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◎◎◎順位予想◎◎◎
【2013年プロ野球 パリーグ順位予想】 1位・ソフトバンク、2位・東北楽天、6位・オリックス
◎◎◎久米島キャンプ、紅白戦◎◎◎
ニコニコ動画で「垣間見」観賞する久米島キャンプ雑記INDEX
◎◎◎練習試合/オープン戦◎◎◎
2/17○E11-1T2/18○E8-0三星2/20○E5-3起亜2/21●E3-5起亜2/23●E3-4S2/24●E1-2G2/27○E4-2L2/28●E1-5斗山3/2●E3-4DeNA3/3○E6-3DeNA3/5●E0-2M3/6○E2-0L3/7○E2x-1L3/9○E7-1S3/10○E4-2S3/12●E1-2F3/13EvsF〔雨天ノーゲーム〕3/15●E0-1C3/16○E14-3C3/17○E5-2C3/19●E1-2S3/20○E3-1DeNA3/21○E5-4F(大谷二刀流デビュー)3/23●E2-6G3/24○E7-1G
◎◎◎オープン戦成績◎◎◎
聖澤諒西田哲朗銀次鉄平マギー小斉祐輔枡田慎太郎嶋基宏牧田明久島内宏明
◎◎◎ペナントレース◎◎◎
3/29●E1-7H〔開幕戦〕開幕戦の追加補足3/30○E3-1H3/31○E9-1H4/2○E8-2Bs4/4●E2-13Bs4/5○E17-5Bs4/6○E3-2M4/8●E2-11M4/9○E9-1F4/10●E0-64/11●E1-4F4/12○3E3-2L4/13●E0-6L4/14●E2-4L4/16●E5-6H4/17●E1-5H4/18○E9-2H4/19●E1-3M4/20●E3-6M4/21●E5-9M4/23○E9-3Bs4/25○E9-3Bs4/27○E9-2L4/28●E1-9L4/29●E4-8L5/1○E4-15/2●E1-9F5/3●E1-13F5/4○E4-1Bs〔天敵・金子から勝利〕5/5○E3-2Bs5/6○E10-3Bs5/8○E5-2F5/9○E6-2F5/10○E5-3M〔9回2死からの逆転劇〕5/12●E4-5xM〔今季初のサヨナラ負け〕

5/14○E7-3DeNA〔交流戦開幕〕5/15○E7-5DeNA5/17●E3-4xD〔代打・山崎武司サヨナラ打〕5/18●E2-7D



◎楽天が獲得したというアンドリュー・ジョーンズは日本で活躍できるのか?
◎闘将の右翼アンドリュー・ジョーンズ構想に疑問符。年度別外野成績&好プレー映像集
◎メジャー434本のスラッガーに寄せる楽天ファン揺れる胸の内、悲喜こもごも30の声
◎アンドリュー・ジョーンズはメジャー日本人投手を打ち砕いていたのか?!
◎外国人打者の来日1年目本塁打ランキング。ジョーンズはどこまで迫ることができるのか?!
◎昨年のグリーンモンスター越え特大ホームラン、Kスタならレフトフライ?!
◎2006~2012年 本塁打 飛距離データ。減った130m以上。増えてきた110m弾
◎WBCオランダ代表合流後のAJ動静。2/23練習試合で2安打!!
◎WBCオランダ代表のAJ、台湾連合チームから2013年第1号ホームラン!!
◎WBCオランダ代表のアンドリュー・ジョーンズ打撃成績まとめ
◎アリゾナでキャンプのオランダ代表。AJ、パドレス戦で元広島スタルツからホームラン!!
◎WBCの打撃データから浮かび上がったAJが抱える2つの懸念材料
◎他球団との対戦1巡目を終えて。ジョーンズ、マギーの現在地~~4/14終了時打撃データから


BLOGTOP2軍情報
◎◎◎春季教育リーグ成績◎◎◎
岡島豪郎高須洋介島井寛仁中川大志藤田一也柿澤貴裕、川口隼人、河田寿司、北川倫太郎 小山桂司、定岡卓摩、下妻貴寛、神保貴宏勧野甲輝、ポロ、山本大明、ララ美馬学
◎◎◎成績確認◎◎◎
2軍公式戦で明暗分かれた高卒新人左腕コンビ。森雄大と大塚尚仁の現在地
福山博之4/9現在の投手成績 (左右投手別、全打者の打席結果履歴)
中川大志、只今5試合連続安打中!~~4/10までの打撃成績を確認~~
仲澤広基 2013年 2軍 打撃成績 (試合日程別、左右投手別) ※4/22現在データ
島内宏明 2013年 2軍 打撃成績 (試合日程別、左右投手別、打球方向) ※4/23現在データ
岡島豪郎、2軍で出場9試合連続安打。打率.390!!~4/24終了時データ
土屋朋弘2軍投手成績(試合別、左右打者別、対戦打者ランク別)5/2データ
永井怜2軍 投手成績 (試合別、左右打者別、対戦打者ランク別)5/5データ
2軍で好投続く宮川将。2軍投手成績 (試合別、左右打者別、対戦打者ランク別)5/6データ
youtubeに新人選手6名のインタビューが公開されているぞ!
5/12○E8-3F 難航するハウザー先発転向プラン。正念場の川口隼人
5/14●E0-3M 好投戸村に待ち受けていた9回2死からの落とし穴





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当ブログ推薦の野球本:読書感想文INDEX
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書店を賑わす数多のプロ野球選手名鑑。その中から10冊買い込んで徹底比較しました。ポケットサイズの感想はコチラを、大判サイズの感想はコチラをクリックして下さい。

