【予想】で、結局何勝する?! 田中将大、メジャー1年目の2014年成績予測
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ヤンキースでの新挑戦がスタートする田中将大。で、結局、何勝するのだろうか?!
はやくもニューヨークでは「7年161億円は払いすぎ」「回収できない」「20勝してくれないと」といった声が上がりつつあるという。
色々選択肢があった中、あえて大変厳しい環境に飛び込んだ田中将大、今回はメジャー1年目の成績を予想してみたい。
■田中将大 NPB 年度別 投手成績
※球数はポストシーズン含まず。
まず最初に考えたのは、投球回になる。昨年はペナントレース212回+ポストシーズン29回で合計241イニング、球数は2981球+438球で合計3419球を投げマー君だった。いずれの数字も田中のキャリアの中で自己最多になっている。
上記成績表が示すように、2009年を起点に、田中の投球回は多い⇒少ない⇒多い⇒少ないの順を繰り返している。そのバイオリズムで考えると、今年は少ないシーズンに当たる。キャリアの中で2年連続200イニング超えを記録したことが1度もないことから、環境がガラリと変わるメジャー1年目で200回を投げる姿は、はっきり言って想像しづらいだろう。
WBCから日本一まで楽天を初Vに導いた昨年の疲労度が少なからず今年に悪影響を及ぼすとみて、ここでは26登板、1試合約6イニング投げると考えて、173回1/3とした。
メジャーで先発ローテーションを1年間守り抜くと30試合前半の登板数になるため、ここでは8試合ほど、期間にして約1カ月半、肩や肘に不安を訴えて投げることができない時期があるのでは?と推測した。
次に考えたのは、防御率だ。確実に言えるのは、NPB最終年の昨年より数字は必ず悪化する。このことである。
あのダルビッシュだって御多分に漏れなかった。田中が防御率1点台を記録したのは従来球より飛ばなくなった統一球導入後の3年間だったが、ダルビッシュは従来球で4年連続、統一球1年目を入れると5年連続で防御率1点台をマークしている。にも関わらず、メジャー1年目は防御率3.90という結果に終わっている。
このことを考えると、田中も防御率1点台の可能性はほぼゼロと言ってよい。2点台も考えづらいのでは?と思う。ダルのみならず、松坂、黒田、岩隈もメジャー1年目で防御率2点台を残すことはできなかったからだ。とすると、3点台以降に落ち着くのでは?と言えそうだ。
今回は便宜上3.32としている。ダルの1年目は3.90だった。岩隈は3.16、松坂は4.40である。ダルと松坂がメジャー屈指の打者有利球場を本拠地に、岩隈が逆に投手有利球場をホームにしていたことを考慮し、田中の数字を設定してみた。
もちろん、ヤンキースタジアムもヒッターズパークだが、アーリントンやフェンウェイパークほど極端ではないように感じる。そのため、3点台前半とした。投球回173回1/3、防御率3.32という数字に設定すると、自責点は64になる。プラスアルファして失点は69に設定してみた。
NPBのときと変わらない数字を残しそうなのが、奪三振率だろう。
田中と同じくスプリッターの使い手、岩隈はNPB最終年の6.81から7.25へと上昇させている。ダルも10.71から10.40と高いレベルを維持した。あのスプリットは間違いなく通用する。もちろん「しっかり制球できれば」の枕詞付きだけれど、最初は試行錯誤を重ねるかもしれないが、ほどなくアジャストしてくるはずだ。
何度も繰り返すが、メジャーではほとんど投げる投手がいないスプリットである。「Slugger」2014年2月号によると、昨年メジャーで投げられた全70万9916球のうち、スプリットの割合はわずかに1.5%だったという。メジャーの名だたる強打者ですら、滅多に体感できない軌道がスプリットと言えるのだ。しかも、田中のそれは高速で落差も大きい。レッドソックスのオルティズをも翻弄するはず。そのため、ここでは奪三振数155、奪三振率は7.77から8.03に上昇すると予想してみた。
逆に悪化が避けられないのは、与四球、被本塁打の数字になる。硬いマウンドに滑る使用球。あのダルも苦しみ、素晴らしい制球力を持つ岩隈ですら悩んだ。このことを考えると、田中も四苦八苦するだろうとみて、与四球率はNPB最終年の1.36から3.01に悪化するのでは?と想像した。そのため、与四球数は58になる。同様に、すっぽ抜けて打者に当ててしまうケースも増えるだろうということで、与死球数を5としている。
被本塁打も増えてしまうだろう。被本塁打率でダルが0.19から0.66へ、岩隈が0.45から1.22へ悪化させたことを考慮して、田中は0.25から0.88に悪化すると想定した。被本塁打数になおすと17本の一発をくらうことになる。アリーグ東地区は打者有利球場が多い。投手有利球場はレイズのトロピカーナフィールドだけなのでは?と考えているので、ダル1年目の14本より数本多いのでは?という予想だ。
1イニング当たりに許す走者数を見るWHIPは1.20前後だろうということで、ここでは1.22に。この数字に設定すると、被安打は152本になってくる。
で、結局、何勝するのか?だが、当ブログでは少し背伸びした感はあるものの、16勝8敗に設定してみた。
26登板で勝率.640は少し出来すぎの部類に入るだろうが、手堅くて13勝~良くて16勝の範囲内なのでは?と考えている。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。今オフ、どのような結果が待ち受けているだろうか? 秋になったら答え合わせをしてみたいと思っている。
