戦前の41試合を終えて昨年の覇者イーグルスは末期的状況に立たされていた。

2009年・・・23勝18敗(貯金5)
2011年・・・17勝22敗2分(借金5)
2012年・・・21勝18敗2分(貯金3)
2013年・・・22勝19敗(貯金3)
2014年・・・17勝24敗(借金7)

こちらは一足先にfacebookページで紹介した開幕41試合終了時の年度別チーム成績である。17勝24敗は星野監督就任以降でワーストの成績、初のCS進出に湧いた2009年と比べてみても大きく後退しているのが今の現状である。

これ以上借金を膨らませるわけにはいかない中、交流戦開幕戦は切り替えて再出発を狙うには最適なゲームと言えた。

しかし、本戦、星野監督は本当に勝つ気があったのだろうか?

私が特に強くそう感じたシーンが2か所あった。それを説明していきたい。

先手はイーグルスが取った。先発・川井が立ち上がりを三者凡退で締めたその直後の1回裏、1番・岡島と3番・銀次の2本のシングルヒットと両者好走塁で1死3,2塁のかたちを作った楽天は、4番・AJのセカンドゴロの間に三走・岡島が先制のホームイン。楽天が5試合ぶりに先取点を獲得する。(楽1-0ロ)

しかし、3回表だった。14イニング連続無失点だった川井が1死から下位打線に捕まる。8番・靍岡の左前安打を起点にバント、四球で2死2塁、山崎、梶谷の短長連続タイムリーで2点を失い、逆転を許す。(楽1-2DeNA)

翌4回表にはブランコ、バルディリスの外国人勢に2本のツーベースを浴び、さらに1点を失った。(楽1-3DeNA)

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理解に苦しむ代打・後藤光尊



2点を追う展開で迎えた4回裏、イーグルスの攻撃。2死後、嶋、そして本戦1軍復帰した聖澤の国学院コンビがチャンスを作った。嶋がフルカウント勝負から高めに浮いた変化球を右打ち、一塁手ブランコの左横でバウンドが変わって右前に打球が抜けていくと、聖澤が球を見きわめて3-1から1塁に歩いて2,1塁、チャンスで9番・川井の打順に打席がまわってくるというシーンだった。

ここは当然、先発・川井に代打を送って勝負をかける場面である。

しかし、指揮官が送り出した代打は、よりによって自身の身長(175cm)より低い打率.167と不振に喘ぐ後藤だった。

星野監督は本当に勝つ気があるのだろうか?と疑問を抱かざるを得ないシーンになった。コボスタの場内アナウンスが後藤を告げた時、ガックリきたファンも多かったのではないか?

あの場面は右投手vs左打者にこだわることなく、例えば、もし凡退に倒れても希望の持てる西田を使うべきだったのではないか。とにかく、後藤という選択肢はありえない。仮にどうしても右vs左ということなら、不調時でも四球出塁ができ、逆方向にも打つことができる枡田のはずだ。

とにかく、後藤はノーサンキューだった。直近29打席で放ったヒットは僅かに1本。今季66打席に立ちながらいまだにフォアボール1個すら選ぶことができない悪球打ち。逆方向への打球が全体の24.4%しかなく、球を長く見ることをせずにひっぱりたいという欲望に駆られている鳴かず飛ばずのベテランを使っていては、平凡なファーストゴロに倒れるのは、目に見えていた。

この後打席がまわらないAJになぜ代走を送らないのか?



2つめのシーンは7回裏に松井稼のタイムリーツーベースで1点を返し、1点差に肉薄した8回裏の攻撃でのこと。この回からDeNAは三番手・ソーサがマウンド。先頭はAJというシーンだった。ここでAJが外角球をバットの先ながらもピッチャー返しで打ち返し、ショート右を抜けていく中前安打で出塁。同点の起点になりえる無死1塁を作ったという場面だった。

この場面はAJに代走を送るべきだった。終盤の8回、ここで追い着き追い越せなければ、イーグルスの勝利の確率はきわめて低くなることが容易に予想された。というのは、どのチームもリードした展開の最終回はそのチームで最も良いブルペン投手が登場してくるからであり、難作業が想像された。ここで点を取らなければならないのである。

AJに打席がまわってくることは延長戦にも入らない限りは無いと言えた。同点の走者AJに代えて、1塁を守ることのできる岩崎なり、今季2度盗塁企図して2度とも鮮やかに決めている西田なりをピンチランナーに送るべきだった。