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BLOGTOPコラム
その他、2013年の主な記事INDEXはコチラをクリック(嶋基宏vs岡島豪郎。記録で診る両者の違い、久米島キャンプ雑記、犬鷲戦士達のWBC戦記録ほか)
◎イヌワシ打線の真の得点力。リーグ2位のチーム得点、1試合平均得点は砂上の楼閣?!
◎リーグ平均との比較で眺めてみる、楽天のポジション別OPS(4/30終了時データ)
◎円グラフで眺めてみる、楽天イーグルスが記録した10,000安打の内容
◎楽天イーグルス投手 2013年 1軍 2軍 対左打者 被出塁率 被打率
◎高須、大隣から記録した初回先制二塁打、左腕から実に107打席ぶりのタイムリーに!!
◎8名の犬鷲ファンが採点する、3/29開幕戦の楽天選手通信簿
◎2013年楽天イーグルス開幕1軍メンバーを考えてみた
◎初の“てっぺん”マジ狙う星野楽天3年目、ファン205人が選ぶ最も期待したい野手は?
◎3.11から2年。震災3年目 Twitter、ブログでの楽天選手メッセージまとめ
◎3時間半ルール撤廃・延長12回制の今季、最重要の救援投手力、楽天の現状は?!
◎WBCに出場する信州人選手がいた?! ブラジル代表・曲尾マイケ選手のルーツについて
◎【聖澤諒】打者に優しい盗塁。これぞ2012年パ盗塁王、本当の凄さだ!!
◎里崎智也が長年ロッテ正捕手に座るその理由──パリーグ05~12年チーム別暴投捕逸数
◎2012年楽天の進塁打率。アウトになっても走者を進める自己犠牲が出来た打者は誰?!
◎2012年楽天主な1軍打者球速145キロ以上速球の打撃成績
◎楽天イーグルス達成されそうな主な記録
◎2ストライク以降のアプローチから探る東北楽天打者「粘り」適性検査
◎楽天入りした斎藤隆、杜の都を沸かすことができるのか?!
◎2012年パリーグ。被二三塁打から診る球団別の外野守備力診断
◎初優勝を目指す星野体制3年目、楽天イーグルス2013年開幕スタメンを考える!!
◎外野縮小の新Kスタ。ホームランの他に「もう1つ」増えてしまいかねないモノとは?!
◎ストライクゾーン真中の打撃アプローチから診る、好球必打のイヌワシ戦士たち
◎2012年パリーグ打撃成績、年齢別平均OPS、年齢別平均打率
◎「年齢別」で楽天の現有戦力をチェックしてみる──投手捕手内野手外野手
◎Kスタ両翼縮小工事、楽天のホームランは何本増える?




2013年は、どれだけ中継観戦できるか不透明ですが、記録だけは必ず取っていきたいと思います。
◎◎記録集◎◎
岩隈久志vsダルビッシュ有。NPBで7度、メジャーで1度実現している通算対戦成績
◎◎動静まとめ◎◎
年明け~2/183/26すぽると!インタビュー
◎◎2012試合評◎◎
--オープン戦--
2/26MIL1回0失点3/2LAD2回1失点3/7KC3回0失点3/13KC4回2失点3/18OAK5回3失点3/23マイナー登板7回途中2失点3/28CHC4回3失点
--ペナントレース--
4/2OAK7回1失点〔初勝利〕4/7CWS8回3失点4/12TEX6回途中1失点〔対ダル/誕生日勝利〕4/18DET6回0失点〔バーランダーとの対戦〕4/24HOU5回3失点4/28LAA6回1失点5/4TOR7回1失点〔投打ガッチリ3勝目〕5/10OAK7回2失点〔4勝目〕5/15NYY7回2失点〔5勝目〕


⇒2012年試合評INDEXこちらにまとめました。

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テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

終盤8回以降、5点以上リードしている攻撃側の盗塁は是か非か?~~2012年パリーグ盗塁記録より




こんにちは。@eagleshibakawa です。

今回も時間がないため、ざっくりいきます。

去る5月17日、東京ドームでの巨人対西武戦で巨人・長野が試みた盗塁が話題を呼んでいるようです。

巨人が5点リードしていた終盤8回、安打出塁した長野が二盗を狙うそぶりをみせ、この行為に対し、阿部慎之助が長野に注意を与えたというのです。

詳しい記事を下記に引用しましたので、御参照下さい。


---引用開始---
「大量得点差の盗塁はNG? 野球界における暗黙の了解とは」
(Sports Watch)
http://news.livedoor.com/article/detail/7687050/
17日、東京ドームで行われたセ・パ交流戦=巨人×西武の一戦は、7-2で巨人が勝利を挙げた。

だが、一部の報道によると、巨人のチームリーダー・阿部慎之助は、この試合中、長野久義を叱ったという。理由は、5点の大量リードとなった8回裏、センターへのヒットで出塁した長野が盗塁を狙った場面に対し、「あの点差で走るのは相手に失礼」と、大量得点差における盗塁を咎めたというものだ。

野球界では、ルールにこそ定められていないものの、概ね5点以上の得点差で試合後半を迎えた場合、バントや盗塁を慎むといった幾つかの暗黙の了解があり、長野はこれを破ったとされる。一連の風習がどうのような経緯で生まれたものなのかは不明だが、これを破るとデッドボールによる報復を受けるケースもあるため、阿部が長野を叱ったのは、長野を守るため――という見方もある。

だが、常に全力プレーを望むファンにとっては受け入れ難いもの。この記事がネット掲示板上に取り上げられると、「暗黙の了解とかいうクソみたいな文化 10点差ならまだしも5点差ならええやろ」「むしろ100点差が付いてもやるべき」「手を抜くほうが失礼というのは幼稚な考えなのだろうか」「こういう暗黙の了解が山ほどあるのが野球で気に入らんところだわ」「アメリカの方が厳しいでこういうのって」「真剣勝負しないほうが紳士じゃないし失礼と思うわ」といった野球界独特の風習に疑問の声を寄せるユーザが散見された。
---引用終了---



この場面、確かにプロ野球では「好ましくない行為」とされています。負けているチームが盗塁を試みるならいざ知らず、大量点差でリードしているチームによる盗塁作戦ですから、敗者に鞭打つ眉をひそめる行為とされています。

阿部は「常に紳士たれ」の巨人軍主将(ですよね?自信なし)ですから、模範たれ!という意味合いもあったでしょう。捕手ですから対戦相手の捕手心理も、よくわかっていたことと思います。そういった諸々が重なって、長野に注意を与えたということなのでしょう。

ですが、これ、絶対にしてはならない禁止行為なのでしょうか?

