〔試合評〕2011年6月30日(木)●楽天イーグルス1-3ソフトバンク。「Sounds of Ball Game」の意図を理解できない一部の残念なファン...

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10連戦の7試合目にあたったソフトバンク8回戦。

東北楽天イーグルスは前夜の逆転サヨナラ勝利の勢いを駆って、強敵ホークスとはいえ、ここは連勝といきたかった。

楽天の先発は前回不安要素を残したヒメネスであるものの、相手の先発も5/4の6回戦で黒星をつけさせた先発経験が浅い岩崎である。どのくらいの割合か?は判らないものの、杉内や和田、ホールトン、攝津といった面々と比べれば、岩崎のほうが楽天の勝利確率は上昇するはず、である。

ところが、結果はスコア1-3で敗戦。このカード1勝2敗の負け越しで終えてしまった。

これで、チーム成績は58試合24勝31敗3分、借金は再び7。対ソフトバンク戦は3勝6敗、6月月間成績は8勝11敗1分(借金3)で終え、楽天は最下位で7月に突入することとなる。

(下記へ続く)

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●楽天イーグルス1-3福岡ソフトバンクホークス〔9回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
ソフトバンク・・・1番・川崎(遊)、2番・本多(ニ)、3番・松中(左)、4番・小久保(一)、5番・カブレラ(指)、6番・松田(三)、7番・長谷川(中)、8番・福田(右)、9番・細川(捕)、先発・岩崎。

楽天・・・1番・鉄平(右)、2番・内村(遊)、3番・聖澤(中)、4番・ルイーズ(一)、5番・高須(ニ)、6番・岩村(三)、7番・ガルシア(指)、8番・牧田(左)、9番・嶋(捕)、先発・ヒメネス。


以下、アラカルト風に記す。

◎先発・ヒメネスの内容、ますます不安

初先発となった6/24西武戦では4回を投げて2失点も与四死球が6と無駄な出塁を許す光景が多く、大いなる不安を残したヒメネス。この日は与四死球は1だったものの、代わりに被安打が二桁11本にも達してしまい、(あるのか?わからないが)次回先発へさらに不安は増すばかりである。この試合を実況した矢野吉彦アナによると、昨年韓国球界でのヒメネスのWHIPは1.32だったという。WHIP1.20以下の数値が欲しいところなので、韓国で二桁勝利をあげたとはいえ、やはり走者を出す場面はそれなりに多かったと推測できる。そのため、これからもある程度の出塁は織り込み済みで考えていかなければならないと言えそうだ。

◎相手先発・岩崎、プロ2勝目

7回2/3、打者27人に対し97球を投げ、被安打は散発の3本、奪三振5、与死球2、1失点の内容でプロ2勝目。5回は不用意な2者連続死球でピンチを招いてしまったが、それ以外の場面では集中を切らすことなく終始テンポ良く投げ込むことができていた。立ち上がりの初回、鉄平に安打出塁を許して得点圏の危機を迎えるも、細川の助けを借りながら、聖澤、ルイーズをきっちり料理してみせた。聖澤は追い込んで外角高めの釣り球でバットを振らす。このゾーンは聖澤が好きなゾーンでつい手が出てしまうところ。この傾向をきっちり活かしているなと感じた。ルイーズは弱点であるアウトローの変化球で屠った。ストライク先行の組み立ても安定したピッチングに寄与した。対戦打者16人に対し3球目以内で2ストライクと追い込んだケースは、実に12人にのぼった。(1球目、2球目で打席結果が出た打者除く)

◎楽天の得点圏チャンスは1回と6回のみ。

ホークスの得点圏チャンスは3回4回6回7回の計4度、一方イーグルスは1回と6階の2度止まりであった。1回は先頭の鉄平が出塁するも、前述のように後続が弱点を攻められて凡退する(ここで今後も1番・鉄平で果たして良いのか?という疑問が再度アタマをもたげてしまう)。6回は好投を演じていた岩崎がふっとみせた緊張が緩んだ瞬間だったため、無死2,1塁からガルシア、牧田がいずれもフライを打ち上げ走者を進めることもできずに凡退に倒れてしまったのが痛かった。

6回は先頭の内村が安打出塁に成功、無死1塁の好機を掴むも、続く聖澤が併殺に倒れてしまい、また内村も足で仕掛けることもできずに、好機は潰えてしまった。俊足選手の並びで脅威なのは相手の「川崎─本多ライン」。このラインは長年組んでいるだけあって阿吽の呼吸で何でもできるが、楽天の「内村─聖澤ライン」は経験も浅いのでこれは今後の課題と言えそうだ。

