【試合評】立ち上がりモタモタするモタを完全攻略。東北楽天、アジアシリーズ2連勝──○楽天イーグルス6-3キャンベラ

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立ち上がりモタモタするモタを完全攻略。東北楽天、アジアシリーズ2連勝



アジアシリーズ2試合目。相手は豪州代表のキャンベラキャルバリー。キャンベラも台湾の義大を2-0で降して既に準決勝進出を決めており、この直接対決はB組の1位2位決定戦という位置づけとなった。

楽天のスタメンは下記のとおり。4番・中川大志は義大戦同様。スタメンマスクは4年目でいまだ1軍出場がない小関が抜擢されている。永井─小関の先発は今季ファームでは4/7日本ハム戦、8/13西武戦、8/24巨人戦の3試合で経験がある。

相手先発は右腕のクリス・モタ。昨年はメジャー、フィリーズ傘下のルーキーリーグでプレーし、12試合、57回2/3を投げて3勝3敗、防御率5.93という成績だった。

両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・岡島(右)、2番・阿部(二)、3番・銀次(三)、4番・中川(一)、5番・小斉(指)、6番・枡田(左)、7番・西田(遊)、8番・小関(捕)、9番・聖澤(中)、先発・永井(右投)

キャンベラ=1番・ベルティ(二)、2番・デニング(中)、3番・フローリー(遊)、4番・バーンズ(三)、5番・マーフィー(一)、6番・クラウズ(右)、7番・キャラウェー(左)、8番・R.パーキン(捕)、9番・オビツ(指)、先発・モタ(右投)

スタメン抜擢に応えた小関翔太の走者一掃先制二塁打



楽天はそのモタの立ち上がりを攻めた。1回表こそ三者凡退に倒れたものの、翌2回表、ボール先行でモタモタするモタから2安打1四球で作った無死満塁のチャンスを生かしての3点先制劇。翌3回表にも1点を追加したイーグルスは、序盤で4-0と大きなリードを奪うことに成功した。

2回表は4番中川から始まる攻撃だった。フルカウントから外角低めの投球を上手くひろう左前巧打で出塁すると、強風の影響もあったのだろう、制球を乱すモタから小斉がデッドボールを頂戴して無死2,1塁。ここで6番・枡田も畳みかけていく。0-2と追い込まれてはいたものの、矢のような鋭いヒットを右前へ浴びせかけ、ノーアウト満塁。楽天は絶好のビックチャンスを迎えていた。

西田空振り三振の1死後、この試合スタメン抜擢された小関が起用に応える見事な槍働きをみせていく。

高めに抜けてきた甘い変化球を心地よく振り抜いた当たりは、塁上の走者を綺麗に一掃していく左翼線ツーベース。楽天が幸先良く3点を先制する。調べてみたら走者一掃打は今季2軍でもなかったので今季初の大仕事と言えそうだ。(楽3-0キャ)

翌3回表、相変わらずモタはモタモタしていた。制球難は修正されず、先頭・阿部、銀次が2者連続四球で1塁に歩いて、この回も無死2,1塁のチャンスを作ることに成功。投手がR.バーキンに代わって4番・中川は5-4-3の併殺打に倒れたものの、阿部三進後2死3塁、小斉がセンター返し。横っ飛びショートの先を打球が抜けていくタイムリーヒットとなって、楽天に4点目が入った。(楽4-0キャ)

(下記へ続く)

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4回無失点の永井、5回にキャンベラ下位打線に捕まる...



一方、楽天の先発・永井は4回までゼロを並べる、この人らしい粘りの投球をみせていく。

初のピンチは2回裏だった。先頭4番バーンズに三遊間を破られた後、5番、6番をいずれもファウルを打たせて追い込むと5番には落ちる球、6番には縦割れのカーブで空振り三振に打ち取る。2死後、7番打者に低めの投球を看破されてフォアボールとなり2,1塁としたが、後続をセカンド正面イージーゴロに討ち取り、難を切り抜けた。

翌3回裏は1死後、盗塁を決められスコアリングポジションに走者を背負う展開になる。しかし、後続をいずれもこの日冴えをみせたカーブで凡退に追い込み、無失点。4回裏は先頭4番バーンズに再びシングルヒットを許したが、後続を併殺網にかけてピンチの芽を摘み取ることに成功。要所を締めるかたちで、4点援護の中、序盤4回無失点とゲームメイクのピッチングをみせてくれた。

打線はそんな永井の粘投に応えるべく、5回表、1点を追加した。2死から貰った小斉ストレートの四球を起点に、相手のワイルドピッチ、ライトフライ落球を絡めて1点を奪い、楽天に5点目が入っていく。(楽5-0キャ)

しかしだった。リードを5点に広げて中盤から終盤へと入っていこうかという直後の5回裏だった。ここまで持ち味を出す投球をしてきた永井が、1死後、キャンベラの下位打線に捕まってしまう。3連打を含む5本の長短打を集められ、3失点。打たれた球はいずれも高めに抜けて入る甘い投球だった。(楽5-3キャ)