もちろん、野球規則にはそんなルールは載っていません。

当ブログは今年の年初に2012年パリーグの試合で試みられた全937の盗塁記録を調べたことがありました。そのデータを用いてみましょう。

2012年パリーグの試合で、攻撃側が5点以上リードしている終盤8回以降、攻撃側走者による盗塁は、はたして何回あったのか?


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■2012年パリーグ 終盤8回以降、5点以上リードした攻撃側による盗塁作戦
※成否の網掛け箇所はその後の本塁生還を表す



937企図のうち、同状況で試みられた盗塁作戦は11企図を数えました。パーセンテージにすれば僅か1.2%という値ですが、全く記録がないというわけでもなく、11個の盗塁作戦がありました。

この状況での盗塁が「ダメ!ゼッタイに!」という“厳しい暗黙の了解”だったとしたら、その後、盗塁を試みた走者は手痛い報復を受けることになるはず。そう、仕返しのデッドボールです。

直後の試合のデッドボールの有無を調べてみました。11人の走者のうち直後の試合で死球を頂戴したのは、5/2楽天対西武戦で盗塁した牧田明久ただ1人だけでした。直後の試合、西武・小石からデッドボールを貰っています。

しかし、これも詳細をみていくと、必ずしも盗塁したわけでもなく、必ずしも当てようとして当てたわけではないことが分かるのです。

というのは、5/2楽天対西武戦での牧田の二盗失敗は三振ゲッツーだったのです。1死1塁、ガルシアの打席時、カウントは3-2を迎えていました。ラストとなった第7球でスタートを切った牧田ですが、ガルシアが見逃し三振。牧田も2塁で盗塁死という三振ゲッツーでした。この時の牧田のスタートはいわゆる単独スチールによる盗塁作戦ではなく、フルカウントになっていたがための自動エンドランだったでしょう。

翌5/3の4回1死走者なし、牧田は小石から死球をぶつけられてしまいます。しかし、これは単なるすっぽ抜けだと思います。というのは、もし本当に報復死球なら、最初の1球か2球で実施されることでしょう。このときはフルカウントからの投球でした。そこまで手の込んだ報復死球はしないはずです。

同状況での盗塁企図は11個を数えましたが、中には牧田のように自動エンドランで三振ゲッツーのものもあるはずです。事実、自動エンドランかどうかは不明なものの、三振ゲッツーで3アウト攻守交代となったケースは、牧田の他にも5/25阪神対ソフトバンク戦での阪神・柴田や9/24ロッテ対オリックス戦のロッテ・根元のケースも該当します。

また、そんな状況はおかまいなく、自身の生き残りのために盗塁をしかけた走者もいます。6/17広島・木村と7/16ロッテ・早坂はいずれも代走として起用されてからの二盗企図でした。この場合、代走としての目に見えた結果が欲しいところ。試合の点差がどうのとか言っていられる余裕はない状況に置かれている選手達です。

5点以上の終盤8回以降に攻撃側走者が、大した事情もなく本当に盗塁企図した事例は、前述の2ケースを除くと6回と言えそうで、やはり野球界では、好ましくないこととされていることが数字上からも浮かび上がってきました。

さて、話を元に戻して。先日の長野の例はどうだったのか? どうやら長野には長野なりの目標があって盗塁を狙ったようです。

下記は5/17早朝配信のスポーツ報知の記事です。一部を引用します。


---引用開始----
「長野、盗塁狙うぜ!交流戦は走りまくる」
(スポーツ報知 2013年5月17日06時02分)
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20130516-OHT1T00210.htm
巨人の長野久義外野手(28)が16日、交流戦での盗塁数アップを目標に掲げた。プロ1年目の10年から昨年まで12、19、20と年々、増えているが、今季はここまでわずか1盗塁。「パ・リーグはクイックがうまい投手が多いですが、チャンスがあったら走っていきたいです」と1番打者としての自覚を見せた。
---引用終了---



確かに、私も状況によっては敗者に鞭打つようなプレーは、観ていて気持ちの良くないと思うときも、実際にあったります。ただ、ルール違反ではないですし、目くじらをを立てて批難するのはどうなのかな?と思います。【終】



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◎◎◎関連記事◎◎◎
【記録】2012年パリーグ。投手別の盗塁記録を公開。多くの盗塁を許した投手、走者に走らせなかった投手ランキング
【記録】2012年パリーグ。投手別の牽制死を公開。走者を最も多く牽制で刺した投手は?!

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テーマ : プロ野球
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【記録】 ホットゾーンを調査せよ!~~楽天イーグルス 鉄平 2013年 ゾーン・コース打率 (5/19データ)







おはようございます。鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている@eagleshibakawa です。

先日、聖澤、ジョーンズ、マギー、松井、嶋、藤田の6選手のゾーン・コース打率を確認してみましたが、鉄平が100打席を超えたということで、今朝は鉄平のゾーン・コース打率を簡単にチェックしてみたいと思います。

その前に、鉄平の現在地を、リーグ平均打率との比較で確認。





5/10ロッテ戦から5/17中日戦まで5試合連続安打をマーク。5/15DeNA戦では技ありバントヒットを含む今季2度目の3安打猛打賞。多くのファンが完全復活を望む中、いよいよエンジンが温まってきたかな?というところでしたが、昨日は4の0に終わった鉄平。今季ここまでの打率は.244を記録しています。

この.244という数字は、パッと見、かんばしくないなあというイメージになりますが、もっと正確に把握するには、リーグ平均打率と比較してみるのが最適になります。

そこで、鉄平の打率とリーグ平均打率の年度別推移を折れ線グラフにまとめてみました。上記グラフを参照。

統一球が導入されてリーグ平均打率が1割9分下落し、その傾向は2年目の昨年も変わらずという状況が続きました。しかし3年目の今シーズンはいよいよ打者の復権も始まっており、それは前年から8分上げたリーグ平均打率にもみてとることができるのです。

そんな中、鉄平選手は今のところ下げてしまっています。昨年ようやく平均レベルの打率まで回復をみせましたが、今季は再びリーグ平均と水をあけられてしまっているかたちになります。