結局、星野監督は策を講じることなく、ボウカー凡退、その後、松井稼が1塁に歩いて1死2,1塁で嶋のピッチャー返しが、ショート山崎の守備範囲で6-6-3のダブルプレーに倒れて凡退に倒れてしまった。

結果論で言えばAJに代走を送っても追い着くことはできなかったかもしれない。それでも、4番を御役御免にして代走を送ることで、チーム全体に指揮官がここで勝負をかけるという強い意志を伝えることができたはずだ。そうすれば、嶋の打撃もまた違った結果になったかもしれないし、1死2,1塁で2塁走者が鈍足のAJではなくAJより足の速い走者であれば、マウンド上のソーサにもプレッシャーをかけることができたはずなのだ。

試合後、星野監督は3回表1死1塁の川井のバント処理、投前に強く転がったバントを2塁送球で勝負すべきだったことを敗戦の1理由に挙げていた。確かにそれももっともな話なのだが、私には指揮官が自らの采配不如意を棚に上げているようにしか思えなかった。

6回終了時負けている試合の成績は1勝23敗に



これで5月月間成績は5勝9敗、チーム成績は17勝25敗、借金は今季最多の8。ゲーム差は1位・オリックスと10.5、2位・ソフトバンクと9.0、3位・日本ハムと5.0、4位・ロッテと2.5、6位・西武と2.0としている。

コボスタ戦績は7勝13敗、6回終了時負けている試合の戦績は1勝23敗、1点差試合は4勝5敗としている。

私はこの敗戦を受けて「連覇」の2文字を一旦封印したいと思う。とてもおこがましくて使う気になれないからだ。まずは勝率5割を当面の目標にして応援していきたい。

背番号23、攻守に存在感。福山、打者29人連続被安打ゼロ!



溶連菌感染症による高熱で1軍登録をはずれていた不動のセンターがようやく1ヵ月ぶりにチームに合流。8番・中堅で先発出場を果たしている。聖澤がいなかった1カ月間、センターでスタメン出場した選手の打撃成績は71打数14安打の打率.197と散々だった。

西村祐美さんのベンチリポートによると、聖澤本人いわく決して調子は良いわけではないという話だったが、本戦では左翼二、四球、四球、空三振の4打席3出塁。守備でも4回表無死2塁、筒香の右中間ポテンヒットコースをスライディングキャッチでグラブに収める好プレーを披露するなど、元気なところをみせてくれた。

背番号23の活躍は、初回岡島の好走塁、打者29人連続被安打ゼロとした福山の好投と合わせて、本戦で数少ない見せ場になっている。(福山が最後にヒットを打たれたのは4/27神戸でのオリックス戦、8回にT-岡田に中前へ弾き返されたのが最後。次の山本から間に1四球を挟むものの、打者29人連続でヒットを打たれていない!)

両軍のスタメン

横浜DeNA=1番・石川(二)、2番・山崎(遊)、3番・梶谷(右)、4番・ブランコ(一)、5番・筒香(左)、6番・バルディリス(三)、7番・金城(中)、8番・鶴岡(捕)、9番・久保(右投)

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・ボウカー(左)、6番・松井稼(遊)、7番・嶋(捕)、8番・聖澤(中)、9番・川井(左投)、

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ボブの季節はまだ終わっていない



4回、打者18人、61球(1回当たり15.25)、被安打6、被本塁打0、奪三振1、与四球2、失点3、自責点3。

初球18球・・・ストレート10、スライダー4、シンカー1、カーブ3
2ストライク以降8球・・・ストレート6、シンカー1、スライダー1

「調子自体はそんなに悪くはなかったんですが、勝負どころで粘ることができませんでした。(3回に)バント処理をファンブルしてしまって、二塁に投げられなかったことも悔やまれます」

2戦連続で素晴らしい好投を見せた川井だったが、3戦目の本戦、遂に捕まり、5回をもたずに降板することとなった。

やはり、川井本人も悔やんでいるように3回1死1塁で投手・久保のバントを2塁送球できなかった点が明暗を分けた。その後、ピンチで山崎に外角変化球を泳ぎ気味になりながらも巧打で左前へ運ばれると、続く梶谷には初球に投じたカーブを狙い打たれ、あわやスタンドインという右中間フェンス直撃弾になってしまった。

始まりがあれば終わりがあって例年、困ったときに良い仕事をするボブさんも、必ず1軍を去る時期が来る。しかし、打たれてしまったけど、今季はまだまだ2軍に送りかえしてしまうのは、もったいないと思う。

