【試合評】1番・岡島、2番・藤田、3番・銀次、枕を並べてノーヒットは今季初~2014年4月15日(火) ●楽天イーグルス1-4ソフトバンク

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三度目の正直はどこへいった?!



4/1オリックス戦は5回途中4失点、4/8日本ハム戦で5回5失点。昨年の日本シリーズでMVPに輝いた美馬は、シーズン入って期待を裏切るピッチングが相次いでいた。敵地ホークス2連戦の初戦となった本試合は、三度目の正直を見せる舞台になるはずだった。

しかし、5回途中7安打4四球3失点。立ち上がりの初回に2点を先制されると中盤の5回に追加点を奪われ、塁上に走者を残して西宮にバトンタッチする無念の降板となった。これで2敗目。

前日、美馬は報道陣に「ブルペンの状態はずっといい」と語ったという。降板後のコメントも「今日の調子自体は悪くなかったです。前回よりもずっと良かったと思います。ただ、やはり四球をあれだけ出してしまっては話しにならないです」と語っている。

調子は良いのに3試合連続で結果が出ない。このもどかしさが美馬本人、首脳陣、我々ファンを覆う何とも言えない敗戦になってしまった。

これでチーム成績は8勝8敗の五分。順位は日本ハムと並んで3位タイ。1位タイのホークスとオリックスとのゲーム差は2.5に広がっている。

(下記に続く)

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ユーキリス、左手の親指突き指で先発からはずれる



両軍のスタメン

心配されていた嶋がスタメン復帰。一方、ユーキリスが先発からはずれている。中継でのベンチリポートによると、4/11ロッテ戦で左手の親指を突き指。その後も試合には出ていたものの痛みが引かないため、今日になって病院に行ったとのこと。調べてみると2回角中のファーストへの当たりを身体を倒して止めた時に突き指してしまったのだろうか? 心配である。

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・後藤(三)、6番・松井稼(遊)、7番・枡田(左)、8番・嶋(捕)、9番・聖澤(中)、先発・美馬(右投)

ソフトバンク=1番・本多(二)、2番・今宮(遊)、3番・内川(左)、4番・李大浩(指)、5番・長谷川(右)、6番・松田(三)、7番・柳田(中)、8番・鶴岡(捕)、9番・中村(一)、先発・スタンンリッジ(右投)


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2番打者の巧打で始まったホークス4回戦



ヤフオクドームに乗り込んでのソフトバンク4回戦は、両軍2番打者の巧打で幕を開けている。

1回表、楽天は2番・藤田が魅せた。2-2からのスタンリッジ内角投球を逆方向へ巧打。弾き返した当たりはフライとなってショート後方に落ちようかというヒットコースだった。しかし、相手遊撃手・今宮の背走ジャンピングキャッチに遭い、遊飛。銀次も初球を打って三ゴに倒れ、イーグルスは初回の攻撃を三者凡退で終えていた。

その直後の1回裏のことだった。5試合連続安打中の2番・今宮が美馬の戦意を挫くような巧打をみせ、そこから美馬が崩れて2点を失った。

0-2と追い込んでからの外角低めで誘ったフォークボール。その落ち際を今宮に軽打で上手くひろわれ右前へ運ばれてしまう。ふらふらっとよろけた美馬に間髪入れず、内川が襲いかかってきた。内角シュートにバットを折りながらも左前へ運ぶシングルヒット。

1死2,1塁で4番・李大浩。ここで3-1とボール先行にさせてしまったのが、まず拙かった。ファウルを打たせた後のフルカウント勝負。続く5番は今季も好調、昨季は11打数5安打と美馬を打ちこんでいた長谷川が控えていた。ここで李大浩にフォアボールを与えるわけにもいかない。前門の虎、後門の狼という緊迫した状態で投じた145キロ速球の制球が狂ってしまった。甘く入ったところを中前へ弾き返され、先制打。

この後、長谷川四球で再び満塁になり、松田にセンター後方へ犠飛を打たれて、2失点。なおも、柳田にも四球で2死満塁、鶴岡にも粘られて6球目でようやく空振り三振に取ったものの、1回だけで31球を費やした美馬だった。(楽0-2ロ)

1、2回三者凡退に封じ込められた楽天は3回表、チャンスを作る。1死後、嶋がお得意の右打ちで右中間を割る二塁打でチャンスメイク。しかし、聖澤、岡島が凡退。得点ならず。

2回こそホークス打線を3人で終わらせた美馬だったが、3回以降、降板するまでの5回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい内容が続く。

3回裏は1死後、先制打の李大浩に初球、2球とカーブを続けた所を今度は左中間フェンス直撃二塁打をくらう。長谷川にはこの試合2個目のフォアボール。1死2,1塁で松田を併殺打に取り、辛くも難を逃れる。

4回裏、初めて先頭打者の出塁を許す。先頭・柳田の二遊間、ショートの右を襲った痛打が松井稼が差し出したグラブの下を射抜いて左中間へ。柳田の好走塁で一気に2塁に進まれ、ノーアウト2塁のピンチ。その後バントで送られ1死3塁、中村の二ゴ時に三走が本塁に突っ込むも、嶋の好ブロックで失点を許さない。

防戦一方になりながらも辛くもしのいできた美馬は、5回裏、遂に追加点を奪われてしまう。

2四球で貰ったチャンスに嶋が併殺打で凡退した直後のことだった。1死後、ホークスの強力クリーンアップが牙を剥いた。内川&李大浩の短長連打攻勢で3,2塁のピンチに立たされた美馬は、続く長谷川に左翼ポール際の深い所へ犠飛を打たれ、ソフトバンクに3点目が入る。(楽0-3ソ)