もちろん、サンプル(打数)がまだ少ないですから、少しでも固め打ちの試合がある等すれば、一気に率は上がっていきますので、まだまだ悲観するような話でもなく、あくまでもここまでの話ということになります。

ということでリーグ平均との差異を確認した上で、下記にて本題に入っていきます。


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■楽天イーグルス 鉄平 2013年 ゾーンコース打率
101打席、86打数21安打、10三振1本塁打
※2013年5/18終了時データ



打ちにいっている頻度は少ないものの、今季はここまでインコース打率が11打数4安打の打率.364と上々の数字をみせています。

インコースでも内角高めでは5の0に終わっていますが、内角中段、内角低め(青線で囲ったゾーン)でそれぞれ2本のヒットを記録。ここまでで唯一のホームランも膝元のコースで生まれています。

内角打ちは鉄平の打撃の好不調を見る1つのバロメーターになってきますから、今後この数字がどのように推移していくか?注意して観戦していきたいと思います。

一方、心配される点は真中のコースで結果が出ていないこと。赤線で囲ったゾーン、真中、真中低めで率が低迷。合計30打数5安打の.167という数字になっています。

真中は数多くの打者が安打量産するホットゾーンですから、ここで打てないようだと少々つらい。しかし、安打か凡打かその結果に関わらず、良い当たりかどうか?を見るWH率をチェックしてみると、.250とまずまずの数字に。芯で捉えた痛烈なライナーが野手正面を突いたりする等のケースも多かったようで、飛んだコースにも恵まれなかったと言えそうです。

次に、ざっくりと球種別の打率も確認してみます。

対戦投手が最も多く投げてくる球種といえば、1にストレート、2にスライダー。だいたいこの2球種で球種割合の6割ぐらいを占めるイメージになります。打者からすれば、ストレートとスライダーを打っていかなければ、話になりません。

鉄平のここまでのストレート打率は.152、スライダーは.227。この低さに少し眉をひそめてしまうのです。う~~む・・・


今季はスタメンで起用されたり、代走や守備で途中出場も多かったり、常時出続けるということは難しい厳しい立場でスタートしました。

5/3日本ハム戦で、羽村亜美さんのに今の状態は?という取材に対し、鉄平は「今の状態、10試合以上出続けていかないと自分の状態が4どうのと言えないので」と答えたそう。やはり、出続けていかないと自分のリズムを作っていくことが難しいのでしょう。

そんな状況下、転機が訪れています。4/24に右翼レギュラーの牧田選手が左手首痛で戦線離脱。以降、右翼レギュラーとして鉄平の出場が増えていきました。牧田選手抹消以降18試合で、鉄平のスタメン起用は15試合。

10試合以上出続けることができているチャンスがようやく巡ってきていますから、この恵まれた期間で、打撃のリズムを整え、調子を上げていってほしいと切に願っています。

というわけで、ざっくりとですが、鉄平のゾーン・コース打率などを振り返ってみました。

【終】



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◎◎◎関連記事◎◎◎
打率3割の完全復活はあるか?! 犬鷲ファン61人が予想する、楽天・鉄平の今季成績予想
【記録】楽天イーグルス 鉄平 2013年 オープン戦 打撃成績(左右投手別含む)、打球方向
【記録】 ホットゾーンを調査せよ!~~楽天イーグルス主要打者2013年ゾーン・コース打率。聖澤、ジョーンズ、マギー、松井、嶋、藤田 (5/6データ)

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【試合評】 2013年5月18日(土) ●楽天イーグルス2-7中日。序盤の拙攻が終盤の大きなツケに。楽天、ナゴヤドーム7連敗






序盤の拙攻が、終盤大きなツケとなってやってきた

楽天の先発は則本。ここまで3勝の新人右腕にとって、名古屋は準地元と報じられていた。母校・三重中京大はナゴヤドームから車で1時間ほどの距離だと言う。今日は地元・滋賀や母校から関係者も数多く観戦に訪れていたはずで、そんな中でのプロ8度目の先発は、序盤から相当飛ばしていることを伺わせるのには十分の快投だった。

立ち上がりの初回、大島、荒木の1、2番コンビを高め速球で粉砕。球威勝ちとなる内野ポップフライに討ち取った。3番・クラークには147キロ速球を打ち返され、左翼フェンスぎりぎりまで飛ばされたが失速。あわや・・・というより、クラークのパワーを則本の球威が勝っていたことを証明するシーンとなった。

先頭打者をエラー出塁(マギー)させた2回には、ヒット2本を集められ1点を失っていた(小田の右前適時打で楽1-1中)。しかし、1点は与えたものの恐竜打線を6回2安打1失点に抑え込む好内容。

新人の好投に報いたい楽天打線は初回、立ち上がりのブラッドリーを攻めて1点を先制する。

2番・銀次が右前安打で出塁に成功すると、3番・聖澤がレフトオーバーの先制二塁打。1塁から銀次が悠々ホームインし、楽天のスコアボードに1点が点灯する。

幸先良く1点を奪取、なおも1死2塁のチャンスで打席は4番・ジョーンズ、5番・マギーにまわってくる。胸熱の場面になったが、いずれも内野ゴロに倒れ2点目が入らない。

2回、則本が小田に同点打を許して1-1の同点。その直後の3回表だった楽天は絶好の得点機を迎えていた。

中日サイドからすれば、味方が同点に追いついた直後のイニングだ。しっかりゼロで締めていきたい場面だった。しかも、この回は投手の則本から始まる楽天の攻撃なのだ。ところが、竜先発ブラッドリーが追い込んでからストライクが入らず、則本は四球。

この降って湧いたようなチャンスを活かすべく、銀次、聖澤の2、3番コンビが連打で攻め立てていく。

塁上は全て埋まって1死満塁、バッターボックスにはジョーンズという絶好のシチュエーションを迎えていた。ところが、AJ砲は不発。4-6-3のセカンド併殺打に倒れ、一気に好機消滅させてしまう。

