【試合評】東北楽天24安打の球団新記録。則本初勝利試合以来の17得点の猛攻~2014年4月12日(土) ○楽天イーグルス17-10ロッテ

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4時間11分の打撃練習



「青い空に薄く白い雲が張り出してきました」。山田透アナの穏やかな実況で始まったロッテ3連戦の第2戦の中継だった。

球春日和に恵まれた千葉の青空で始まり、東京湾に夕日が沈むまでの4時間11分、3連敗中だったイヌワシ打線は実に良く打った。

9回裏2死1塁、嶋がお得意の右打ちで右翼線へ弾き返した二塁打が1試合24安打の球団新記録

奪った得点17点は則本プロ初勝利となった昨年4/5ロッテ戦以来の快挙となった。

QVCマリンフィールドで行われた試合は、ロッテ投手陣が打撃投手を務める楽天打者のフリーバッティングさながらの光景が繰り広げられていた。

今季2度目の先発全員安打で、猛打賞は岡島、藤田、銀次、途中出場の西田(はプロ初)、嶋の5人。マルチ安打は益田、聖澤の2人。終盤、守備固めで出場した西村にヒットが出ていれば、先発全員安打どころか、試合出場全員安打になるところだった。岡島はサイクルヒットにリーチをかける大活躍。残念ながら、8回表、中飛に倒れて達成を逃している。

ここで全24本のヒットについて細かく書いてしまうと時間がいくらあっても足りないので、24安打の記録表を掲載して、備忘録としたい。

(下記へ続く)

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■楽天イーグルス1試合24安打の球団新記録樹立
St=ストレート、Sh=シュート、Sl=スライダー、Sin=シンカー、Cur=カーブ
楽天イーグルス1試合24安打の球団新記録樹立

1イニング8得点は2009年9/21オリックス戦以来



楽天の各打者はストライクを取りにくる球を積極的に打って出た。追い込まれる前の対戦打率は28打数20安打の.714!

特にロッテ二番手の新人右腕・吉原は楽天打線を追い込むことができず、楽天打線は吉原に2ストライク目を取らせることを許さなかった。吉原と対戦した打者14人のうち、実に10人が2ストライクになる前に打席結果が出ている。その結果は10打数6安打の.600だった。

24安打17得点の大勝劇の中でも最大の見どころは、3回表だ。

2回裏、先発・塩見が新人・アジャ井上にプロ初本塁打を浴びると、これが相手打線に火を点けてしまったのか、その後、四球に3本の二塁打を絡められ、3点を失ってしまう。(楽0-3ロ)

3回表はその直後のイーグルスの攻撃回だった。この回は1番から始まる打者2巡目。1、2回ゼロに抑えられていたイヌワシ打線が1巡目で仕入れた本日の唐川の生きた情報を共有化し、打者12人を送り込み、長短8本のヒットを集めて唐川を攻略。火消しに出てきた二番手・吉原をも呑み込み、この回奪った得点は8点。ビッグイニングを作ったイーグルスが逆転に成功する。(楽8-3ロ)

1イニング8得点の快挙はいつ以来だろう?と思い、記録を遡って調べてみた。初Vの2013年、ない。2012年、見当たらない。2011年、ない。

時間がなく2010年より前は未調査なものの、Twitterのフォロワーさんが教えてくれた情報によると、2007年4/1フルスタでのオリックス戦○E10-1に1イニング8得点があったという。

そうだ。フェルナンデス、山崎武司が吉井理人から1イニング2本の満塁アベック弾を放ったあの試合である。ひょっとすると2007年のこの試合まで遡る快挙なのかもしれない。ちなみに、1イニング最多得点の球団記録は2005年4/13ソフトバンク戦の3回に上げた10得点となっている。

【4/13追記】

本エントリーをあげた後、読者の皆さんからTwitterやfacebook経由で情報提供を頂きました。誠に有難うございます!

1イニング8得点は2009年9/21Kスタでのオリックス戦○E9-2Bsの6回以来の快挙になります。このときは打者11人6安打1四球1死球1失策を集めました。

なお、1イニング8得点は2009年他に2試合あるといいます。5/1Kスタでのオリックス戦○E12-2Bsの3回、9/19Kスタでのロッテ戦○E10-4Mの6回です。前者は相手先発・中山慎也が楽天打線にフルボッコに遭い、当時の指揮官・岡田監督が懲罰続投させ、8回148球12失点の完投負けさせたという気の毒な試合でした。後者の相手先発は奇しくも本戦と同じ唐川でした。



3回のビッグイニングは先頭・岡島の今季1号ソロが大きかった。あれが一斉攻撃の合図だったのだと思う。

チームの連敗を打線が最高のかたちで止めてくれた。前日終了時に.262としていたチーム打率は一気に.285まで上昇。火曜日の日本ハム戦の20安打と合わせて、ビジターロードで楽天打線のバットは実に良く振れるようになってきている。

しかし、一方で手放しでは喜べないのも、これまた本音なのだ。寂しいことに先日明らかにされた統一球の違反球問題。両軍合わせて39安打が乱れ飛んだ本試合もやっぱり、昨年より反発係数が上がった影響なのだろう。このことを考えてしまうと、素直に純粋に喜ぶことができないのが心苦しい。