最後に、ダルビッシュ、岩隈、黒田、松坂のNPB最終年とMLB1年目の成績を掲載したい。
【終】
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田中将大のメジャー1年目、2014年成績予測
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はやくもニューヨークでは「7年161億円は払いすぎ」「回収できない」「20勝してくれないと」といった声が上がりつつあるという。
色々選択肢があった中、あえて大変厳しい環境に飛び込んだ田中将大、今回はメジャー1年目の成績を予想してみたい。
■田中将大 NPB 年度別 投手成績
※球数はポストシーズン含まず。
現実的ではない2年連続200イニング超え
まず最初に考えたのは、投球回になる。昨年はペナントレース212回+ポストシーズン29回で合計241イニング、球数は2981球+438球で合計3419球を投げマー君だった。いずれの数字も田中のキャリアの中で自己最多になっている。
上記成績表が示すように、2009年を起点に、田中の投球回は多い⇒少ない⇒多い⇒少ないの順を繰り返している。そのバイオリズムで考えると、今年は少ないシーズンに当たる。キャリアの中で2年連続200イニング超えを記録したことが1度もないことから、環境がガラリと変わるメジャー1年目で200回を投げる姿は、はっきり言って想像しづらいだろう。
WBCから日本一まで楽天を初Vに導いた昨年の疲労度が少なからず今年に悪影響を及ぼすとみて、ここでは26登板、1試合約6イニング投げると考えて、173回1/3とした。
メジャーで先発ローテーションを1年間守り抜くと30試合前半の登板数になるため、ここでは8試合ほど、期間にして約1カ月半、肩や肘に不安を訴えて投げることができない時期があるのでは?と推測した。
ダルの前例を考えると、防御率は3点台、4点台なのでは?!
次に考えたのは、防御率だ。確実に言えるのは、NPB最終年の昨年より数字は必ず悪化する。このことである。
あのダルビッシュだって御多分に漏れなかった。田中が防御率1点台を記録したのは従来球より飛ばなくなった統一球導入後の3年間だったが、ダルビッシュは従来球で4年連続、統一球1年目を入れると5年連続で防御率1点台をマークしている。にも関わらず、メジャー1年目は防御率3.90という結果に終わっている。
このことを考えると、田中も防御率1点台の可能性はほぼゼロと言ってよい。2点台も考えづらいのでは?と思う。ダルのみならず、松坂、黒田、岩隈もメジャー1年目で防御率2点台を残すことはできなかったからだ。とすると、3点台以降に落ち着くのでは?と言えそうだ。
今回は便宜上3.32としている。ダルの1年目は3.90だった。岩隈は3.16、松坂は4.40である。ダルと松坂がメジャー屈指の打者有利球場を本拠地に、岩隈が逆に投手有利球場をホームにしていたことを考慮し、田中の数字を設定してみた。
もちろん、ヤンキースタジアムもヒッターズパークだが、アーリントンやフェンウェイパークほど極端ではないように感じる。そのため、3点台前半とした。投球回173回1/3、防御率3.32という数字に設定すると、自責点は64になる。プラスアルファして失点は69に設定してみた。
スプリットで並みいる強打者をキリキリ舞いに
NPBのときと変わらない数字を残しそうなのが、奪三振率だろう。
田中と同じくスプリッターの使い手、岩隈はNPB最終年の6.81から7.25へと上昇させている。ダルも10.71から10.40と高いレベルを維持した。あのスプリットは間違いなく通用する。もちろん「しっかり制球できれば」の枕詞付きだけれど、最初は試行錯誤を重ねるかもしれないが、ほどなくアジャストしてくるはずだ。
何度も繰り返すが、メジャーではほとんど投げる投手がいないスプリットである。「Slugger」2014年2月号によると、昨年メジャーで投げられた全70万9916球のうち、スプリットの割合はわずかに1.5%だったという。メジャーの名だたる強打者ですら、滅多に体感できない軌道がスプリットと言えるのだ。しかも、田中のそれは高速で落差も大きい。レッドソックスのオルティズをも翻弄するはず。そのため、ここでは奪三振数155、奪三振率は7.77から8.03に上昇すると予想してみた。
不可避な与四球率、被本塁打率の悪化。打者天国のアリーグ東地区
逆に悪化が避けられないのは、与四球、被本塁打の数字になる。硬いマウンドに滑る使用球。あのダルも苦しみ、素晴らしい制球力を持つ岩隈ですら悩んだ。このことを考えると、田中も四苦八苦するだろうとみて、与四球率はNPB最終年の1.36から3.01に悪化するのでは?と想像した。そのため、与四球数は58になる。同様に、すっぽ抜けて打者に当ててしまうケースも増えるだろうということで、与死球数を5としている。
被本塁打も増えてしまうだろう。被本塁打率でダルが0.19から0.66へ、岩隈が0.45から1.22へ悪化させたことを考慮して、田中は0.25から0.88に悪化すると想定した。被本塁打数になおすと17本の一発をくらうことになる。アリーグ東地区は打者有利球場が多い。投手有利球場はレイズのトロピカーナフィールドだけなのでは?と考えているので、ダル1年目の14本より数本多いのでは?という予想だ。
1イニング当たりに許す走者数を見るWHIPは1.20前後だろうということで、ここでは1.22に。この数字に設定すると、被安打は152本になってくる。
当ブログが予測するメジャー1年目の田中は16勝8敗
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