翌4回にも連打で無死2,1塁を作ったが、島内から始まる下位打線が凡退。ちょうど投手の打席もまわってくるという巡り合わせの悪さもあって、ホームが遠い。(2回も最初に出塁した走者が則本ということで、他選手ならホーム突入を狙うところを3塁止まりになってしまった。ここにも巡り合わせの悪さを感じてしまう)

スコア1-1の均衡をようやく破ることができたのは、5回のこと。

1死3,1塁で打席は得点圏で三度AJ。ここは左翼へ飛距離十分の犠牲フライを放ち、楽天が勝ち越しに成功する。(楽2-1中)

だが、結局はこの2点しか取れなかったのだ。

1点勝ち越した後も、得点機は何度か巡ってくる。7回は1死2塁から銀次がセンター返し。2塁から松井が果敢に本塁突入を狙ったが、センター・大島の好返球に捕手・小田の好ブロックもあり、あえなく憤死。8回は1安打1四球1暴投で作った1死3,2塁で、島内が前進守備のショート正面ゴロ、鉄平は左翼ライン際のフライアウト。5試合連続安打中の鉄平と、交流戦開幕5/14DeNA戦では4安打を放ってみせた島内、最近調子を上げてきた両人が今日は得点圏で合計4の0とブレーキ役になってしまった。

防戦一方におわれた恐竜投手陣を最後に押し切ることができなかったイヌワシ打線の拙攻が、7回裏以降の「悲劇」の序章を、知らずの間に演じていたという皮肉な展開となった。

7回裏、中日の攻撃。先頭はルナ。「(マークするのは)ルナ。打撃がハンパないんで、抑えたいです」。前日このようにルナ封じを誓っていた則本だったが、センターへ弾き返され19試合連続安打を許してしまう。

すると、その直後に「悲劇」は起きてしまう。

5番・和田を追い込んで、1-2からの勝負球が高めに甘く入った。この失投をバット一閃され、左翼席へライナーが突き刺さる逆転2ラン。(楽2-3中)

8回にもルナに4失点目の適時打を浴びると、再び和田に左翼席へ打球を運ばれるダメ押しの3ランを被弾。(楽2-7中)

もし序盤に打線がまとまった得点ができていたら、和田に一発を浴びても、なんともなかったに違いない。点が取れない中で7回和田に2ランを浴びた。則本を8回も続投させたのは、1点勝ち越されたとはいえ和田の一振り以外は素晴らしい投球をみせていたからだった。

首脳陣は8回も則本でゼロに抑え、9回先頭でまわる則本の打席時に代打を送るという青写真を描いていたはずだ。ここまでの好投と9回の打順のことも相まって続投判断に至ったわけだが、もしまとまった得点でリードしていたら、ベンチはまた違った青写真を用意することができたかもしれない。

今日の敗戦はひとえに序盤の好機にたたみかけることができなかった、この1点に尽きてしまう。

これでチーム成績は39試合20勝19敗の貯金1。順位は3位変わらず。ゲーム差は1位・ロッテと2.5、2位・西武と2.0、4位・ソフトバンクと2.0、最下位・日本ハムと5.5。交流戦成績は4試合2勝2敗(6位)、5月月間成績は14試合9勝5敗、ビジター戦績は22試合11勝11敗、デーゲーム戦績は17試合7勝10敗となっている。

中日戦の通算成績は38試合16勝21敗1分。ナゴヤドームでは2010年5/24の敗戦を起点にこれで7連敗となってしまった。6月にはKスタで高木竜を迎え討つ星野楽天だが、もし2試合のうち1試合でも敗れてしまうと、星野監督就任以降3年連続ドラゴンズ戦の負け越しが決定してしまう。それだけはなんとかして阻止してもらいたい。


両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・松井(遊)、2番・銀次(二)、3番・聖澤(中)、4番・ジョーンズ(一)、5番・マギー(三)、6番・嶋(捕)、7番・島内(左)、8番・鉄平(右)、9番・則本(右投)

中日=1番・大島(中)、2番・荒木(二)、3番・クラーク(一)、4番・ルナ(三)、5番・和田(左)、6番・井端(遊)、7番・平田(右)、8番・小田(捕)、9番・ブラッドリー(右投)



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アンドリュー・ジョーンズ、今季初の併殺打

1-1の同点で迎えた5回、レフト犠牲フライという最低限の仕事でようやく4番の働きをしたAJだったが、悔やまれるのは3回1死満塁でまわってきた第2打席だった。内角を攻められた直後のアウトコースのスライダーを打って、4-6-3の併殺網にかかってしまう。胸熱の場面が一気に萎んでしまう残念なシーンとなった。

実はこの併殺打、ジョーンズの来日初の併殺打になっている。

既にお気づきの読者の皆さんもいらっしゃるかもしれないが、今季ここまでイーグルスが西武に次ぐリーグ2位の得点を叩き出している背景の1つには、チーム併殺打の少なさもあるはずだ。その数は昨日終了時点で20本。最少がソフトバンクの19本で、それに続く少なさとなっていた。4/21の時点ではリーグ最少本数だった。

なぜ楽天の併殺打が少ないのか?と言えば、AJとマギー、両外国人の併殺打が少ないからだと言える。ここまでAJはゼロ、マギーは僅かに1本なのだ。

アンドリュー・ジョーンズは164打席目にして初の併殺打を記録したことになる。今日は残念なバッティングになったが、別の見方をすれば、ここまで1本もゲッツーを打っていなかったことに、新鮮な驚きを感じてしまう。これもAJの意識の高さ、打撃技術の成せる業なのではないだろうか。 (ちなみにメジャーでは8664打席で192併殺打、45.13打席に1本の併殺打を記録している)

併殺打が記録されるシーンは、無死または1死で、走者1塁、2,1塁、3,1塁、満塁のときである。この他の状況でも生まれることはあるのかもしれないが、それは物凄く稀なケースで、大半がこの状況で生まれている。

試合前時点で、上記状況のAJの打撃成績を調べてみた。20打席あった。(無死または1死満塁の打席はなし)