これで楽天はチーム成績を7勝7敗の五分に戻し、順位は日本ハムと並んで3位タイ。1位オリックスが敗れたためゲーム差は2.5に縮めている。ビジター戦績は5勝3敗。

(下記へ続く)

両軍のスタメン

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・ユーキリス(一)、6番・後藤(遊)、7番・枡田(左)、8番・嶋(捕)、9番・聖澤(中)、先発・塩見(左投)

ロッテ=1番・ハフマン(左)、2番・清田(中)、3番・井口(指)、4番・今江(三)、5番・角中(右)、6番・クルーズ(遊)、7番・井上(一)、8番・里崎(捕)、9番・鈴木(二)、先発・唐川(右投)


20140412DATA04.jpg
HANREI3.jpg

楽天投手陣も実に良く打たれた



もう1つ手放しで喜ぶことができない理由は、イヌワシ打線だけでなくロッテ打線も実に良く打ったからなのだ。先ほど両軍合計39安打と書いたとおり、ロッテも15安打10得点を上げていた。この試合の楽天投手陣vsロッテ打線の対戦被打率は40打数15安打の.375。4割近いアベレージで楽天投手陣もロッテ打線の打撃投手を務めていたのだった。

1番抜擢されたハフマンには2本の二塁打含む4安打2打点、クルーズ、井上、里崎にはマルチ安打を許している。

3回途中3失点でKOとなった先発・塩見以下、四番手・金刃、今季初登板となった五番手・武藤、六番手・斎藤がいずれもピリッとせず、6回2失点、7回4失点、8回1失点と6回以降に7点も失う事態に陥ってしまった。

特に残念なのは武藤だ。2年ぶりの1軍登板は、金刃が作った2死満塁のピンチの尻ぬぐい役という厳しいシチュエーションだったが、ここは抑えて欲しかった。キャンプからオープン戦、イースタンと好調を維持していただけに、ここはぜひとも抑えてアピールをして欲しかった。

しかし、ワイルドピッチで1点を失っている。回またぎの7回には先頭に四球を与えると、その後、本塁打1本、二塁打2本を打たれるなどして4点を失った。大変残念な結果になってしまっている。

3回途中でマウンドを降りた塩見の後を受け登板した小山のピッチングも本来のものではなかった。この件については、稿を改めたい。

20140412DATA05.jpg

塩見、役割果たせず・・・



2回2/3、打者18人、60球(1回当たり22.51)、被安打7、被本塁打1、奪三振1、与四球3、失点3、自責点3。

「先発投手の役割を全く果たせず悔しいし、情けないです。投球の内容以前に、あれだけ打ってくれた野手陣や後ろに出てくる投手の方々に申し訳ないです」

打線の大爆発に救われたものの、塩見のピッチングは不甲斐ないものばかりだった。QVC独特の風の影響もあったのだろう、立ち上がり、ボール先行の場面が多かった。

この日のストライク率は55.0%。初登板の3/29西武戦71.1%、前回の4/5ソフトバンク戦69.7%と比べると、かなり低かったことが確認できる。特に変化球のストライク率は40.0%しかなく有効に機能しなかった。奪った空振りも僅かに1個だけだったことがそれを物語っている。

昨日の則本と同様、今日の塩見も真っすぐが走っていなかったように感じる。過去2登板を終えての塩見のストレート被打率は.212と上々の数字を記録していた。しかし、この試合では10打数5安打2二塁打1本塁打の.500。

3/29西武戦137.7キロ、4/5ソフトバンク戦136.0キロを記録したストレート平均球速、この試合では134.0キロに止まっていた。このこともあり、ストレートにいつものノビがなく、高めに入ったストレートが長打の餌食になっていた。

両軍の多くの投手が実に良く打たれたことを考えると、この日のQVCマリンフィールドの環境の影響、パークファクターがいつも以上に多く投手、打者のパフォーマンスに影響を与えていたと見たほうが良いのかもしれない。

今季二桁が期待されている塩見の調子が落ちてきているなんて、考えたくないことである。塩見が不調なのではなく、パークファクターに足をひっぱられたのだと考えたい。でないとやってられない結果である。

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唐川が投げた67球に対し、空振りゼロのイヌワシ打線



2回1/3、打者17人、67球(1回当たり28.72)、被安打6、被本塁打1、与四球3、与死球1、失点7、自責点7。

空振りゼロ。こんなことは本当に珍しい。塩見が奪った空振りも1球だけだったことを考えると、序盤、投手には不利な風がホームプレート付近に渦巻いていたのかもしれない。例えば、投手の変化球のキレを削ぐ風が存在していた可能性を考える必要はありそうだ。

唐川が投げた67球に対し、全体の34.3%に当たる23球で楽天打線はバットを振っていった。そのうち打球を捉えてフィールド内に打ち返したのが、振りにいった23球の52.2%に当たる12球。ヒットになったのが6球。スイングしにいった26.1%がヒットになっていたことを意味する。このパーセンテージはきわめて高い。


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