◎点の取られ方が拙すぎた

6回のカブレラ適時打は致し方ないとしても、他2点はどうにか防げたのでは?とついつい思いたくなってしまうモノだった。

3回1死2塁での細川のニ遊間を破ろうかという当たりをショート・内川がダイビングキャッチで好捕したところまではファインプレーだった。ところがその後の1塁送球が大きく逸れる悪送球となり(1ヒット1エラー)、この間に2塁走者がホームを踏み、先制失点を許す。(楽0-1ソ)

楽1-2ソで1点を追う7回は1死3塁で細川にスクイズを許してしまう。(確かに投手がヒメネスだったため、細かい腹の探り合いはできなかったかもしれないがそれでも)無警戒だったのでは?と見えてしまう場面だっただけに、もったいない。

こういう点の取られ方を見てると、このカードの初戦のエントリにも書いたけれど、ホークスは勝利への選択肢、手法、方法論が豊富に揃っていると言え、改めて彼我の差を感じてしまう。

ちょうど今日、ノムさんの新著『野村の見立て』を読了したところだったが、ノムさんの星野監督評はかなり言い得て妙だった。「このチームは弱い」。ここまではノムさんも星野監督も口にしてきたフレーズである。しかし、星野監督は次の文が出てこないのに対し、ノムさんは「このチームは弱い。だから弱さを自覚して、実力の足りない部分を無形の力で補おう。それが弱者の戦法だ」となる。弱いからどうしていく?の部分が星野楽天には見えないという指摘だった。もっともと頷いてしまった。

◎サヨナラ勝利の次の試合は...

今季、楽天のサヨナラ勝利は4度ある。4/23日本ハム戦。5/21ヤクルト戦、5/28阪神戦、そして昨夜の6/29ソフトバンク戦だ。強いチームはこのサヨナラ勝利の流れを次の試合にも繋げてくるはずだ。しかし、楽天は翌日の試合の成績は4戦全敗である。これでは借金返済の道はなかなか開けてこない....

4/24日本ハム戦・・・楽3-5日
5/22中日戦・・・楽1-9中
5/29阪神戦・・・楽1-2阪
そして今日・・・楽1-3ソ

◎「Sounds of Ball Game」の意図を理解できない一部の残念なファン...

この日は応援団による鳴り物応援を止めて、MLBのように野球本来の音を、オフィシャルサイトの文言を借りれば「打球音やボールがミットに吸い込まれる音、選手の掛け声、スタジアムが一体となった歓声・・・」を存分に楽しんでみようという趣旨のゲームだった。

星野監督が提案したというこのプランは過去エントリにも書いたけれどぼくは賛成である。

こういう趣旨のゲームが年間10試合とか20試合とか増えるのなら、日本プロ野球文化で野球を楽しんできた僕は、むむむむ...としかめっ面をするところだが、1試合ぐらいなら良いではないの、ということ。応援スタイルは人それぞれだし、見方が変われば野球の楽しみ方もまた違ってくるかもしれず、新たな発見もあるかもしれない。だから、このプランは開幕前から楽しみにしていた。

ところが、楽天最大のチャンスとなった6回無死2,1塁のチャンス時に、アカペラでのベニーランドの応援が一部ファンによって行われた。通常時の鳴り物応援から鳴り物がなくなっただけの応援である。言いかえれば、鳴り物があれば他のゲームとなんら変わらない応援である。

この応援は(少なくとも中継映像を通してぼくが確認したところだと)牧田や嶋の打席でも見受けられ、また8回裏の中村や鉄平の時も起こった。そしてホークス攻撃時にもホークスファンが同様の応援をしているのを耳にした。

これが自然発生的に起こったのか?それとも一部のファンが主導して行われたのか?は中継映像では確認する術はない。

だが、どちらにせよ、正直、のどに魚の小骨がひっかかるような違和感を覚えた。「Sounds of Ball Game」の趣旨はそういうモノではないでしょ?ってことだ。従来通りの応援で野球観戦を楽しみたかったら、違う日に来場すればよいだけの話である。

釈然としない点は残るものの、一方で、こうも思う。仕方ないのだ、と。今まで僕らは応援団の鳴り物応援があって当たり前のプロ野球文化の中で野球観戦を楽しんできた。それが無い光景なんて、ほんと想定外で、いきなり鳴り物応援は無しだよと言われても、どう応援したらよいか、判らないのだとも。

最後に丁寧に書くと、ぼくは鳴り物応援や鳴り物をなしにしただけの応援を否定している訳ではない。しかし、郷に入れば郷に従えで、その趣旨を汲んだ観戦方法があったのでは?と思うのだ。【終】

■楽天・ヒメネスの配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110630DATA4.jpg
【球種別の投球成績】
20110630DATA6.jpg

■ソフトバンク・岩崎翔の配球図、球種割合
【配球図】
20110630DATA5.jpg
【球種別の投球成績】
20110630DATA7.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110630DATA2.jpg
20110630DATA3.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

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