実は同状況での打率は17打数4安打の.235とかんばしくない。AJお得意の1塁へのお散歩も4/9日本ハム戦の1つのみで三振や凡退が多いのだ。しかし凡打に倒れた7本の当たりはいずれもフライアウトで、そのうち6本が外野飛球という点が興味深い。凡打に倒れたとはいえ、一気にアウトを2つ失う可能性が高いゴロではなく、失うアウトは1個で済み、後続のマギーに打席をまわすことができるフライアウトを打っているのだ。


■無死または1死で、走者1塁、2,1塁、3,1塁、満塁のときのジョーンズ打撃成績
※2013年5/17終了時



銀次、今季チーム2人目の1試合4安打

スタメン出場は5/10ロッテ戦以来。2番スタメンは4/28西武戦以来、かなりのお久しぶりである。打撃で遅れを取った今季は、交流戦に入りAJが一塁を守ることでスタメンをはずれるケースが多かった。

今日の先発起用は昨夜の代打の代打2ランでつかんだチャンスなのだろう。そのチャンスを鷲づかみにする1試合4安打。本来ならこんなところで足踏みをしているはずではない天性の好打者が、ようやく昇り龍への足がかりをつかんだ。そう評したくなる見事な槍働きだった。1試合4安打は5/14日本ハム戦で島内が記録して以来、チーム2人目の快挙である。

2番打者の大きな役割に、1番打者が凡退に倒れた後リードオフの代役を務めるという仕事がある。この仕事を2度みせ、得点に絡むパフォーマンスをみせてくれた。

まずは1回だ。先頭の松井が凡退した後、セカンドオーバーの当たりで出塁に成功。続く聖澤の二塁打で一気に先制のホームを駆け抜けている。

2打席目は3回無死1塁。1塁は四球で歩いた則本だ。前述したように中日サイドからすれば、出してはいけない打者を出してしまった場面だった。銀次の三遊間を破る左前安打が、さらに敵軍を追い詰めていくことになる。結局、AJのゲッツーで得点は入らなかったものの、その後の満塁の好機につなげる一打は、中日サイドを大いに苦しめたはずだ。

第3打席は5回。この回も先頭・松井が凡退に倒れていた。一二塁間を割る一撃で出塁に成功すると、聖澤の右前安打で一気に3進。直後のAJ犠牲フライで勝ち越しのホームを踏んでいる。4打席目は7回1死2塁で2塁から松井をホームへ呼び込むセンター返し(ここは相手の好守で松井が本塁憤死)

3番・聖澤、後援会の皆さんが見守る中、今季初の猛打賞

2番・銀次も元気なら、3番・聖澤も元気を見せた。ここ2試合ノーヒットできていた聖澤が、銀次の勢いに乗っかったと評する方もいるのかもしれない。残念ながら、私はその意見は、あまり正しくないように考えている。

この試合は聖澤にとって何が何でも奮起しなければならないゲームだったからだ。

というのは、この試合、聖澤の後援会主催による今季初の応援ツアーが組まれていたのだ。地元長野の後援会30名の皆さんが早朝8時に千曲市をバスで発ち、長野インターチェンジ、小牧ジャンクションを経て春日井インターチェンジで高速道を降り、12時50分頃にナゴヤドームに到着されていた。当然このことは聖澤本人も知っていたはずだ。

後援会の皆さんは、初回から聖澤の美味しい場面を堪能することができた。試合は楽天が敗れたものの、今季初の3安打猛打賞の好活躍に大いに舌鼓を打ったはずで、後援会の末席を汚す私も、ホッと胸をなでおろしている。


■楽天 則本昴大 球種別 投球詳細
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ストレートの平均球速は今季最速

8回、打者33人、113球(1回当たり、1人当たり)、被安打7、被本塁打2、奪三振6、与四球2、失点7、自責点6。

みごとなストレートだった。この試合のストレートの平均球速は146.5キロを計測。この数字はここまでの中で最多となった。それほどストレートが序盤から走っていた。もちろん、意識的に序盤から飛ばしていたということも影響しているのだろう。

当ブログ調査では則本のここまでのプロ最速は4/19ロッテ戦の4回井口の4球目に計測した151キロだったが、この試合は150キロ越えを8球、最速タイの151キロを3球出している。

最速151キロの対にあった最遅球は104キロのスローカーブ。8回2死3,1塁でルナの初球、空振りを奪ったカーブで記録していた。このカーブは8球。あまり投げなかったが、アクセントとしては上々の機能をみせていた。特に追い込んでからのカーブが決まった。5球投げたが、そのうち4球で空振り三振、1球で内野ゴロに。

毎年イーグルス戦で打率3割を打つ和田一浩

惜しむらくは和田に浴びた2本のホームランか。それにしても、和田は楽天戦で良く打つイメージがある。楽天の中日戦サヨナラ負け3試合のうち2試合は和田の一振りによるものだったし、それに今日の2発だ。

気になったので、楽天戦での和田の年度別打撃成績を調べてみた。2006年以降の数字だ。通算では.333。11本のホームランを楽天投手陣から記録している。年度別で眺めてみても、全てのシーズンで3割越え、毎シーズンで長打を放っている。

6/2、6/3と今度は仙台にドラゴンズを迎え討つが、和田には要警戒していきたいところだ。


■和田一浩 楽天戦で年度別打撃成績



■中日 ブラッドリー 球種別 投球詳細
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5回、打者23人、83球(1回当たり16.6、1人当たり3.61)、被安打8、奪三振2、与四球1、失点2、自責点2。

打ち崩せる雰囲気が充満していた相手先発ブラッドリーだったが、終わってみれば5回2失点。クオリティスタートには届かなかったものの、責任投球回数を投げての2失点は、中日サイドからすれば及第点と言えそうだ。

5回2失点の仕事ができた理由は、楽天打線の拙攻に尽きるわけだが、もう1つ、四球で崩れなかったことも大きい。球数の約2/3が目安とされるストライク率は、63.9%。まずまずの数字と言えそうだ。

ストライクゾーンの中で、ストライク先行で、ということは意識していたのかもしれない。極端なボール先行という場面は見当たらなかった。例えば、2球でボールボールとして2-0となってしまう打席は23人の打者と対峙し、5回1死1塁の聖澤の打席時、僅か1人だけだった。