というのは、この試合でも真っすぐが素晴らしく良かったからだ。4回バルディリスにフルカウントから投じた内角ストレートを弾き返されてしまったけれど、本戦のストレート被打率は7打数1安打1三振の.143。1回の三者凡退は全て真っすぐを打たせてのポップフライ三重奏だったし、2回無死1塁では筒香に高め真っすぐで空振り三振を取ると、バルディリスからは外角低めのストレートを打たせて併殺打にも取ることができていた。

投球の軸となるべきストレートが今季素晴らしいのは、ウエイトトレーニングの量を増やしたことで、真っすぐの質が変わったことが大きいと伝えられている。酒井2軍投手コーチによると「明らかに球が重くなった。ズドンと球速以上に力強い感じ」ということで、この成果が今季の川井の好投を支えていた。

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久保の高速クイックに打者が戸惑った?



6回、打者27人、118球(1回当たり19.67)、被安打7、被本塁打0、奪三振4、与四球2、失点2、自責点2。

決して攻略できない相手ではなかったと思う。逆球も見受けられ、甘い球もそれなりにあって、制球はアバウト。特に序盤はボール先行する場面が目立った。

にもかかわらず、打ち崩せなかったのは、変化球の65.5%を低めに集められてしまったこと。走者を出してから11打数2安打と粘投の投球を許してしまったことだろう。

この粘投について解説・高橋雅裕さんがなるほどなあという解説をしていた。久保の高速クイックに打者がタイミングを合わせずらいというのだ。確かに久保の前に3の0に倒れたAJの打席などをみると、そう言えるかもしれない。

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No title

たしかに代打に後藤はありえませんでしたね。
個人的には枡田を1軍に戻すのも早すぎたと思います。。
左の代打でしたら、ある程度の数字を残している小斎なり、伊志嶺なりを準備しておけば後藤ほどの絶望感はなかったのではないでしょうか…。

私も代打後藤は無いと思いました。
枡田のときは、なぜ右の牧田じゃダメなのかと。結果論ですが、九回アレでしたから。
しかし今季、嶋の併殺打が多く感じられるのですが、例年と比較してどうなんでしょうか?
データがありましたら、何かの機会にブログに上げていただけませんか?

Re: No title

だほんさん

コメント有難うございます。

> たしかに代打に後藤はありえませんでしたね。

ガックリきました。結局、後藤にしては珍しいフルカウント勝負になったものの、フォアボールを選ぶということがないですから、希望の持てない代打策でした。

> 個人的には枡田を1軍に戻すのも早すぎたと思います。。

同感ですね。決して2軍で調子を上げてきたわけではないですし。聖澤の場合は、大きな怪我をしたとかスランプに見舞われて抹消されたとかではなかったのですが、枡田の場合は不振で2軍行きになったわけですしね。

> 左の代打でしたら、ある程度の数字を残している小斎なり、伊志嶺なりを準備しておけば後藤ほどの絶望感はなかったのではないでしょうか…。

だほんさんの末尾の「・・・」が如実に苦しい状況を表している気がします。そういう意味では島内と枡田の左打者が揃って同時期に不振に陥っている点が痛いですよねえ... (交流戦ということで1軍に呼んだ小山桂にどれほどの役割があるのか、2軍で右投手.273とそれなりに打っている伊志嶺を抹消してしまったのが裏目に出たとも言えそうです)

Re: タイトルなし


もぐたんさん

コメントありがとうございます。

> 私も代打後藤は無いと思いました。
> 枡田のときは、なぜ右の牧田じゃダメなのかと。結果論ですが、九回アレでしたから。

なんだか釈然としないベンチの采配でしたよね。

> しかし今季、嶋の併殺打が多く感じられるのですが、例年と比較してどうなんでしょうか?
> データがありましたら、何かの機会にブログに上げていただけませんか?

実際に多いですよ。

2013年・・・507打席、447打数、14併殺打
2014年・・・131打席、105打数、6併殺打

実際に併殺打が発生する1塁、2,1塁、3,1塁、満塁の打席数と併殺打の割合も確認しましたが、今年は多すぎです。右打ちの嶋ですが、今年は同状況で三ゴ併、遊ゴ併(昨日のような中前に抜けてもおかしくないようなショート右への打球ではなく、正面打球の6-4-3が多い)が多くなっており、この状況では右打ちができていません。相手バッテリーの配球がそうさせているのか?はちょっと分かりませんが。

このネタ、なぜ併殺打が多いのか?決定的な理由が見つかったら、ブログ記事にできればと思います。
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