長谷部、小山のシャットアウトリレーで逃げ切り勝利



2点差まで肉薄されたイーグルスだったが、6回以降、永井の後を受けた長谷部(6~8回)、小山(9回)のブルペンリレーが見事だった。相手の反撃を完全にシャットアウトする4イニング連続三者凡退劇。2人合わせて奪った12個のアウトのうち7個が三振、10個が内野アウトとキャンベラ打線をねじ伏せる。

イーグルスは6回7回と相手三番手ワイズの前に三者凡退に退けられてしまったが、8回、西田による左中間真っ二つのタイムリースリーベースで、盗塁で2塁に進んでいた代走・森山をホームに迎え入れて、貴重な6点目。(楽6-3キャ)

結局、楽天が6-3で逃げ切って、アジアシリーズ2連勝。B組1位通過を決めて、準決勝は11/19(火)、A組2位チームと対戦することとなっている。

中継によると、準決勝の先発が宮川、翌20日の決勝戦は戸村の先発が濃厚とされているようだ。則本、田中の両人は投げずにこのシリーズを終えることを強く願う次第。

持ち味は出した永井5回3失点のピッチング



両軍の投手成績

永井=5回、打者23人、96球(1イニング当たり19.20、1人当たり4.17)、被安打8、被本塁打0、奪三振6、与四球1、失点3、自責点3。

モタ=2回03、打者12人、49球(1イニング当たり、1人当たり)、被安打3、被本塁打0、奪三振3、与四死球3(四2死1)、失点4、自責点4。


永井は立ち上がり、国際試合特有のストライクゾーンに助けられた部分もあったと言えそうだ。1番・ベルティに投じた2球目のカーブなどアウトコース低めのボール臭かったがストライクを取ってもらうなど、外に広いジャッジの恩恵を受けていた。

ストレートは最速141キロ、平均138.5キロ。ストレートの被打率は11打数4安打2三振(いずれも見逃し)の.364だった。できれば平均で140キロを超えてきたいところである。2009年に永井が二桁を収めていたときのストレート被打率は2割前半だったことを覚えている。そこまでとは言わずとも、できれば2割半ばまで改善できれば、もっとピッチングが楽になるはずだ。

一方、当ブログ調査で28球を投じたカーブは、ブレーキも効いていて、全体的に低めにコントロールされており、上々の機能を発揮していた。

空振り・・・4 (空振り三振2含む)
見逃しストライク・・・6
2ストライク以降ファウル・・・2
ボールカウント・・・11 (四球1含む)
凡打・・・2 (内野ゴロ1、外野フライ1)
安打・・・1 (左翼線二塁打)

ブルペンから調子が良かったという永井は3失点劇の5回をこのように振り返っている。

「5回ですね。ストライクゾーンで勝負しようと思ってボールを集め過ぎました。連打だけは打たれないようにと思っていたので悔しいです」

責任投球回目前という状況が、永井にことさら意識させ、甘い投球をさせてしまったということなのだろうか。私が最も注意して観ている打者2球目ボール先行2-0カウント。一般的にその後の結果が打者有利・投手不利なのだ。この試合、永井は4回、2-0カウントにしてしまったものの、その後をしっかり凡打に討ち取ることができていた。それだけに5回1死後からの3失点劇は、もったいないなあ・・・というかたちになってしまった。

楽天で2年連続で二桁勝利を記録した投手は、岩隈、田中の他に、この永井しかいない。それだけに私は心のどこかで永井のローテ復活を願っているのだ。語弊を承知で言えば、岩隈、田中と比べたら、永井は三流投手である。打者をキリキリ舞いさせる鋭い変化球も、150キロに迫るスピードボールもない。両人と比べたら、そこまでの制球力もない。しかし、積み重ねた努力で2年連続二桁勝利を成し遂げることができたのだった。そんな背番号30の復活劇は、あともう一歩というところまで来ているように感じる。


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来年の長谷部

shibakawaさん

いつも楽しく読ませてもらっています。

このあとはトーナメントなので
運不運も左右されますが、最後の試合まで
みたいですよね。

ところで長谷部は今年はセットアッパーとして
存分な働きをしてくれたと思うのですが
小山の抜ける(かもしれない)来年は微妙ですね。
ざっぷすは金刃、宮川にセットアッパーを勤めてもらって
来シーズンは先発で頑張ってもらいたいと思っています。
問題は守護神ですよね。
斎藤さんは中6日セーブは計算してるんですが。

Re: 来年の長谷部

ざっぷすさん

> ところで長谷部は今年はセットアッパーとして
> 存分な働きをしてくれたと思うのですが
> 小山の抜ける(かもしれない)来年は微妙ですね。
> ざっぷすは金刃、宮川にセットアッパーを勤めてもらって
> 来シーズンは先発で頑張ってもらいたいと思っています。

小山も勤続疲労が見られますから、来季は小山を含めたスリーマウンテンズに頼らない新たなブルペン陣の戦力整備は必須ですよね。その点では、大竹の獲得に成功すれば、もしかするともしかして、コンバートの妙を成功させてきた指揮官ですから、則本、釜田といった活きの良い若武者どちらかを後ろ、または守護神にまわす仰天プランもあるのかな?と想像してます。(他に指揮官は新外国人投手2人は取りたいと発言していますよね)

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