決して制球が安定していた訳ではなかったが、イヌワシ打線がそれなりのカウント構築をさせてしまった点も大きいのかな?と感じる。平石1軍打撃コーチ補佐の指示はファーストストライクから打ちにいくようにということだったようだが、もっと球を見ていく場面も必要だったのかもしれない。

【終】



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《則本の前回登板試合》
【試合評】 2013年5月10日(金) ○楽天イーグルス5-3ロッテ。9回2死から幕を開けた奇跡の逆転劇。連勝街道は6へ
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【試合評】 2013年5月17日(金) ●楽天イーグルス3-4X中日。「絶対に打ってやろうと思いました」。執念を見せた永遠の狗鷲大砲、自身7度目のサヨナラ打








9回1死3,2塁、剣が峰のナゴヤドーム

ナゴヤドームは、剣が峰を迎えていた。

9回表、マウンド上は青山。7回表に代打の代打、銀次の逆転2ランで1点を勝ち越した楽天は、逃げ切り戦略に入っていた。8回をラズナーでしのぐと、最終回はこの人が終止符を打ち、交流戦3連勝を飾るはずだった。

ところがだ。今夜のハイライトはここからだった。

青山が谷繁、井端に連打を浴び、無死2,1塁のピンチ。代打・藤井に送りバントを決められ、1死3,2塁。三走(は代走・岩崎恭)の生還を許せば試合は振り出しに、二走にホームを踏まれればサヨナラ負けという場面だった。

9番・投手の三瀬に代わって代打コールされたのは、永遠の狗鷲大砲、山崎武司。

1塁は空いていた。山崎を歩かせ、大島との勝負を選択するプランもあったはずだが、楽天ベンチはバッテリーに勝負を指示する。

カウント1-0からの2球目、結果球は山崎武司の内角を突くシュートだった。

お立ち台で「普段は打てないんですけどね」と山崎自身も認める青山の投球。

しかし、プロ27年目のベテラン打者は古巣との対決に、ひときわ燃えていた。

「絶対に打ってやろうと思いました」

「情けないです。あそこまで打たれたのだから、(投げた球は)多分、中です」

青山の敗戦の弁にあるように、インコースを狙った投球が少し中に入ってしまったか。

振り抜いた当たりは、サードのマギー上空をライナーで越え、左翼線を切り裂く一撃に。転々と転がった打球はフェンスに到達。走者2名が悠々生還。自身7度目のサヨナラ打は、楽天ファンに山崎武司健在なり!をアピールする一打となった。

これでチーム成績は38試合20勝18敗の貯金2。ゲーム差は1位・ロッテと2.5、2位・西武と2.0、3位・ソフトバンクと2.0、最下位・日本ハムと5.5となった。

5月月間成績は13試合9勝4敗、交流戦は3試合2勝1敗、21試合11勝10敗、1点差ゲーム6試合3勝3敗、相手先発左投手14試合5勝9敗としている。

両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・松井(遊)、2番・藤田(二)、3番・聖澤(中)、4番・ジョーンズ(一)、5番・マギー(三)、6番・嶋(捕)、7番・島内(左)、8番・鉄平(右)、9番・美馬(右投)

中日=1番・大島(中)、2番・荒木(二)、3番・クラーク(一)、4番・ルナ(三)、5番・和田(左)、6番・谷繁(捕)、7番・井端(遊)、8番・平田(右)、9番・大野(左投)



■中日戦 全試合履歴


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楽天ベンチはなぜあの場面で勝負にいったのか?

9回1死3,2塁、代打は山崎武司の状況である。あの場面、楽天のベンチは敬遠策ではなかった。勝負せよ!と伝えたのか、クサい所を攻めてカウントを悪くしたら歩かせてもよいという指示だったのかは、外から見ている分には知ることができない。しかし、どちらにせよ、敬遠策ではなかったことは、はっきりしているのだ。

それにしても、なぜあの場面で敬遠策を取らなかったのだろう?  

私には指揮官が少なからず意固地になっていたのでは?と思えてならない。約1年7カ月前、自らの手で山崎に「引導」を渡したあの決断が正しかったことを、ナゴヤの地で、勝敗を分ける場面で証明してみせたかったのでは?と思えてならないのだ。

もう1度、状況を整理してみよう。サヨナラの走者が既に2塁にいる状況だった。山崎を歩かせて1塁を埋めたとしても、ピンチの度合いは変わらなかったはずだ。かえって、塁が埋まることで、どの塁でも封殺を取ることができ、守りやすくなるメリットがあった。

塁を埋めて守っていれば、次打者・大島を併殺網にかけてゲームセットという状況も考えられた。日本スポーツ企画出版社『2013プロ野球オール写真選手名鑑』によると、大島はセリーグを代表するゴロ打ち打者である。全打球に占めるゴロの割合、昨年のリーグ平均47.7%に対し、大島の値は57.8%を示していた。ゴロを打たせる配球や投球に徹しなくても、高い確率でゴロを打ってくれそうな「期待のできる打者」だったのだ。

山崎武司、自身7度目のサヨナラタイムリー

この人に打たれたとあっては、仕方がない。いや、1年でも1試合でも多く現役を続けてもらいたい立場から言えば、かえって朗報かもしれない。

プロ27年目45歳シーズンを迎える今季は、ラストイヤーになるのでは?と、半ば観念していた。

というのも、オープン戦でも打率が低迷、シーズン入ってからもなかなか結果が出ず、4/8に7打数1安打の.143で早々に登録抹消となっていたからだ。

交流戦に照準を合わせるため下でコンディション調整をおこなうと報道されていたが、このまま1軍昇格もなくシーズンを終えてしまう可能性もあるのでは?と大変心配していた。

下記に2軍での試合別打撃成績を調べてみた。2軍でのスタメン起用が増えていった4月下旬以降、ヒットが出る試合が増えているのが確認できる。交流戦に合わせてしっかり調整をしていたのだ。

下で身体を3キロ絞ってきたという山崎は、交流戦前の5/12に再び1軍登録。

すると直後の5/14日本ハム戦、さっそくバットでチームの勝利に貢献。右翼フェンス直撃の値千金の同点打はセリーグ最年長三塁打となり、試合後、お立ち台にも登った。

そして、今夜のサヨナラ劇だ。イーグルスの試合で、あの饒舌な山崎節を再び聞くことができたのも、朗報となった。


■中日 山崎武司 2軍 試合別 打撃成績
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青山浩二、2度あることは3度ある...