なおも、松田に粘られて四球を与え2死3,1塁、左の柳田を迎えた所で無念の降板となった。

二番手は西宮。美馬が残したピンチ、見事火消しに成功したものの、回またぎの6回裏のことだった。9番・中村に今季1号ソロ弾を献上。ソフトバンクに4点目が入る。(楽0-4ソ)

追いかける立場のイーグルスは、6回以降4イニング連続で先頭打者の出塁に成功。無死1塁という反撃の橋頭堡を作ったまでは良かったものの、ホークス内野陣の堅守に遭い、2本の併殺打でチャンスを潰してしまう。9回表1死3,2塁、銀次の三ゴ時に1点を返すのがようやっとという状況で、結局、1-4で敗れている。

備忘録として書いておくと、7回表、青山が自作自演で作ったノーアウト満塁のピンチをゼロでしのいだが、だから何だ?!って感じになってしまったのが寂しいところである。

試合のカギ1:初回の2失点



この試合、明暗分けたカギと言えるポイントは初回にあった。今季、楽天が田中不在でYJ砲がいまひとつ調子が上がらない中、勝率5割をキープできているのは、数多くの試合で序盤に先制点を奪い、味方先発陣は初回に失点をしてこなかったからだ。序盤の投打の噛み合わせの良さがイーグルスがここまでなんとか戦うことができている一要因になっている。

しかし、今日は美馬が初回に捕まり、4/2オリックス戦以来、今季チーム2度目の初回失点を喫してしまった。一方、打線は初回から飛ばしてきたスタンリッジの好投に後手後手を踏んでしまった。

試合のカギ2:6回無死1塁で岡島凡退



もう1つのカギは、初めてイニング先頭打者を出して無死1塁のかたちを作った6回表の攻撃だろう。

先頭・聖澤がスタンリッジから通算13打席目にしてヒットを放ち1塁へ出ると、打席は岡島。スタンリッジにコースいっぱいを攻められ、僅か3球で1-2と追い込まれてしまった岡島。しかし、そこからファウルで3度“らしい”粘りを見せていく。ここで岡島がどんなかたちであれ出塁に成功すれば無死2,1塁となり、絶好調の藤田に打席をまわすことができるというシーンだった。

しかし、1-2からの第7球に思ってもみなかったカーブを投じられ、体勢泳がされての空振り三振。残念なシーンになってしまった。9回は無死1塁、岡島がスタンリッジから四球を奪って無死2,1塁を起点に1点が入ったこと等から、6回のあの場面、岡島が活路を切り開いていたら、また違った結果になっていたかもしれない。

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3試合連続でゴロ率50%を切る美馬学



4回2/3、打者24人、84球(1回当たり18.00)、被安打7、奪三振3、与四球4、失点3、自責点3。

星野監督の美馬評「美馬は、コントロールがアバウト。それに尽きる。不用意だったな。よく3点に収まったよ」

指揮官のコメントに尽きる、そんな美馬だった。この日、84球を投げた美馬だったが、そのうち22.5%に当たる19球が完全なボール球になっていた。コースの際どい所を攻めたり、クサい所を誘ったりといった意図あるボール球ではなく、完全なボール球だ。そんなボール球に手を出してくれるのは、高めが大好きな松田ぐらいで、そのほとんどがそのままボールカウントになっていた。

結果、早めに追い込むことができずカウント構築にも苦労。こうなってしまうと相手は必然的に狙い球やコースを絞り易くなってしまう。

美馬自身は調子が良いと口にしているものの、やっぱり、どこかしら違和感が発生しているのだろう。何より懸念されるのは、好調の時はゴロを打たせて取る投球が持ち味の美馬が、ここまでゴロ率が5割を切ってしまっていることだ。

4/1オリックス戦38.5%
4/8日本ハム戦43.8%
4/15ソフトバンク戦25.0%

飛びすぎる使用球の影響では済まされない、もっと重大な狂いが発生していると言えるのでは?と思う。

前回降板後に「投球の基本のストレートをしっかり投げられるように修正していかないといけない」と語った美馬。しかし、この試合でも逆球が多いなど制球が悪く、シュート回転して甘く入ったところを打たれるなど、3本のヒットを許し、これでストレート被打率は.462としている。

早くも正念場。指揮官は先発ローテの入れ替えを決断するのか?それとも美馬に任せるのか?注目していきたい。

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今季初勝利のスタンリッジ、楽天自慢の左打者を封じる



8回1/3、打者29人、117球(1回当たり14.04)、被安打4、奪三振4、与四球4、失点1、自責点1。

今季のスタンリッジは対戦打者の左右で明暗分かれる投手成績を示していた。試合前時点での左右打者別の被打率は下記のとおり。

vs右打者.333、27打数9安打2本塁打
vs左打者.200、20打数4安打

左打者を.200に抑えているその傾向が、たまたまだったのか?あるいはフロックではなく実力なのか?という点に注目して観戦した。

結果は、楽天の左打者は20打数4安打の.200。まさに前評判どおりに抑えられてしまったのだ。特に1番・岡島、2番・藤田、3番・銀次の上位打線3人いずれもノーヒットに終わってしまったのが、痛い。(藤田は巧打が好守備に遭ったり、野手正面を突いたり不運な部分もあった) ユークの代役で5番に入った後藤も3打数1三振に倒れている。

1回から3回までは速球、スライダーを主軸に組み立てられ、4回以降はカーブ、チェンジアップを効果的に用いられ、狙い球が絞りにくくなったこともあったかもしれない。楽天打線の1試合4安打は今季最少タイの本数になっている。

▼左打者の内角に全体の30.1%、29球が集まっている。特にインコースに入るスライダーが厄介な球として機能していた。
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