一方、打たれた青山が心配だ。これで抑え失敗は4/6ソフトバンク戦、5/12ロッテ戦に続く今季3度目。3登板連続2失点。今後の抑えを含めた青山の起用をどうするのか?に注目が集まりそうだが、どうやら指揮官は青山に任せるようだ。

星野監督「クローザーが(犠打をのぞけば)1アウトも取れない。野球を分かっていない。(青山は3試合連続失点だが)他にいない」

青山が立ち直ってくれることを信じつつも、万が一というときには、ラズナーを抑えに戻せばよいのでは?と思っているため、クローザーについては、あまり心配していない。

それにしても、中日戦でのサヨナラ負けは楽天球団史上これで3度目となったが、はからずも3試合全て青山が敗戦投手となっている.... (←Twitterのフォロワーさんに教えていただきました)

2009年5/28●E1-2XD・・・1-1の同点で迎えた延長10回、2死走者なしから和田に右翼席へサヨナラホームラン
2012年6/8●E2-3XD・・・9回1死2塁から和田に左中間へ逆転のサヨナラ2ラン
2013年5/17●E3-4XD・・・9回1死3,2塁から山崎に逆転の2点サヨナラ打


■楽天 美馬学 球種別 投球詳細
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美馬、獲得アウト18個中、14個をゴロで取る!

6回、打者25人、90球(1回当たり15.00、1人当たり3.60)、被安打6、被本塁打1、奪三振1、与四死球(四3死1)、失点2、自責点2。

クラークに浴びた2ランが、いやはやなんとももったいない被弾になってしまったな・・・ そう思う一方、ピンチがありつつも6回2失点だから、先発投手として求められた仕事はしっかりこなすことができたと言える。

要所を、持ち味である併殺打を3本打たせてしのぐことができた点も大きかった。

獲得アウト18個中、併殺含む14個をゴロで奪っていた点もさることながら、打たれたシングルヒット3本は全てゴロとなっており、ゴロを打たせて取っていくという合格点の投球はできていたのでは?とみる。


■中日 大野雄大 球種別 投球詳細
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イヌワシ打線、制球難の大野の荒れ球が手を焼いた?!

6回、打者23人、100球(1回当たり16.67、1人当たり4.35)、被安打2、奪三振3、与四球4、失点1、自責点1。

一方、立ち上がりから制球がままならず、早い段階で攻略可能なのでは?と思われたのが、中日の先発・大野である。とにかく変化球でストライクが取れないという場面が序盤目立った。

だが、終わってみれば6回2安打止まり。浅いカウントから積極的に打っていくべきか? ボール球も多かった投球をみきわめ四球出塁も視野に入れるのか? この狭間でどっちつかずになってしまったフシは高そうだ。



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【試合評】 2013年5月14日(火) ○楽天イーグルス7-3横浜DeNA AJ、ハマの番長が投じた唯一の失投を仕留める!!
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2012年パ球団別得点内訳
2012年パ球団別失点内訳
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楽天イーグルスファンのブログ、他球団ファンのブログなど。野球に関係するブログやホームページの相互リンク募集中です。御希望の方は御連絡下さい。
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野球の観方が変わる劇的な1冊

弱小球団オークランドアスレチックスの奇跡。野球で挫折した男ビリー・ビーンが野球で栄光を掴む成功物語。現在、僕にとっての座右の書。考える野球がお好きな方、未読でしたら是非!ブラッド・ピットがビーン役で主役を演じる映画も2011年公開された。
セイバーメトリクス入門書に最適

08年出版。スポーツ紙のどこにも書いてない、セイバーメトリクスを筆頭とする様々な切り口・視点でのチーム分析は、参考になる部分が多々。今なおひっくり返して確認することがしょっちゅう。
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今まで実現不可能だった対談が実現!
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セイバーメトリクスファン必携!
facebook「いいね!」ランキング

facebookで「いいね!」を押して頂いた数が多い人気エントリ・ランキングです。10個以上対象。(2012年12/31現在)
◎34個:2012.11.8、惜別:中村真人。杜の都を沸かせた稀代のトリックスター
◎30個:2012.10.14、聖澤諒の通算盗塁成績
◎30個:2012.12.16、聖沢、長野から世界へ。ニッカン号外発行
◎24個:2012.10.18、犬鷲通信簿2012─聖澤諒87点。生え抜き野手初の1億円へ
◎21個:2011.9.29、聖澤諒が成し遂げた「NPB史上12人目」の快挙とは?
◎16個:2012.12.28、聖澤xオリ金子・信州人トークショー2012
◎16個:2012.11.6、惜別:草野大輔。天才が挑んだ三十路からのプロ人生
◎16個:2011.12.13、2012年度新入団選手発表会見、質疑応答・文字おこし
◎13個:2011.6.1、田中将大「高卒5年通算50勝」大記録達成&50勝までの道程
◎13個:2011.10.8、聖澤「年間50盗塁」達成!&50盗塁までの道
◎12個:2012.11.2、2012年パリーグ、投手別の併殺打記録
◎12個:2012.10.19、星野楽天3年目への課題。走塁ミス。昨年との比較
◎11個:2012.7.19、球宴で勉強不足のアナが青山を無紹介
◎11個:2012.11.9、2012パ盗塁王が振り返るベストプレーセレクション
◎11個:2012.12.9、高い期待がかかるドラフト5位・島井寛仁
◎11個:2012.12.29、ブログ納め、年間記事TOP20&PV発表
◎10個:2012.10.11、惜別:有銘兼久。私の中ではスーパーリリーフサウスポー
◎10個:2012.11.6、西田哲朗2012年2軍打撃成績詳細
◎10個:2012.10.27、書評:セイバーメトリクス・マガジン1
◎10個:2012.10.25、2012ドラフトまとめ:1位=森雄大
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